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毎度です丸ゴリです。昨日。久々に運ちゃんとケンカ(?)してきました。ケンカっていうか意地の張り合いというか。丸ゴリが寛大なので大体いつもケンカには発展しないんですけどね・・まぁ丸ゴリの寛大さで今回もケンカには至らなかったんですけどね・・・でも、ケンカの内容が。なんか交際当初にも言い争った記憶がある内容だったので。ていうか、要はまた性欲の違いに関しての衝突というか。「自分なら、こうできるのにどうして出来ないの」ってパターン。まぁ、早い話がたまにはゴリから誘ってよ!という希望だったのですが・・・。マグワイアがキライというわけでもないんですが正直、したい!と思うこともあんまりないので・・(淡白)運ちゃんの言い分としては「3回に1回は、相手に誘われるのが理想!」で、「“会いたい”って言われるのだって同じだよ。 相手から全く求められなかったら自分も求めなくなるだろ。 俺は常に平等がいいの。」・・・でも自分を基準とした常識で、相手にも「平等」を求めたらそりゃ無理があるつーの。確かに、身体のつながりも大切にはなってくると思うし言ってる事はわかるよ・・・。でも本当の意味で平等なのは相手と自分の違いも認めた上での、譲歩じゃないのかなぁ。ともあれ、約2年前と同じような内容で衝突してるってことで 私と運ちゃんがその点で理解し合えてないことと成長できてないってことだけは浮き彫りになった。運ちゃんは丸ゴリが自分から誘ってくれないということでちょっとムスっとしてスネたし。そんなイラついて背を向けた人相手に自分からどうやって誘えというのよ!?orzたしかに、今まで1度も自分からマグワイアを求めたことなかったよな。少し、運ちゃんに寂しい思いさせてたのかと反省した。私は、しなくても寂しくないから気が付いてあげられなかった。自分の基準で、判断していた。でも、付き合いが多少長いと悪い癖がでるもので運ちゃんだって、「会いたい」って言ってくれるようになったの最近じゃん!とか平等主張するなら、運ちゃんだって頻繁に会いに来てよ!とか自分のエゴが吹き出しそうになる。でも、そういうことが「平等」って意味じゃないんですよね。相手の状況や相手の性格や相手にとっての常識。それを全部踏まえてこそなんですけど。で、なんか私だけ「たまには誘ってよ!」って怒られ(?)て運ちゃんが寝転んでる横で 起きてぼーっと反省してて。私だけ反省してても意味無いんだけどなとか考えながらボーっと。また、いつか同じような内容で衝突したら、たぶんもう、理解しあうのは無理なんだろうなとか考えてた。運ちゃんは相変わらず隣で背を向けてイライラしてるオーラを出しながら黙って寝転んでたけどしばらくして「寝よう」って声を掛けてくれた。自分も悪かったなんて、1ミリも思ってないのか・・と私は腑に落ちない気持ちだったけど「・・ん。」と生返事だけして運ちゃんと少しすきまを空けて眠った。お互い、背を向け合って「おやすみ」も言わなかった。運ちゃんの小さなウソやごまかしも、実は全部感づいてるよ。でも、それをつつくつもりはなかったし、この先もない。その時に言えなかった事実を「騙してた」とか「裏切られた」とか責める気もない。「言えなかった」っていうのが、運ちゃんと私の関係での事実でしかない。そう言った私に、運ちゃんは「ゴリは寛大だなぁ・・」と言ってた。寛大とか、そういうことじゃないんだけど・・。哲学的な話は、たぶん運ちゃんは苦手だろうから「でしょ!」と笑って流しておいた。運ちゃんにも、同じようになってほしいわけじゃない。でも「相手の事情」とか「相手の心情」に、もう少し意識を向けて欲しいなと思った。そんなことを悶々と考えながら眠っていたら思いが通じたのか朝方、まだ10センチくらい離れて眠っていた私の手を繋いでくれた。運ちゃんが、朝起きてもイラついてたらどうしようと内心で不安だったから、その行動が妙に安心を与えてくれた。