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2008.01.15
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ブログを始めて、広く社会に働きかけていきませんか。 面白い時代の到来です。 例えば 再生核研究所 と googleや yahooで検索すると、

さらに面白いのは、将来にわたって生きていけるという事です。

先生のメール 大変共鳴できます。 多様性は大事で、生物が地球上を何十億年も生きて来られたのはひとつには、その多様性にあったと思います。
国家でも何でも、多様性や個性を活かすことが大事ではないでしょうか。 創造性の本質にもかかわります。

異質の交流ですが、本質的なところで、通じるものがあると思います。個性について、共通的なことですが、普遍性もあると思います。 例えば, いわゆる真理、善、美, 聖、
死とか、家族、政治などなどです。 1芸に秀でれば通じるところがあるなどと言われてきました。

日本の画一的な考えは危険であると私も感じ述べたことがあります。 添付します。

書く事ができると嬉しくて、早く目を覚ましてしまいます。 6時前に起きました。



齋藤三郎

________________________

今想うことそして抱負    共通講座教授 齋藤 三郎



豊かな自然に恵まれた桐生に参りましてから、12年の歳月が経ちましたが、道脇先生をはじめ皆様のあたたかい励ましを頂き、本当に充実した時代であったと思っています。

私は研究の出発点から「再生核の理論」を中心に研究を続け、美しい山々の頂きを眺めながら、研究は幾重にも発展し、ついに研究成果を総合的にまとめて成書としてイギリスから出版できるまでになりました。今後、各章を充実させそれぞれ本格的な専門書として出版できるように努力したい。

特に、私はピタゴラスの定理を含む「線形変換における基本原理」を得たと密かに将来、発展、応用を期待しています。 幸運にも「再生核の理論」のメッカであり、世界の第一人者であるM.Schiffer教授についにお会いでき、2ヶ月にわたって話しを聞いて頂いた事は、研究者として最高の喜びであったと思っています。 そして2日目には偏微分方程式のGilberg教授を招いて一緒に聞いて下さり、2人でその日のうちに特別講義を企画してくれた程、私の結果に驚かれ、私の期待に確かな手ごたえを与えるものでした。

昭和61年から62年にわたって文部省在外研究員としてBerkely、 IrvineそしてSan DiegoのCalifornia大学、Stanford大学、Pittsburgh大学、およびDelaware大学を訪れ、「大学」について、「学問・研究」について新鮮な感覚で迫って来るものがありました。生きながら数学の歴史の上をひたすらに歩んでいる研究者に会い、また友人の激しい研究ぶり ― 彼は言う。 研究は私の食休みになる、週末の金曜日には朝方まで研究するぞ、と ― を見て、これは容易ならぬことと気を重くさせられもしました。

日本人は優秀であり、日本文化は高質であると誇りに思っていますが、例えば数学においては、論文の数こそ多いもののヨーロッパの小国にもまだおよばないのではないか。すなわち、一つの学問の基礎や基本理論を打ち立てたような仕事が非常に少ないと言う事実は、日本古来の美しい文化や経済的な成功に比べて寂しいと思う。 教育や大学の在り方についても同様です。

日本の成熟した文化と社会、一様な民族と一元的な考え、そして国際的に孤立した文化圏にあることは、固有の文化を育てて来たメリットがあるものの、創造的な研究にはマイナスに働くことをいつも心に留めておかなくてはならないと思う。

Pittsburgh大学で、教育学、数学、哲学者の共催で、Von Neumannの弟を招いて、若き日のNeumannはどのようであったか、家庭環境は、研究姿勢は、そして自然観は、等と掘り下げた議論をしているのをみているうちに、西欧の近代科学の伝統の重みを感じ、逆に百年程で現在に至った日本の進歩こそ驚くべきことのように思われてきました。

このことは、今後日本はますます輝かしい時代を迎えるであろうことを意味します。私たちの次の世代には、例えば毎年ノーベル賞受賞者が出るような時代が来るのではないでしょうか。またそう在らなくてはならないと思う。 そのためには、学問に取り込む姿勢を「人間としての存在」の視点から深め、また可能となるような環境、体制を整えてゆかなければならないと思う。 数学の研究は命そのものだから当然としても、微力ながらそのような側面でも努力したいと思っています。



(1988年教授就任挨拶、群馬大学工業会誌から)








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Last updated  2008.01.15 06:38:08


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