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奇跡のビザ発行人~杉原千畝~
第2次世界大戦開戦後、ユダヤ人排斥を掲げるナチス・ドイツに
追われ人々はドイツ勢力圏を脱し、安全な国への脱出を必死に
なって試みた。
バルト海に面す小国リトアニアにもドイツ、ポーランドから逃れた
ユダヤ人がたくさんいたが、そのリトアニアにもナチス・ドイツは押し
寄せ、リトアニアのユダヤ人脱出可能ルートはソ連からシベリア鉄道
を通り、日本経由での脱出ルートしかなかった。
この脱出ルートには日本通過を認めるビザが必要であった。
リトアニア領事代理・杉原千畝はこれらユダヤ人にビザを発給
すべく外務省に何度も掛け合ったが、ドイツとの三国同盟を結ん
でいた関係上、外交的配慮から返事は 「 NO ! 」。
そこで杉原千畝は独断でビザを発給することを決断。
リトアニアはその直後、ソ連が併合、外務省からは領事館の
撤収命令。
杉原千畝はベルリン行きの列車が出る瞬間までビザ発給を続け、
6000人ものユダヤ人の命を救った。
ナチス・ドイツの強力な戦力に 恐れをなした 人々や、「キリストを
ありもしない罪人として告発したユダの行為を嫌うキリスト教徒とし
ての 心情 だけに執心して見過ごそうとした欧米人が多い中で、杉
原外交官のこの毅然とした、咄嗟の判断は、ユダヤ人からは救世
主のごとき「人類愛」の振る舞いととらえられ、死んだ今でも感謝が
絶えないのである。
バルト海に残る伝説 として忘れてはならない 日本人 である。
イソップやアンデルセンよりすごい 本物の話 だと思う。
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