前日に仲間と草野球をしたという運ちゃんは肩や腰が痛いと言ってたので朝起きて「ちょっとそのまま寝てな!」とマッサージをしてあげた。(献身的な丸ゴリ)「あーッ・・そこ!効くわ~・・」と寝起きの目を細める運ちゃん。「・・・昨日は、ゴメン。出来ないこといきなりやれったって、無理だよな」運ちゃんが、自分からこういう風に非を認めてくるのは珍しい!「うん・・・私こそゴメン。前にも言われたことなのに、成長してなくてごめん。」「俺さ。“俺だったら、すぐ誘えるのに”って思っちゃっててさ。 だめだよな、自分の常識で考えちゃ。」・・・テレパシー!?まんま、私がわかってほしかったことを運ちゃんは1晩眠る間に、自分で理解していた・・。(そしてそれは丸ゴリが一番望んでいた解決方法でもありました)「そういうのもさ、ゆっくりやっていこ。ちょっとずつ。」ひょっとしたら運ちゃんは成長してるのに私はなんにも変われてないのかもしれないなと、申し訳なくなった。哲学的に考えるのも自分の意識を理屈で正当化したがる一種の癖なのかもしれない。結婚したいんだ、とか子供ほしいんだ、とか将来への意識を持ってくれるようになって「借金、全部返したら貯金始める。将来のことちゃんと考えたいから」ってその将来のツガイの対象が丸ゴリなのか弱冠の期待と不安がまだありますが(この期に及んで小心者で“結婚願望って、嫁候補は私ですか”と聞けない)面と向かって将来のこと考えたいって言われると逆に私は「自分はどうしたいんだろう」とか思うようになってる。まぁ・・仮に運ちゃんと将来を築くことになってもいざ具体的な話をできるのはまだ2年後になるんだけど・・。いまはただ、お互いを大切にして理解を深めるべきか。
2009.07.23
毎度です、丸ゴリです。寂しさに耐え切れず、ついにペットを飼いました。ミドリガメの「かめ吉」です。ホームセンターで500円でした。って実は別に寂しくないんですけどていうか寂しがってる余裕ないんですけどカメを飼うのは密かな夢だったので・・ふふ・・お母さんには内緒さ・・!まだまだ赤子のカメキチですが、購入当初、2週間くらいまったくエサを食べなくて丸ゴリは悩みましたorzいまではエサを食べてくれるので安心ですが(丸ゴリが見ていない隙にエサを食べているらしい)もうかわいいのなんのって!のったりゆったりとした動きに癒されます・・。(でも丸ゴリが近付くとすごい勢いで岩の影に隠れる)カメキチのサルモネラ菌に侵されないように気をつけなくちゃですけど。丸ゴリが友人に会うたびに(*´∀`*)←こういうかんじの顔でカメキチの話をするのでみんな「ついに現実(彼氏)逃避してペットに癒しを求め始めたか」と思っているらしいです。余計なお世話です。で!肝心の彼氏なんですけどもうね、死ぬかと。殺されるんじゃないかと。コンクリート詰めなんじゃないかと。本気で心配しましたよ。なんとか、約座会社を退社できました。が、本気で運ちゃんの身の危険を心配しました。最悪の展開になった結果、退社にこぎつけられたってかんじです。というのも。。。。一番危ぶまれていた展開、「借金が増える」が現実となったのですorzそれでは、その巧妙且つ姑息な手段を以下にご紹介(´p`)ノ!運ちゃんの借金事情と知ったウンコ約座社長。しきりに「金を借りられるリスト」やら「デリ減る開業」の話をしてきていた。その約座社長が手下A(社長の言いなり社員)にサラ金で26万借りさせてそれを運ちゃんに貸す、という名目で返済に充てた。(もちろん、貸してくれとはひと言も言ってません)この時点で、むりやり金&恩の貸しを作らせたわけですが問題はその後。運ちゃんが仕事を辞めたがっているという噂(事実だけど)がその手下Aの耳に入り「社長を裏切るのか!貸してやった金を今すぐ返せ!」と怒鳴り散らしあげく電卓を取り出し、「利息ついて60万だ、今日中に返せ」それを見ていたウンコ社長が「まぁ待て。60は取りすぎや。」と言って電卓を叩き「利子入れても38万や」どんな計算だよ!?