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4期連続して増加しているが伸びは弱まっている。
金融緩和効果(株高・円安)が一段落し、消費が微増となり、
輸出は新興国の景気減速を受けて伸びが鈍り、公共投資、
在庫投資の下支えはあったものの、輸入の増加により蝕まれた。
10-12期には、経団連の報告にもあるように冬のボーナスも
増加が見込まれ、来年の消費増税前の駆け込み需要が
見込まれる。
EU圏の経済は、ユーロ高の懸念材料はあるものの、4-6月期0.3%、
7-9月期0.2%と 、独、仏の鈍化があっても、プラスを維持している。
今後の景気の行方は、一時的な支払いの賞与のみでなく、
毎月給与の増額があることが必要である。
企業は、輸出が本格的に回復するかどうか、消費が安定して
増加するかを注視している。
11月に入って発表された企業の中間決算の好成績、
経団連の「賃上げ明文化」などは明るい材料ではある。
名目GDP成長率(季節調整済み前期比)の動き<2013年7-9月期>
| 項目 |
名目成長率、 <>は寄与度、 ( )は4-6月期 |
説明(内閣府、読売新聞等) |
|---|---|---|
| GDP |
+0.4% (+1.1%) |
4期連続増加 |
| 民間最終消費支出 |
+0.4% (+0.5%) <0.2% (0.3%)> |
4期連続増加 自動車、旅客輸送、身の回り品が増加に寄与 株高で消費に廻るお金が増える「資産効果」の弱体化、株式等売買手数料の減少 今後10-12月期には消費税増税前の駆け込み、住宅購入に伴う家電・家具などの消費が盛り上がる見込み。一部高級品は好調だが、低価格をアピールしないと客足を惹き付けがたいなど、消費の力強さ不足。 |
| 民間住宅投資 |
+3.4% (+1.5%) <0.1% (0.0%)> |
6四半期連続増加。新設住宅着工戸数は全国的増加。 |
| 民間企業設備 |
+0.4% (+1.4%) <0.1% (0.2%)> |
3四半期連続増加。火力発電所設備更新、自動車等輸送機械などの設備投資が寄与。 |
| 民間在庫品増加 |
<0.3% (-0.1%)> |
|
| 政府最終消費支出 |
+0.1% (+0.6%) <0.0% (0.1%)> |
5四半期連続増加。医療費・介護費(現物社会給付)の傾向的増加。 |
| 公的資本形成 |
+6.6% (+5.5%) <0.4% (0.3%)> |
7四半期連続増加。公共工事請負金額が全国的に増加。 12年度補正予算の公共工事の本格化 |
| 公的在庫品増加 |
<-0.0% (0.0%)> |
|
| 財貨・サービスの輸出 |
0.8% (+4.8%) <0.1% (0.7%)> |
3四半期連続増加(増加率は低下)。電子・通信機器、石油製品、鉄鋼製品など減少。 ASEAN諸国連合などの景気減速 企業の海外工場移転で、円安の恩恵を受けにくくなっている |
| 財貨・サービスの輸入 |
+4.5% (+2.9%) <-0.8% (-0.5%)> |
4四半期連続の増加。輸送機械、電子・通信機器などが増加。 |
| (雇用者報酬) |
▲0.2% (+0.3%) |
名目雇用者報酬は、一人当たり賃金(現金給与総額)は減少したが、雇用者数は増加して、総額ではプラスとなった。名目値は季節調整済み前期比見ると▲0.2%と3四半期ぶりのマナスながら、前年同期比で見ると0.5%(前期は1.1%)と、2四半期連続プラスである。 「賃金率」の動向は、今後の消費意欲の盛り上がりを左右するだけに、景気の方向に影響を与えそうだ |
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