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今月号の「cut」が「ロスト・イン・トランスレーション」の特集で、オマケに、ティム・バートンと庵野秀明のオタク対談なんてソソルものがあるので、勇んで買ったら、これがとんだ期待はずれ。ヘタクソなんだ、文章が。どれもこれも。なんで??相変わらず誌面はピカピカきれいだし、写真も取材対象も、すごく贅沢なのに、何も言えてない。貧弱な表現力。哀しい…。対談なんかヒドイもんだ。本当に何も聞けてない。言ってないわ、飛べてないわ、着地しないわ、愉しんでないわ。もう、ナイナイづくし。創刊から何回か買ってるけど、そういやいつも途中で投げてた。忘れてまた買ってしまった。え~ん。返せ、690円。ロッキング・オン社なんだよねー。なのに、なんで?渋谷さん、いいんですか?こんな質の悪いライター使ってて。そこいくと、夜NHKの「冬ソナ」ヨンさまインタビュー。うまいもんです。ちゃんと聞いてます。けっこうディープなところまで。もちろん、きっちり段取りしてお約束の演出、ヨンさまもソツなく答えているけれど、申し分なく網羅している。視聴者が知りたいところ以上に。なるほどねー、なところまで、しっかり落とし込んでる。インタビューって、用意のあるなしが大きく左右する。自分だけ知ってたってしょうがないんだよ。表現能力は論外にしても、読者をバカにしてないか?cut。
2004.04.30
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家電の新製品カタログのオリエンテーション。大規模なオリエンは久しぶり。集まった各社の皆さんは私たち以外、ぜんぶ男。黒っぽいスーツを着込み、なんだかモノモノしい感じ。さすが大手メーカーが技術の総力を結集して打ち出す新製品、スライドを見ながらこっちは、思わず「へぇー」とうなったり、大きくうなずいたりの連発なんだけど、くだんのおじさんたちは、眉間にシワよせ真剣にメモをとる。表情なんかピクッとも変わらない。ときどき携帯鳴らしてドギマギするけど。最後にクライアントの担当者は「あくまでユーザーサイドの視点に立ったものを望みます」とひと言。ははーん、ユーザー視点ねぇ。この人たちが。家に帰っても、掃除の一つもしそうにない人たちが、しかも家電の。あ、忙しくって、家にも帰れないか。なんか笑っちゃいましたね。営業的にはこの人たちのほうが、新参者の私たちより、うんと根回しなんかしていて、自信たっぷりなんだろうけど。業界的に少し活気づいてきて、仕事もけっこう動き出したようですが、あんまり中身は変わっていない。使わない人がつくってる。製品自体は、カンペキな市場調査のもとに、続々と新機能を搭載し、使いやすさ、手入れの簡単さ、快適性、清潔性(これみんな主婦のニーズ)なんかをウリに打ち出しているわけですけど、それを伝える人たちは…。そんなことを仕事仲間(もちろん女性)と話しながら帰ってきたら、なんでしょー。福田官房長官も、竹中経財大臣も、年金払ってない。菅ちゃんなんか言うにこと欠いて「行政のミス」だって。行政って誰よ?きっと家に帰って奥さんを叱り飛ばすんだろうな。「なんで払ってないんだ!!オレが恥かいたじゃないかッ」なんて。政治しか知らないおバカさんだもの。その政治がどんなもんか、理解しているわけないし。落選した息子見てわかった。父親不在の家の典型的な男子例。ここまでくるとマンガですね。年金のこと決めるヤツが払ってない。それも18人の閣僚のうち7人で、ちょうど国民の未払率と同じなんて、もー笑うしかありません。制度が複雑?うっかりしてた?ふつう気づくだろ。審議が始まったら聞くだろ、家の者に。「オレちゃんと年金払ってる?」ぐらい。そういう脳もないんか…。なんでもそうだ。政治家と、彼らが決める法案に従う生活者がものすごく乖離している。はるか遠く。集団レイプを「元気があっていい」、介護保険を「親の面倒見るのは家族に決まってる」、果ては「反日分子」。なんだろ、この感覚。どっから出るかというと、その身に染みついた現実離れの社会認識。口が滑ったですむことですかね。企業戦士の皆さん、プレゼンお互い頑張りましょう。まずは奥さんに意見を聞いて、自分んちの電化製品の見直しからどーぞ。
2004.04.28