で、当然ながら運ちゃんにはお金なんてございません。それまで同じように作業着だった社員3~4人がなぜか映画みたいな黒スーツ姿で運ちゃんを取り囲んだり。プレッシャーと脅し攻撃。「ちょ、金策あたってみます」と言ってとりあえず助けを求める電話をしようと、トイレへ逃げるが案の定、1人ピッタリついてくる。そして付いてきた1人がささやく。「38なんて返せないでしょ?俺にいい案がある。」で、その人のいい案は、別の社員から借りろってもの。意味ないから!ていうか減らないじゃん。幸いにも、その名指しされた社員は運ちゃんの状況を知らない。そして、彼もまた実は仕事を辞めたがっているらしい。「・・わかりました、頼んでみます」と返事をしてその社員さん(仮名:社員B)の所へ。付いてきた1人が戻ったのを確認して、社員Bに話をする。「なんか俺おどされてんすよ・・26の借金(?)、60返せとか言ってるし」「えっ・・!?どうしたの?」社員Bさんは、小心者。それが幸いしてか、社長の言いなり連中とは同化(約座化)してないらしい。現状を説明する運ちゃん。Bさんも、「借金はできないです」と口裏をあわせることに同意してくれた。しかし今日中に38(?)万をつくらなければ本当にどうにかされるかもしれない運ちゃんはとりあえず相談できる相手に急いで電話をかけた。友達・・・平日昼間のせいか、出ず。丸ゴリ・・・ちょうど電気屋に行ってて、携帯は車の中orz最後に、母親にかけたそうです。で、ママさんは出た!一部始終を電話で説明するとママさんブチ切れ!!!なにやってんの!いい加減にしなさい!このクズ!!!今どこにいるの!!そっち行くから!!!社長たちのもとへ戻る運ちゃん。「誰に電話してた?」「母親です。これから来るらしいです。」「は!?関係ねーだろ!帰ってもらえ!今すぐ電話しろ!」電話するフリをする運ちゃん。そしてママさん到着。まず、さんざん叱られる。そして金の話。運ちゃん、社員A、ママさんの3者協議。当然ながらウンコ社長は遠巻きで見ている。ママさんの攻撃! 「で、なんで26万が38万になるの?」社員Aの返答!「これはですね、2週間借りていた期間の利子が」ママさんの攻撃!「あたしの知り合いが金融機関いるから聞いてみるわ」ママさん電話!「あ、もしもし?ちょっと教えて欲しいんだけど 26万を2週間借りると利子ってどれくらい?え?2千円?」ママさん電話終了!「2千円だって!」社員Aの返答!「あ、いいですよそれでー」なんなんだよ!?まぁ母親が乗り込んでくること自体、尋常じゃないけど事態はもはや尋常ではないのでそれすら「救い」にしか思えない。ママさんが戻った後、ウンコ(社長)が出てきた。ウンコ「で、どうなったん?」社員A「26万2千円になりました」ウンコ「まぁええやろ!」なんなんだよ!?しかしながら、勝手に返済に使われた26万2千円を返さない限り、本当の意味で会社から離れられない。(返してももしかすると残る恐れもある。)1ヶ月待ってやる、でも1日でも遅れたら利子。1日につき、2万の利子。とかいう借用書を出してきたウンコ。運ちゃんはサインはしなかったけど。翌日、ママさんに借りて返した。「返済は、あたしが行ってくるからあんたは職安行け」そういって、ママさんは男の友人を同行させて払ってきてくれたらしい。きちんと返済しました、という示談書にもウンコ社長にサインをさせたみたい。その足で、ママさんは運ちゃんを病院に連れて行った。運ちゃんは軽くノイローゼになっているらしい。借金返済ノイローゼとでも言うべきか。とにかく、早く返さなきゃ、返さなきゃ、の念が強すぎて一般的に言う「正常な判断」ができなくなってるらしい。警察の件や、債務整理などノイローゼになる可能性は高かったみたいだけど今回の約座会社でのフラストレーションが、とどめをささしたみたいなことらしい。この会社と、キッチリこれで離縁できるかどうかは正直カタギじゃないから不安はありますが。