親がアホでも子は育つ（楽しみ順子の日記）

学歴社会が終わったら困るのはどんな人？

自分の子供がどんな人間なのか？

毎日過ごしているのだから、よくわかりますよね？

「天才だな、放っておいても立派になるに違いない」って人は学歴なんていらないですよね？

例えば高卒の社長。

HISの社長・アパホテルの社長・ZOZOの社長

吉野家の河村社長なんて、高卒のフリーターで、吉野家でアルバイトをして正社員になり、社長まで登りつめたそうです。

こんな人たちには学歴なんて不要ですよね。

それから、明石家さんま・ヒロミ・笑福亭鶴瓶・有吉

女性だったら、上沼恵美子・友近

この人たちがもしTVに出ていなかったら？

想像してみてください。

例えば、外車のセールスマンになったらどうだったと思います？

私は、わりとケチンボなんですがね。

断れるかなあ？

買わない理由を一生懸命考えたとて、

敵は買わなくちゃならない理由が、その百倍あるように思わせるでしょうね？

気が付いた時には、もうサインしているかもしれない。

アウディーとか買っちゃうかもしれない。

生きる力のみなぎっている人は、どんな職業を選んでも一流になるように思いませんか？

人間の大好きな人は、会社でもうまくやっていくし、営業もできるし心配ないですね。

「うちの子は明石家さんまよりおもろいでえ～」って人は、是非、吉本興業のお笑い学校NSCに入れてあげてください。

お笑い芸人は暗い時代にも世の中を明るい笑いで包んでくれます。

才能がありそうだったら良いですね。

家庭で力強く生き抜く力を付けてあげられそうなら学歴はそんなに必要ないですよね。

学歴とは、「会社に雇ってください」という時に

もしも、自分が特徴のない人間だったとしても

「勉強だけはしてきました」という証明にはなるものです。

その大学に合格するまで頑張って勉強し続けた事実は素晴らしいし、その証明は一生消えません。

しかし、「勉強が合格点に届くところまで頑張れた」という証明であるだけです。

それ以上でも、それ以下でもありません。

有名大学に受かるということは、「頑張り屋さんなのね、一応面接には来てください」というパスポートなんです。

例えば、慶應大学は1学年6000人です。

伊藤忠・三菱商事等の商社は大人気で、慶應生が一番多く受かると言われています。

でも、勘違いしている人が多いみたいなんです。

慶應を出ればみんな受かるのではなくて、そこからが慶應生対慶應生の戦いなんです。

「ラグビー部で4年間頑張りました」と立派な体で笑顔のまぶしい青年が自己紹介している姿を思い浮かべてください。

彼は、きっと新興国の僻地に赴任先が決まってもボヤいたりしないでしょう。

私が面接官なら、即採用です。

反対に、人間的な魅力のない人は、どこに行っても落ちてしまうんです。

小中高の間、ずっとご近所では有名な優秀なお子さんだった人が、落ち続けるんです。

どんなにショックを受けるのか？

気の毒でなりません。

慶應に行くような人の保護者は、もちろんみんな知っているんですよ。

それはそれは努力しているんです。

魅力的な人間に育てているんです。

面接受けする素敵な人間に育てているんです。

それで思うんです。

勉強より、遊びが先かな？って

「うちの子、特徴無いわあ、話題もないし、人気もないし、人を喜ばす気の利いた言葉も言わないし、笑顔もないし、反抗期で、良いところが見つからないわ」なんて笑っている場合じゃないですよ。

人付き合いは人の中でしか学べませんよ。

毎日毎日、ランドセルを放り出して外遊びに出かけて

遊んで遊んで、みんな人気者になったら良いじゃないですか？

私は息子が小学生の時、我が家を遊び場としました。

大勢の中で、どんな話をしているのかチェックできますよ。

子供って面白いです。

あの日々は、本当に最高でした。
皆様、子育てを楽しんでくださいね。