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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Nov 9, 2013
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「奴雁」という耳慣れない言葉を聞いた。

小生には、雁に奴隷でもいるかと錯覚した。

辞書を調べると、文字を逆さにしたのがあった

・・・

「雁奴」:夜、砂州で休んでいる雁の群れの周囲で

人や獣の接近を見張っている雁。転じて、見張り役。

奴雁。

[補説]「奴雁」としたのは福沢諭吉という説があるが、

真偽不詳

・・・

福沢諭吉翁の引用であり、「学者は庶民が日常生活に

勤しんでいる間に、世の中に起こっていることを分析・吟味

して、世に警告を与えねばならない」

ということのようである。

また、competition を翻訳するに際して、現在の「競争」

という言葉を当てると、「争う」に注目が集まり、

日本の昔からの「協調」「和」の精神にそぐわないとして、

公式な翻訳から外された、という。

あまりに、協調の精神を追い求めると、談合になり、

囲い込みがなされて、適正な競争が行われなくなる。

囲い込みを解き放ち、新しい風を入れないと、産業の

発展は望めない。

最善を求めることは、良いように思えるが、そこに直ぐに


到達することは現実には難しく、計画は途中で頓挫するのを

歴史(ソビエトなど)が証明している。

では、部分的な極大値を求めるとすると、部分的極大値に

達したと思っても、また、さらに高い極大値を求めない

といけないし、そこに行くまでに悪い値を踏まないといけない。

このように、難しい過程があるが、一挙に最善を目指すよりも、

改善を続けていく方が現実的ではなかろうか。

大学への補助金の給付方法についても、理科系大学への巨額な

補助に限定しないで、社会系大学への細かい補助金も両立すべき

(=補助金の二重構造の必要性)である。

学生の海外留学制度への補助金にしても、全員に均等に与える

ことは個人の自由な競争、成長を阻害するのである。

また、手錠を塡められた競争にも問題がある。

ピグー、バーグソン=サミュエルソンの話、競争メカニズム

の近視性、粗暴性の矯正補助機能の必要性など、も興味を引かれた。


呆けの小生には、理解不可能な部分もあったので、

間違っているだろうが、触りだけでも記しておきたい。

講演者の著書が近々出版されるようなので期待している。

講演者は、今年、大手術を受けて、みんなが心配したが、

全快して教鞭を揮っている。

「奴雁」の勢いで長生きして貰いたい。

日本の明るい将来のためにも・・・



また、天才は早死にすると言う割には、

天才に与えられるべきノーベル・プライズは

存命が条件であるという矛盾がある。

長生きして貰わねばなるまい・・・



補足:講演者の「奴雁」の引用

「人の説を咎む可らざるの論」 慶応義塾編纂 『福澤諭吉全集』

岩波書店、第19巻、pp. 512-515。









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Last updated  Nov 9, 2013 11:47:54 PM
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