とりあえず、次の就職先探しについては求人票・求人内容もママさんが一度目を通してくれてるみたいなので丸ゴリとしては少し安心です。10年以上前に離婚してしまったのにここ数日は頻繁に「家族会議」ということで両親揃って話し合いになってるみたい。中学生くらいの子供を残して両方ともそれぞれいなくなったなんて最初はひどいだけの家族なんじゃないかって私は勝手に想像してたけどなんだ、ちゃんと絆の残ってる家族で安心したよ。約座会社って分かったときの反応も、パパさんは「しばらく様子見るしかないな、何か言われても流しておけ」ママさんは「今すぐやめな!そんなとこ!」とそれぞれ違っていたみたい。運ちゃんと私はというと・・運ちゃんが大事に思ってくれてるのが恥ずかしいくらいに最近伝わってくるので嬉しいんだけど正直たまに私はとまどいます。言葉とか、態度とかににじみ出てていいよ、そこまでしなくっても・・とか謙遜しそうになります。大事にされなれていないというかなんか・・すげー照れますorzサイズがあってなかったお互いの指輪も、「次の仕事見つかったら、サイズ直しに行こう」って言ってくれたし。丸ゴリは、薬指に合わなくてもかまわないんですが。ただ、そういう「永遠を誓います」のマネごとみたいなことでもしようと思ってくれてる気持ちが、すごく嬉しい。ここ1ヶ月くらいは、ほぼ毎週運ちゃんの様子見に会いに行ってたんだけど仕事のシフトの都合で2週間、休みが合わなかった。来週は、会いにいけるよって行ってたんだけど毎日の日課になった運ちゃんとの電話で(メールじゃなくて、電話を毎日するってのも大きい変化だったり。)どうしても会いたい、来週まで待てないとか言い出してくれちゃってその日の夜中0時くらいに会いに来てくれちゃったしorz嬉しいんだけど、とまどう。私は高速道路走るから2時間あれば運ちゃんの街に行けるけど運ちゃんはしたみちだからこっちまで来のに3時間以上かかる。しかもリッター8キロという伝説的な燃費の軽自動車。あんまり、ムリしなくっていいのにとか思って見たりする。でもその思いは、ともすれば失礼にあたるから口にはしない。夜中、会いに来た運ちゃんとお互い翌日仕事や予定があるからたぶん2時間しか一緒にはいられないし何をしてすごそうかと考えた。まだ、連れてったことのない、丸ゴリの部屋へ呼ぼうかとか。考えてみたけど、コンビニで花火を買って川原ですることにした。駐車場で運ちゃんを見つけて車のドアを開けると「よ!さすがに3時間ぶっ通しで運転はキツイぜ!」と笑ってた。「お疲れ!笑 運ちゃん、花火しにいこ!」「え??花火???」車の中で運ちゃんの話を聞いて花火しながらいろいろ話した。花火が終わって、バケツの水を捨ててるとき「・・・ありがとう。」と運ちゃんが言った。「ん?」と聞き返すと「花火。気晴らし考えてくれてありがとう。」運ちゃんの気晴らしのための花火ではなかったんだけど結果的に気晴らしになったみたいで、それはそれで良かった。って、なんだかとりとめの無い話になってすんません。自分のなかでも、色々整理できてないことが溜まってて何が言いたいのか良くわかんなくなってきましたorzとりあえず、本日はこのへんで。
2009.07.19
毎度です丸ゴリです。「ブラキャミ」ってすごい快適そうで。全裸で就寝という密かな夢をかなえる勇気がない私はおパンツ1枚という風呂上りの親父のような姿で眠るというところまでレベルアップしております。(半裸で就寝実行中。)ここ数日、天気が悪くて気温が低いのでお腹を冷やして実は下痢気味なのは誰にも言えない秘密ですが。で!憧れ(?)のブラキャミを買いにいったんですよ!ユニクロに!場末のユニクロに!!おー、あるよあるよ!レースの付いたものからなんも付いてないものまで!(2種類)栗山千秋ちゃんのポスターに見守られながら、初めてのブラキャミを1枚購入した丸ゴリ・・・。で、帰宅してそわそわしつつも着てみる丸ゴリ・・・って、πがブカブカ!!!orzMでしょ?Mサイズでしょ?ミディアム・・・着丈はミディアムだけどπはスモールサイズだと痛感。