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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Aug 27, 2016
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2016年度第一四半期

1.国内の物価下落基調のなか日銀追加金融緩和の見送りで

  ドル円の方向感覚を欠いた市場環境が続き

2.5月の米国雇用統計が事前の予想を下回った

3.英国の国民投票はEU離脱という市場予測とは異なる結果となり

  急激な円高のなかで世界の株式市場は一時的に大きく下落した

       ↓

GPIFの期間損益は ▲5.2兆円 (=▲3.88%)の 赤字 となった


//////////////////////

 前年度▲5.3兆円赤字に引き続いての巨大な赤字(=合計▲10.5兆円)である。

 AIJ投資顧問事件、MRIインターナショナルなどの事件と比べて

詐欺ではないが、損失の巨大さが気に掛かっている。

 GPIF側(*)は、市況変動には多角的に分析しつつ、

 長期的観点から運用しており、市場価格が変動しても年金受給に

 支障はない、と言い切っている。

///

 (*)最高責任者である理事長の説明ではない、

公募で雇用したばかりの広報責任者の説明に依存していること?も

非常に気になることである。




 「 10.5兆円もの赤字だが問題ない!

と理事長は自分からは言いたくないのかも知れないが・・・

///

本当に支障がないといえるほどの赤字(=致命傷?軽い怪我?)なのだろうか。 



 GPIFは運用分野を「投機的動機を主とする短期的観点から市場を形成する

 株式市場・債券市場」に視点を移し始めている。

 GPIFはその資金量から株式市場の「クジラ」のような大きさであり、

 その動きにより株式市場の価格さえも操作可能なほどの大きさである。

 自らの利益に拘れば株式市場さえも操れるかも知れない。

 しかし、公的な機関であるから核心的利益を追求できない。

 どうしても消極的な動きしかできないであろう。

 GPIFはあらゆる魚類が泳ぐ水族館に入れられた

 クジラのようなものではないだろうか。

 大海でこそ悠々と生存できるが、シャチのような機関投資家も泳いでいる。

 コバンザメのようなミセスワタナベも泳いでいるだろう。

 クジラに制限(=鎖)をつけて、シャチに自由な動きをさせている姿が

 現在のGPIFではないだろうか。

 アベノミクスには国民の虎の子の(GPIF=)クジラが

シャチの餌食にならないように、しっかりと、守って貰いたい。



・GPIFの運用実績とポートフォリオ



  < GPIFのポートフォリオ


GPIFの直近損益(赤字)と累積損益(20年度でチャラ?、
  その後は増加、27年度から減少だが、変動が巨大化?)




 今しばらくは、後期高齢者や

年金受給国民はヒヤヒヤしながら見つめるだけである。

 積み立てを始めた若い国民は自らの将来の年金がGPIFを介して、

株式や債券市場に左右されることをどのように判断するであろう。

 幸いにして選挙権は18歳から行使できるのであり、

 世代間の不公平は自ら是正できる時代に入っている。



 アベノミクスの商標権にも、もの申す若者も現れるかも知れない。

 呆け老人のぼやきに過ぎない。



・参考(詐欺事件であり直接関係はないが、「投資」事件であり記載した)

 <詳しくは、小生のブログNov 9,2015を参照のこと。>

1.AIJ投資顧問事件=企業年金資産運用搾取1,984億円

2.MRIインターナショナル事件=レセプト債搾取金1,800億円

3.オプティファクター事件=レセプト債負債総額291.8億 

///

以上合計でも▲約4千億円にすぎない<<昨年からのGPIF赤字
10.5兆円

///

これらの詐欺事件でも、中核事業の経営者には投資事業にはありがちな

不運として片付ける者がいる。

 年金資金を運用利回りが高い、高リスク・高リターンなものに

求めるあまりに、詐欺に引っかかる事件が後を絶たない。

 投機的動機とはそうしたものであるだろうが、

年金をそのような投機的動機対象市場に開放して良いものであろうか。

 GPIFのポートフォリオ変更を

「国民投票」で問われた覚えはないような気がするが・・・



 ・GPIFはいまごろ職員を募集しなければならない組織であったか?



 このような組織に150兆円クラスの資金運用を任したのは誰だろうか?

 赤字の説明のための人材緊急募集だったのだろうか?






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Last updated  Aug 27, 2016 08:49:28 PM
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