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B型の友人が人間関係のトラブルに巻き込まれていることを日記に書いたら(4月17日「みんな悩んで大きくなった」参照)、同じB型の人たちから少なからず反応があった。どうやらほかのB型の皆さんも大なり小なり、同じような経験があるらしい。過去にすごくイヤな思いをしたのに、またやらかして、「われながら学習しないなあ」と落ち込む殊勝なタイプもいるけど、そこがいいトコなんだから。B型を総称して、ずっと昔、私がつくったキャッチフレーズは、「イッツ・ア・スモールワールド」。小さな世界ですね。人によって多少の大きさの違いはありますが、基本的には小さな世界。そしてすべてが、本人を中心に回っている。小宇宙といってもいい。B型の人によく「自分の世界をもってますね」というんですが、皆とってもうれしそうな顔をする。社会性がないとか、自分勝手とか、よくいってもマイペースなんていわれるけど、そうじゃない。ほとんどがちゃんと社会性を持っている。自分の意見も持っている。ていうか、持っている人を持っている。その人に従って、非常に円満な家庭、円滑な人間関係を保っている人も多い。なにしろ小さな世界だから。だけど、そうやって、小さな世界で満足げに暮らしているのがガマンならない人もいるわけね。世の中には。とくに、自分の現状に大きな不満を抱えている人なんか。また、そういう人たちの地雷を踏むんだな、B型が。ていうより、そういう人たちは、それを待ち受けてるような気がする。で、爆発、大攻撃。要するに、世の大半の人たち(何型とはいいませんが)は、社会に自分を合わせて生きてるわけ。さまざまな忍耐を積み重ねて。まあ、その社会っていうのが、地位だったりお金だったり学歴だったり、家柄だったりするんで、すでにかなりがんじがらめなわけだけど。ところが、B型の場合、自分に社会を寄り添わせている。だからあんまりムリがない。ほら、小さな世界だから。その一部が社会とリンクしていれば問題ないわけ。そこが、逆ナデするわけですよ。とくに後ろ向きな人間を。B型って、基本的に生きることに前向き。ていうか、生命活動そのものに前向きだから。あー、楽しいなー。こうやって、B型のこと考えるのって。早くコラムつくりたいなあー。血液型でくくるな!なんて無粋なことB型の人たちはいわないし。だって、自分のことだと思わないから。
2004.04.27
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「冬ソナ」の原稿書くんで、ボチボチ資料を集めている。あれ4部作の一つなの、知ってた?ユン・ソクホ監督の四季シリーズ。「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」ときて、いま春を撮ってるらしい。ヨンさまは出てないけどね。車に乗ってたらラジオでソクホ監督のインタビューを偶然、耳にした(こういうこと近頃よくある。需要と供給が思いがけず合致)。彼によれば、韓国ドラマのテーマは恋愛と純愛と自然とノスタルジーなんだそうな。初雪チラチラ降って、登場人物男も女も泣く泣く。でもって、ハンパじゃないんだ、ふりかかる運命が。冬ソナも恋人が事故死して数年後、そっくりさんが出現するんだけど、そんなの日常茶飯事。ガンだの脳腫瘍だの、心臓移植もある。異母兄弟、大金持ちと貧しい境遇の構図はもちろん定番です。あ、これあったか「牡丹と薔薇」で。韓国ドラマがこんなにウケた理由としてソクホ監督は「日本のドラマは成熟しすぎて複雑になっている。韓国ドラマはテーマを絞り込み、人間の普遍的な感情にシンプルに訴えるからなのでは」というふうに分析する。心臓移植がシンプルかぁ?でも、確かに日本のドラマの多くは奇をてらいすぎて、本質をつかみあぐねて迷走している。ドラマってやっぱり、主人公にどれだけ感情移入できるかだものね。やっぱり「恨(ハン)」か。運命に翻弄されて、それでも生きざるを得ない、人間の深~い哀しみ。虐げられてきた民族特有の感情といわれるけれど、けっこう通じるものがあるのかもしれない。なにしろルーツは同じだもの。それにしても、冬ソナ、どこに着地するのかわからない。先週も見逃したし。映画は好きなんですけど、ドラマは最後まで見たことがないんですよ、実は。とりあえずビデオでも借りてきて勉強するか。「イヴのすべて」とか「美しき日々」とか。いや、その前に少しは文字覚えるか。役柄の名前一つ覚えられないんだもの。みんなカタカナで。ソとンがやたら出てきてまぎらわしいし。なんでこんなに違うんだろ。隣の国なのに。でも、まあいいか。情緒的にわかり合えるだけマシ。北朝鮮、やることサッパリわからない。
2004.04.26