わかっちゃいたけど改めて痛感。憎い。この小胸が非常に憎い。しかしユニクロ産のブラキャミは、パッド取り外しはできない・・彼女(ユニクロ産ブラキャミ子)が活躍できる場を与えるには、丸ゴリのπがミディアムサイズにまで成長しないと不可能だ・・しかしそれはおそらく、来世でないと叶う予感がしない。ブラキャミへの熱い思いを手離せない丸ゴリは、翌週、しまむらへ走った。場末のファッションセンターしまむらへ。老若男女の幅広い品揃えを誇る、しまむら。お!ブラキャミあるじゃん!サスガだね!婦人向け下着売場で「S」サイズのブラキャミを手に取り、パッドの深さを手の平で確認しつつ「このサイズなら・・・!」と淡い期待を寄せる丸ゴリ。そんな丸ゴリの視界に入ってきたのが・・・「女児向けブラキャミソール」!!しかも、サイズは「150」。SとかMじゃなくて、150。身長表記。しかもパッドが取り外しできるという至れり尽くせりの品!でも、150って・・・・ねぇ?さすがにもう少し・・・ねぇ?で、結局150センチの方も買ったわけですけどSサイズの方と2枚、帰宅してきてみましたけど150センチの方がピッタリだった件についてorz幼児体型・・?まさかの幼児体型・・・?!でもこの顔立ち(と剛毛具合)じゃロリータ路線はムリがあるけどね!・・・で結局、Sサイズも150も大して変わんなかったから両方愛用してますけどほんと、ラクチンですわこれ。ブラと同じくらい、細かくサイズ展開してくれたらさらに嬉しいのになーと思いました。では、また。
2009.07.13
楽隊メンバーのニッキー(アダ名)から「イケメンのボーカル見つけたから、今夜公園ギターしよう!」って連絡があって運ちゃんのことで頭がいっぱいだった私も久々に楽器弾いて歌って気晴らししたいなと思い夜、ギターかついで公園に行ったんです。で、ニッキーがいて、「そのうちボーカル君来るから」って一緒にギター弾いて待ってたんだけど20分位してあらわれたボーカル君を見て、丸ゴリは凍りつきそうになった。う・・ウ○子ネコ・・・・!?正確には、ネコ君にそっくりな他人、だったんだけど顔立ちがすっごく似ててオマケに髪型も似てて背の高さとか、服装の感じも似てて正直、本気でびっくりしてしまった・・。今年の夏の怪談、すでに体験してしまったです。
2009.07.06
一難去ってまた一難・・・。相変わらず、シアワセへの道のりはそうそう楽ではなさそうな。正社員として、一応仕事に就いた運ちゃん。が、その会社、普通の会社とは違っていた。。。社長さんが、どうやらカタギの人間ではないらしいことが判明・・・。職安の求人票を見せてもらったけど保険は皆無、交通費ナシ、そこまでは仕方ないと割り切れたとしても代表者名は実在しない(らしい)人物名、連絡先は携帯。「正社員」という雇用形態だけど時給。実際運ちゃんは働き始めてしまっているがタイムカードは存在せず、経理をしてるとおぼしき事務員はいない。(おそらく社長ワンマン)不安なので自分の出勤・退勤時刻をノートに書きとめている運ちゃん。積立もしていないのに突然来週、社員旅行になったとか。(社長の思いつきらしい)積立がないので当然社員みんな実費。しかも1泊2日。お金が無いなら給料天引きで対応するとか言ってる始末。来なかったら罰金3万とか言ってるらしい。他の社員さんも社長にうまく丸め込まれつつあるみたい。社長が携帯ソフトバンクだからみんな右ならえでソフトバンクにしてたり。・・・ ありえないから!!無論、私は運ちゃんに仕事を辞めるよう説得し本人もまじめに辞めること考えているようだ。でもまだ入社10日目。辞めるなら、給料を貰ってから辞めると運ちゃんは言ってるけど個人的には今すぐにでも辞めていただきたいのが本音。。運ちゃんも、ほんとはすぐにでも辞めたいみたい。でも社長がカタギじゃないこともあり、まっとうな理由もないままじゃなにか報復があるんじゃないかとの不安も抱いている模様。