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February 11, 2008
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カテゴリ: 気になるニュース
理科離れが叫ばれて久しい昨今ですが。

「小学校の先生は理科の指導が苦手」というニュース。
経験年数によらず、半数以上の先生が苦手なのだそう。
得意→苦手は、算数>国語>社会>理科だとか。
NHKニュースでインタビューに答えた方
「だって、理科って、覚えることがおおいでしょう?
植物に、動物に、物理に、化学に。
これ全部できる人っていないですよね」

おばちゃん…地学忘れてるぞ


算数はやり方が確立されてるから、まあ、簡単という人もわかる。

先生自身が子どものとき習ったことがそのまま出てるわけだし。

国語は、学習塾大手でも、真に学力を持った人なんて数人なので
指導上手と言われる人でも、学力は怪しいものだ。
でも、国語には漢字やことばの使い方など、各学年にそれぞれ到達目標があるので
まだまだ目安がつく。
小学生の指導では、学力よりも人間力、「勉強させる」力があればいいし、
指導力というのはそれこそ、子ども自身が勉強することをさすものだから。
読解の指導は、子どもの目線と大人の目線をうまくミックスさせることができればよくて、
それは学力というより、やはり人間力。

だいたい、各学年の到達目標のめやすになる、学年配当漢字なんて怪しいものだ。
小学5年では、小学3年で習った漢字が書ければよい。

これが「学年配当漢字」の意味するものだ。
その学年ジャストで読み書きできなきゃいけない!
なんてあせりは学校現場では必要ない、ということが文部科学省によって示されている。
あせっているのは、9人に一人だけ。
中学入試を考えている子ども。


教材研究が足らないんじゃないだろうか?

中学入試学習塾の先生で最も大変なのは、社会の先生なのに。
地理分野に属する、貿易・農業などは、毎年統計資料が変わる。
きちんとした資料を子どもに渡そうとしたら、毎年、日々、大変な作業量になる。
歴史にしても、公民にしても、
「自分がこの子たちの人権意識に影響を与える」ことに、
入試を超えた、おそれや責任感を持って教えている。

理科に戻して。

いくつかかけもちしてる仕事の関係で、理科も多少かじるのだけど
結局、理科は持ちネタがどれだけ多いかということが勝負。
いや、ほかの教科もそうなんだけど。
最初の導入5分で「たのしそー」と思わせる話が必要なだけ。
小学生の理科に、教科的な指導力というのは不要で、
ひきつける話術というか、引っ張るという意味の指導力があればよい。

たしかに、今は「実験してください」という保護者が多くて
実験準備などの時間を考えると、憂鬱になるかな?と思う。
子どもの作業時間が長いと、授業時間がこなせないし、
実験事故のおそれもあるし、
かといって、理屈は全然覚えてくれないし。
ほんとは「実験楽しかったなぁ」という思いが最高の価値なんだけど
それはそれで「学力がつかない」など、別の保護者が非難するのだろうね。
保護者対応がしんどいのだろうな。理科。

学習塾でも理科についてはやたら「専門性」要求する親が多い。
必要ないよ。
理科に必要なのは「教養」だ。

実際に小学生理科の学力・指導力があるのは、
意外にも文系学部出身の先生。
「興味としての理科」「教養としての理科」が、小学生の指導には役立つから。
ついでにいうと、理系学部出身の先生が、国語の指導力がダントツだったりもすることも。
「理論的に文章を理解する」ことが身についているから。








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最終更新日  February 12, 2008 03:10:23 AM
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