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CXノンフィクション。つぶれかかった郁文館学園の建て直しのため、理事長に就任した和民の社長。居酒屋流の経営哲学が、教育現場にすべて通用するとは思えないけど、やってみる価値はある。しかし、校長に任命された慶応大教授の小林さんのやり方がすごい。弁護士で、テレビでも何度か見たことがあるんだけど、教員のリストに一人一人コメントをつけていく、「のろま」「遅刻多し、自覚皆無」なんてまあ、小気味よいこと。本人は悲愴感漂ってるんだけど。確かに、ろくな教師っていやしない。いえ、中にはいますよ。番組の中にもいました。一歩間違うと熱血カン違い先生になってしまいそうなのが。でも、血が流れているだけマシ。同じ目線でキャリアを重ねていけば(周囲の温かいまなざしが最重要)、間違いなく、いい教師に育つ。ものすごく貴重な例だけど。小林校長、言い方が容赦ない。授業中に抜き打ち訪問して生徒の前だろうと罵倒。まあねぇ、試験前に休み中の自分の旅行予定を語ってるなんて、とんでもないよね。校長が頭くるのもわかる。評価していったら、誰一人、好意的なキャッチフレーズつけられなくなる。娘の高校にもいるもの。何しゃべってんだかわからない教師。教えるってことは、自分の持てる知識を伝えるってことでしょう。その基本的な職業意識さえ持ち合わせていない。100人の教師のうち、1年で30人が辞めたそうな。ついていけないって。確かに、生徒の前で、プライドをズタズタにされるなんて、ガマンならないんだろうな。大人としても。でも、そもそも、教師のプライドって何?生徒が「学ぶ」ことの旨味を知るように導く、それでしょう。「この学校にいて、あの先生に出会ってよかった」。そういわれることだけが、教師の喜びなんだと思うけどな。違う?人が人を教えるってことの、自覚をもってほしいものです。なにせ先を生きてるんだよ。先生。医者もそうだけど。小林校長は、今のところ、カンペキに経営者の目線で改革を遂行している。でも、いずれ、もともとの教育者としての自分を取り戻す日は来るでしょう。ずいぶんと傷ついてきた人間特有の、お茶目でシャイな部分を垣間見たから。素直だしね。素直がいちばんよ。学校も居酒屋も、中はたいへん。やっぱり、お客として飲んでるほうがいい。今日、うかつにも馴染みの飲み屋に初めて夫を連れて行き、「まいど!」と言われてしまいました。帰りは駅で夫とはぐれて、電車乗り過ごして一人、タクシーで帰りました。自覚ないです…。
2004.04.25
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久々に髪を切って(刈って?)、サッパリして、表参道をプラプラ。原宿って、あんまりヘンなのいないね。渋谷の隣なのに。やっぱり、並木道の緑が人を健全にするのかしら。でも、小腹がすいてミニ高菜麺でも食べようと思って入った店(北斗です)には、だ~れもいなかった。平日の昼間はすごい客なのに。それでも食べましたけどね。たった一人で、高菜麺と小籠包を。それが、地上に出て、善光寺を抜けて、表参道に出たとたん、土曜日の原宿はかなりの人出。こういうオドロキも、この辺りの楽しさです。けっこう初々しいカップルもいるんだ。歩きながら観察してると。たぶん初デートなのでしょう。初デートは原宿なのでしょう。なんでわかるかというと、男の子の目。すごい黒目勝ちなのですよ。すぐわかる。後ろにいてもわかるのは、彼女のほうに首だけ向けるってことができてないから。上半身が顔についていっちゃう。でもって彼女を見てる目が、潤んでるというか、充血してる(笑)というか、かなり血が上ってる感じなんだよねー。もうちょっとで魂が抜けるのを目が必死で引き止めてる感じ。彼女のほうは、けっこうリラックスしてるんだけどね。ここまでくれば、すでに勝者に近い、それはそれは晴れやかな微笑み、みたいな。緊張して落ち着きがない、その割りに、彼女から目をそらすことができない、うれしいと困ったとやりたいが詰まって、脳が膨張して黒目が増えてしまう。なんともほほえましい。っていうか、その後を面白がってついていくオバさんていったい…。CX「センセイの鞄」。よかったね。久世さんだもの。キャストも出色。小泉今日子、いい女優になった。WOWWOWでかなり話題になってたから、見れてよかった。月9の行く末をずっと考えていて、もう名声にすがるのはよして、お得意の地方ドキュメンタリー特選なんか、やったらどうだろうと思っていたのですが、この手があるじゃないの。いいもの発掘して地上波に送り込む。これぞCXの真骨頂ですよ。大多プロデューサーの面目躍如。
2004.04.24
