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父親は母親の病院に毎日会いに行く。 療養型なので施設と同じで 何の治療があるでもななく 淡々と過ぎる日々に 反応が徐々に少なくなっていく。 自分の手で介護できないことを 会いに行くことで 弁解するように・・ 謝るように・・・ 会いに行き そして 反応がなくなってきたことを嘆く そして 「おまえが行ってくれたら、反応が違う」と 私にも会いに行くように電話をする。 私は 仕事が忙しいと言い訳のように 10日に1度 30分程度会いに行く。 薄情な娘だろうか・・ 限られた日々なら 最大限恩返しするべきだろうか・・・ 嘆く父親に 孫娘は 「疲れた時は、 じいちゃんも休んでいいんだから、毎日会いに行くことはないよ」 とアドバイスする。 別れは必ず来る その日までどう過ごすべきか。 おまけ 母親に会いに行って 同じ業界に身を置く私は 逆の立場となり 「お世話になります。」 「ありがとうございます。」 と口にしながら 家族として 介護してもらう側の人間として どんなふうに対応してもらいたいか考える・・・ ありがとう かぁさん それを教えてくれるために あそこで 頑張ってくれてるのかもしれないね。 親不孝だけど 愛してるからね・・・・・
2012年12月25日
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2012年11月の読書メーター読んだ本の数:6冊読んだページ数:2107ページナイス数:19ナイス家鳴り (集英社文庫)の感想食物危機に介護に育児放棄 怖さ満載。読了日:11月26日 著者:篠田 節子喰屍の女 (ゴールデン・エレファント賞シリーズ)の感想カニバリズム小説です。なので 料理場面は読んでて気持ち悪くなります。でも 究極の母性として美咲の思いは小説としてなら共感出来ます。反対に宏美の愛は心底気持ち悪いだけ。読了日:11月25日 著者:根本 起男堕ちる (宝島社文庫 『日本ラブストーリー』大賞シリーズ)の感想読後感悪いっていうか 救いようのない話しで でも ありがちなんだろうけど 楽しめるって話じゃなかったので 読んだ一日は 重い気分で過ごした。読了日:11月18日 著者:林 由美子殺人鬼フジコの衝動 限定版 【徳間文庫】の感想やっぱり 私は フジコを読んでから インタビュー・・・は読むべきですね。 再読の・・・・衝動も二度目なのに新鮮に読めたし。 真梨中毒です。読了日:11月14日 著者:真梨幸子ふたり狂い (ハヤカワ文庫JA)読了日:11月12日 著者:真梨 幸子母性の感想私は 娘と母親 どちらを助けるか・・なら 迷わず娘だから 母の手記にいやな気持ち悪さを感じながら読んだ。子供を授かった瞬間から母性は芽生えると思ってたたけど、違うんだよね・・きっと でも やっぱり 解らない母親の手記・・・・ 娘に与えられなかった愛をあんなに嫌った姑に注ぐラストも気持ち悪い・・・ 与えられ側から与える側に変わったのも解らない でも やっぱり 湊かなえは好きな作家だ。読了日:11月11日 著者:湊 かなえ読書メーター
2012年12月01日
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