実際に報復があったとしたら丸ゴリが何らかの組織動かしてでも助けるけどね!←マジ社長が役座だとしても、(現役・元とわず)普通に会社として動かしてるならいいんだけど普通に動かしてない上に社長の考え方が丸ゴリは気に食わない。運ちゃんが元気ない姿を見て、社長が「どうしたんだ?元気ないな、話してみろ」と声をかけてくれたらしい。ここまでは、まぁよくあるいい話なんだけど・・・運ちゃんは、借金の話や最近の拘留の話も打ち明けた。それを聞いた社長は何を勘違いしたのか「人の銭で儲ければいいんじゃ」とか「モテそうなツラしてんだから女集めて出理減る始めろ」とかいうアドバイス。挙句の果てに、「借金があっても金を貸してくれる業者」みたいなリストを持ってくる始末orzとりあえず・・お前うせろ!!!!運ちゃんは正気を失わずに軽く流してごまかしてるらしいけど・・。ごまかしてると、向こうは勝手に進めるからそれが怖い。いざとなったら運ちゃんが報復を心配しようと私は何がなんでもその仕事を辞めさせる覚悟だ。下手な言い訳したり、機嫌損ねさせると探偵も雇いかねないタイプの社長だとか。(実際雇ってなんか探してるらしい)・・・って、カタギに生きて金使って働けないような、先の長くねぇじじーに付き合ってるほど、人生ヒマじゃないのよ!!なんなら、辞めてからしばらく丸ゴリ家の方にいたってかまわない。こうゆうとき、遠距離って便利かもって思った。「遠距離の彼女が妊娠したので婿に行くことになりました、って辞めな!」と冗談交じりに提案したら運ちゃんはまんざらでもない表情で「ああ・・そういう理由言うって手もあるよな・・」とうなずいていた。「おれはただ、平和にシアワセな家庭を持ちたいだけなんよ・・ 儲けたいとか、そういうんじゃねーんだけどさ・・」運ちゃんの結婚願望は、どうやら一時的なものではなく、ある種ひとつの目標として固まっているようだった。「あー子供欲しい!」とか「でもおれの種で出来るかな・・」(←活動率低い)とか、たびたび口にするようになった。なかなか眠れなかったり休日、一人だと考え事してしまうのが嫌で運ちゃんはまだ少し夜が嫌いだった。そういうこともあって、ここ1ヶ月、丸ゴリは仕事が終わってから運ちゃん家へ向かうことが増えた。仕事後で高速道路2時間ノンストップドライビングは正直疲れるものだったけどそれでも、会うたびに少しずつ回復してる運ちゃんの姿が純粋に嬉しかったし、安心できた。ゲッソリ痩せていた表情もほんのすこしお肉が戻って、へこんでいたお腹にも、プヨっとつまめるくらいのお肉がついてた・・笑2週間前に会ったときは。まだまだ弱っていていくつも重なってる問題を考えるたびに少し涙目になってた。寝ようか、って運ちゃんが自分から切り出して横になって電気消してもいつまで経っても寝付けずに隣で寝返りを打ってた。今回は、若干元気が戻っていて夜、待ち合わせの駐車場についたときもそのまま家へ直行じゃなくて、珍しく「久々に、ちょっとドライブしようか」って運ちゃんは車を出した。丸ゴリはこの日、誕生祝を仲間にしてもらってから来たので運ちゃんの街に着いたころには夜中の1時を回ってて、夜景どころじゃなかったけどすいてる道路を、窓を開けて走ると風が気持ちよかった。この道をまっすぐ行って、右に曲がると何街に続いてるとかむかしはここにコンビニがあったとかここは一昨年まで働いてた会社だよとか完璧アウェーの街で私にはわかりっこないのに、運転席で色々話す運ちゃんの表情はここ最近思いつめたものばかりだったのに、いくぶん楽そうに見えた。オーディオの壊れてる車内で、携帯の着うたを流しながら、鼻歌まで歌っていた。「やっぱり、一人じゃないと気分が落ち着くわ。」赤信号でぶつぶつ言ってた運ちゃんが、そう言って笑った。(↑信号にひっかかるとイライラしだすタイプだと判明)ドライブのあてもないし、星も出てないし、ただただ、道を走るだけのロマンチックのかけらもないような景色だけどなんとも居心地のいい時間だった。