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「からだ元気科」のご質問コーナーに「おちんちん」というコトバが頻出。質問の内容は「3歳(だか4歳)の子どもがおちんちんを触ってばかりいるのですが…」。案内役のおねえさんが、なかなかかわいいんだけど、質問とはいえ悪びれもせず連発(当然です)。これが絶妙の微笑みなんですよ。貼り付いたような。何も突っ込めないくらいカンペキの。いえいえ、彼女の表情にほころびを見つけようとする、このオバさんの根性を怒ってくれ。もちろん、かゆがる場合は、ばい菌が入って化膿していることも考えられるので、すぐに病院で診察を受けてください。でも、ふだんはまったく問題ありません。「お母さんたちは、お鼻やお耳を触ることはなんでもないのに、おちんちんを触ることを、とても気にしますねぇ。男の子はおちんちんを触ると気持ちが安心するんです」。先生は、それはそれは穏やかにお答えになる(これも当然です)。包茎、恥垢…、もちろんテロップも出ます。フリガナもつきます。なんかおかしくって。すみません、ヘンな話題で。おちんちんを触ると安心するって、本当ですか?てことは、不安なときに触るの?女は別に不安なときオッパイを触らないけど。あ、これ、子どもの話でしたね。やっぱり女にはわからないよね。体の真ん中に何かがぶら下がってる感覚って(すみません)。だから母親でも、心配になってしまう。「おかしいんじゃないか、ヘンなヤツなんじゃないか」。なわけないじゃん。でも、気になる。心配で心配で、思わず投書してしまう。うーん。まあ、幼児の子育ては何かと気をつかうものでしょう。けど、その心配がかえって子どもの不安を募らせたりして。「おちんちんを触るんじゃないか、触るんじゃないか」。母がじーっと念じてたら、思わず誘導されて触ったりして、息子。いやはや、母子はむずかしい…。かえすがえすもスミマセン。
2004.04.23
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「子ども読書デー」の制定だって。またやってる。読み聞かせ?どおなんだろう。ちなみに、私の周りで、小さいとき、しっかり親に読み聞かせしてもらっていた子どもで、ティーンエイジャーになって、読書好きになったのは一人もいない。まあ、それはいいとして。読書って人にいわれてするものじゃないですもんね。ましてや「デー」なんか決めちゃって、また何するんだろ。なんか、子どもに読ませたい本がどうのとかあったけど、読ませたい本読ませて、何させようというんでしょう。あー、いつもながらの教育指導要領。カンペキ視点がズレてる。本なんてね、自分から近づいていかなくちゃ、なんの滋養にもなりゃしない。今の子が本を読まないのは、それだけ近づく需要を感じないということでしょう。まー、面白い本がないとも言える。これは作り手側としても反省する。ただ、例の「世界の中心で愛をさけぶ」現象なんか見ても、決して、本の世界を拒絶しているわけじゃないんだから。芥川賞の二人だっているし。活字の魅力って、必ず気づくときがある。あの二人も、ものすごい勢いで本読んでたらしい。どんなジャンルか知らんけど。少なくとも本のある環境だけは押さえとくってことかしら。親としては。どんな本でも、日常的にその辺に置かれてて、大人が気安く見ていたりすれば、そのうちその気になるもんでしょう。押し付けたってどうにもならない。「いま通学時間に電車の席に座ってるのは小学生だよ」と、友人の娘が教えてくれた。制服着て都内に通ってる子たち。なんでも、私立の小学校では思いっきり読書を奨励しているところがあるそうで、通学途中、歩きながらでも、黙々と読んでるらしい。二宮尊徳みたいに。危ないよなー。でもって、電車のドアが開くと空いた席に突進して、再び読書に没頭する。高校生の彼女なんか、何度、ガキのランドセルに突き飛ばされたか、だって。おかしくないか?危険なのはもちろんだけど、それより、恐ろしく現実離れしている。本を読むと、現実に目に見えているものが、どれほど少なくて、頼りないかがわかる。見えないもののほうがずっとたくさんあって、奥が深い。本の中の世界を知って、現実の世界を生きれば、ぐんと面白くなるんだよ。そんなようなことを、読書をしない(かった)娘に言ったことがある。けど、自分の周囲の何にも関心を払わず、ただ本を読んでるだけで面白いんか?子どもを何にしたいんか知らないけど、学校も、親も、読書の前に、教えることがあるだろ!かんじんなことは目に見えない―サン・テグジュペリは星の王子様のなかでそう言ったけど、その肝心なことを見る目が、いまの日本にきれいに抜け落ちてる。こわいなぁ。
