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センター入試、難易度別に2種類 16年導入を検討:
入試は国家の重要事項ですので、良く検討して頂きたい。 教育とは何か から 始めるべきでは。 大事なのは有識者の偏った見方でない 総合的な視点ですね。 海外の状況も参考にされると良いのでは。次の考えも参考にしてください:
センター試験は1988 年、共通テストの試行から始められ、い
ろいろな変遷を経て、現在は大学入試センター試験と改称されて、
20 年もの歳月を経ている。発足時のときの議論では、数年で破
綻し、結局は元の形に戻るという観測が多かったが、その後、い
つも批判的な意見が多く出されているものの、組織が出来てしま
ったためにか、惰性的に続けられてきている。そこで、次のよう
な状況を考えて、このような入試の在りようを検討し、大学入試
センター試験の見直しを行うように提案いたします。
1)センター試験は、多額の経費と人件費をかけながら、悪い
効果を生み、いわば大きなマイナスの仕事を教育界に課している
と考えられる。試験の影響としてはマイナス効果の方が大きいと
考えられる。その最大の理由は、共通テスト開始時にも既に指摘
されていたように、そのような試験では、パターン化して知識の
詰め込み方式になり、考える力を落とすという危惧であった。実
際、このような弊害はいたるところに現れ、数学の教科でさえ、
型を沢山覚え、時間内で解く方法の技術ばかりが、学校教育や受
験勉強においても重視されていて、本来の教育のあるべき姿から
の大きな乖離が見られる。センター試験は、日本の教育を軽薄な
教育にさせている元凶であると考えられる。そのような試験結果
は、軽いデータぐらいの重さしか果たすべきではない。しかるに
教育界は、そのような試験に対応すべく、多くの無駄、悪い教育
をおこなっている。
2)教育においては本来、多様性と個性を活かすことが大事で
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第4章 教 育
あるはずなのに、型にはめ、一様な水準を作り、貧しい特色のな
い大学を一様に育てている弊害が顕わになって来ている。センタ
ー試験の目指す教育とは、およそ人物たる人間教育や善良な市民
を育てる重要な本来の教育とはかけ離れたものであり、日本国を
覆っている無責任とモラルの著しい低下の結果を生み出してい
る。教育とは本来何であるかの議論さえ忘れて久しい状態で、魂
の抜けた教育であると言える。感性豊かな人間性を高める教育や
創造性豊かな教育からは程遠い教育と言える。
3)センター試験の影響は、世に数値化と標準化、規格化を進
め、社会の多様な価値や個性を失なわしめ、マイナス効果を世に
氾濫させている。
4)永い間、同じような入試制度が続いたため、入試が専門的
な技術を要求するような弊害が現れ、不要な特殊な訓練を得た者
が有利になるような弊害が現れてきている。
その結果、このようなことに柔軟に対応できる特定の学校に人
気が集中して、公立高校の人気が落ちてきている。そのために、
経済的な豊かさが、もろに教育条件に反映するような状況を生み
出している。このようなことが進めば、広範な生徒達から多様な
才能を引き出せない状況を進めると危惧される。また、そのよう
な特殊な教育を受ける者が個性を伸ばし、幸せになるとは限らな
いと考えられる。
5)2日間にわたって、多くの教職員をいわばロボットのよう
に画一的に働かせて、また多額の国費と人件費を費やして、大き
なマイナスの仕事を行うのは好ましくないと考える。
6)センター試験は、世の生徒達にあまりにも細々とした過重
な入試対策を要求して、生徒達のみずみずしい才能の開花を疎外
し、生徒達の自由な成長を妨げている。学校教育には、人生や世
界や、自然のことにじっくりと想いをいたし、友情が芽生え、育
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第4章 教 育
つような余裕が求められる。大学入試にはより柔軟に、余裕をも
って考えられるような社会へと変革が少しずつ進むことが期待さ
れる。理想としては、個人の個性を活かせるような多様な可能性
を広げるような変革である。もちろん、そのうちには、世の秀才
達を集めるような所があっても良いが、そこに殺到するようなこ
とは望ましくないと考える。
7)センター試験は、いわゆる世の秀才や優秀な人達の才能も
わざわざ鈍化させ、活かされていないと考えられる。日本でも秀
才教育や天才教育ができるような柔軟な制度の確立が求められる。
8)共通テスト開始のとき、多くの危惧と問題点が指摘された
ものの、これで多くの人が大変な入試業務から解放されると期待
されたものであるが、それは空しく、逆に個別入試を行い、また
第二次入試や、追試入試、さらに外国人入試や推薦入試、社会人
入試などと、多くの入試が始められ、多くの教員は年中入試業務
に振り回される状況になっている。大学の法人化の後には、社会
貢献や教員評価、受験生確保のために多くの仕事に追われ、教育
研究費の大幅減額とともに、悪い教育・研究環境に陥っていると
考えられる。
以上の理由などから、センター試験を見直しする方向での真剣
な検討と対応を求めます。現実的な対応としては、入試そのもの
が日本国の文化に根ざしている以上、そう簡単ではないと考えて、
広範な検討や改革を考えていくことを求めたいと考えます。方向
性としては、
1)大学入学資格試験と考える方向で、そのときにはセンター
試験を簡素化し、センター試験に対する特別な対策はしないです
むような状況になることが求められる。
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第4章 教 育
2)逆に個別入試を廃止して、センター試験の一部と他の要素、
例えば高校の評価や、推薦状や面接で入試を行う。
3)センター試験を原則廃止して、時々高校生の学力のデータ、
状況を得るためやその他いろいろな業務を行うことに、センター
の組織と機関を使う。
等が検討されるべきであると考えます。教育の在りようについ
ては、絶えず検討を重ねていくこととして、教育というと直ぐに
学力と考える傾向が強いが、全人的な教育や人物たる人間教育等
の面を考えていく必要があると考えます。
2010年10月25日3時21分