花火見に行ったときの道みたいだね、とか今まで、ほんとに色々あったよね、なんて思い出話をしてみたり。ちっちゃいけど、幸せな空気が流れてた気がする。運ちゃん家に戻ってきて、いつもの運ちゃんの部屋へ行く。警察の件があってから、運ちゃんはすっかり人間が変わったけど(良いほうに)それまで足の踏み場も無かった部屋はあの件を境にいつ来てもきちんと片付いている。本棚が1つもなくて読み散らかしてあったマンガ本も今ではちゃんと1箇所にまとめて重ねてある。入り口にまとめられていた缶やびんのゴミ袋も、溜まることがなくなったみたいでつまづくこともなくなった。時計はもう3時を回ってて、電気を消してももうじき外は明るくなっちゃうね、とか笑いながら二人でごろんと横になった。暑いから、抱きついたりはきついかなぁって手だけつなごうと思って左手で運ちゃんの手を探した。運ちゃんの手が、丸ゴリの左手をつかまえると、「・・いいものあげるよ」と寝転んだまま運ちゃんが言った。運ちゃんがいいものっていうとだいたいオナラだから、またプッと屁でもするんだろうと思って「えーいいものってまた屁でしょ」と言う途中で運ちゃんがさえぎって「先に言っておくけど、安っぽいしサイズあれだけど」「??」左手の、薬指に冷たいものが触れた。指輪だった。「ちょっと遅くなったけど、誕生日おめでとう。金ないからすげー安っぽいやつだけど・・あとサイズ知らないからでも聞いたらバレちゃうから適当で買ってきたからどうかな・・ペアリングって、初めてだけど買うの恥ずかしいな!!」照れ隠ししてるみたいに、私の反応を待たずにベラベラと喋る運ちゃん。薬指に付けてくれた指輪の冷たさが、まだ現実味を帯びなくて私は自分で、自分がどんな反応をとるのか全くわからなかった。「ありがと・・すっごい嬉しい・・・でもぶかぶか・・笑」どうしてその指に付けるの。指輪。あこがれてたプレゼント。ずっと欲しかったはずのプレゼント。でもなんでこんなに幸せと切なさがあふれそうなんだろう。「ごめんな、ほんと安物であれなんだけどっ・・でも、喜んだ顔が見たくて。大事にしてとは言わんけど、なくさないで。」「うん、すっごく大事にするよ。なくさないよ。ずっとつけてる。ありがとう・・」運ちゃんが泣き虫でいる間、私は泣かないと決めていたというのにこの不意打ちには、泣かずにいられなかった。どのみち、電気消してたから泣き顔も喜んだ顔も見えないんだけどorz「おれのもあるんよ。」運ちゃんはポッケから自分の指輪を出した。今度は私が運ちゃんの薬指に付ける・・が入らないorz「ちょっと!2人とも違う指じゃんー!笑」「いや、買ったときはピッタリ入ったんよ!でもちょっと太ったみたいで・・ あ、でもホラ小指ならピッタリ入るよ!笑」私も、薬指にはぶかぶかだったけど人差し指にはピッタリだった。きっとまだ、お互いが薬指には早いってことなんだろうなって思ったらなんだか2人して気が急いてたような気がして、可笑しくなった。運ちゃんの気持ちが、私に近付いてきてくれている。逆かな?私が近付いてきてるのかな。私は、私の人生の許される限りこの人のそばにいることを許される限り助けていこうと改めて思った。「自分1人を幸せにするのだって、自分では上手くできない。でも誰か1人を幸せにするのは、きっと自分1人でもできる。その”誰か”が大切な人であったら、自分も幸せになれる気がしない?でもね、大切な人が困ってる時に助けることもできないなら、大切な人を幸せにすることはできないよ。助ける方法は、人それぞれで手放すものも、武器にするものも違うけどその方法が正しいとかどう思うかは、結局のところ自分次第。だって、たぶん自分でこう!って決めたら周りが何言っても聞かないでしょ?笑」先輩が連れてってくれた飲み屋のママさんが言ってた言葉が鮮明に残る。「アンタは、カタギに自分の正義と思想を貫きゃいいのよ!」戦いは、まだまだ途中だ!
2009.07.06
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