2004.04.22
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ドラッグストアで、幸楽ラーメン買い込んでる人を2回つづけて見た。どっちも静かにテンション高い。なんか、こみ上げる笑いを必死でこらえてる感じ。実際、売れてるらしい。幸楽ラーメン。そういや10年近く幸楽見てたのに、食べたことなかったんだ。50年続く老舗幸楽の味を、みんな知らなかったわけ。そりゃ食べたいよねー。いやぁー、いいところに目をつけた。サッポロ一番さん。CMの最後にきっちり藤岡琢也登場で、オチまでついてるし。できすぎ。そういや、おにぎり屋も始めてたな。長女の娘が。あ、ごはんの宅配もしてた。母親の長山藍子が。それで、おにぎり屋だ。流通はっきりしてるから。これもコンビニあたりで売り出すのかな。いや、まだだろう。じっくり準備して。娘たち、よく商売替えするし。ドラマって、長く続いてるっていうだけで、意味があるものなんですねぇ。いろいろギミック発生するし。勉強になるなー。おにぎり屋だって。ちゃんと世相読んでるなー。さすがです。橋田寿賀子。ダテに僻地旅行してない。いや何言われても、続けることに意義がある。「北の国から」なきあと一人勝ちだ。私だってハマるときが来るかもしれない、いつかは…。エライなあ、TBS。長寿ドラマ2つももってる。黄門さまはキャスト代わるけど、由美かおるいるし。あ、あれもいけるかもしんない、「こちら本池上署」。高嶋政伸、私生活ゆるぎないものあるし、このままやれそうだな。もしかして、狙ってる?だって最初からカゴちゃんの父だもの。独身なのに。でもって、妻、長期不在の設定。うーむ、やるなあー。「暴れん坊将軍」って、そっと終わってしまったの?生まれたときからやってたような気がするけど、ちゃんと見てたはずなのに、もういない。永遠に続くと思ってたのに。BSの再放送でたまに見て、「松平健ってこんなに変化したのか!」と驚いたりして。「銭形平次」の新シリーズって、その代わりなの?わからない。見過ごしてた。私としたことが。けど、キャスティングがけっこういいので(万七親分に渡辺哲!)、続くかもね。村上弘明ちょっとヒョロ長いけど、そのうち松平健になれるよ。続けてれば。
2004.04.21
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恵比寿の打ち合わせの帰りに、こっそり東京都写真美術館へ。「知られざるロバート・キャパの世界」展。スペイン内乱の写真を中心にした展示は「知られざる」でもなかったけど。サラマンカ内戦資料館の蔵出しは確かに初めてらしい。そういえばこのご時世に戦場写真展を、なんてところにはまったく考え及ばなかった。ただ、やはり彼は最愛の人ですね。亡くなったときの年齢を自分がはるかに超えたなんて信じられない。なぜ彼に惹かれるのか。「ちょっとピンぼけ」を初めて読んだ高校生のとき、眠れなかった。チュニジアの丘で「戦争はどこだ?」と聞いて回るキャパ。地雷原にズボンをずり下がらせて立ち往生するキャパ。恋人(イングリット・バーグマンですね)と大口論して別れた夜。2月のノルマンディーに上陸し、寒さの中でぶるぶる震えながら、兵士たちとスコッチを分け合う彼。解放の歓喜をファインダーでのぞきながら「パリよ、俺だよ」と涙でつぶやくキャパ。いちいち想像しながら、この気弱でハンサムなハンガリー人の戦場カメラマンに恋をしてた。何が彼を突き動かしたのか今もわからない。女の私には。けれど、彼の撮った写真は確実に残されて、50年後の私たちの心を間違いなく揺さぶる。それも、悲惨な光景を切り取ったものですら、「戦争はしてはいけない」という強いメッセージをもって。背負ったものが違うんだろうな。共通の言語をもたない、自国という礎もあやふやな、ハンガリー生まれのユダヤ人が、彼のすべてをかけて伝えようとしたもの。彼の視線はカメラマンのそれじゃない。つねに、そこに居合わせることを運命的に余儀なくされた、一個の人間の、曇りのない眼。ちっぽけで気弱な、けれど、ものすごく謙虚で勇敢な、ただの男の。いまのカメラマンに果たしてそれはあるんだろうか。いまの男たちに。今日の展示は中抜けで、キャパがカメラマンとして踏み出したばかりの頃のものと、インドネシアで地雷を踏んで亡くなる直前に滞在していた日本でのもの。私は彼の写す普通の人たちの姿が大好きなんだけど、不思議なことに、戦場の彼らの表情に、強く惹かれてしまう。反乱軍に立ち向かう農民兵士たち、自らの家族と暮らしを守るために戦う彼らの、死と向き合ってひるまない、誇り高い素顔。いまのイラクの米軍に抵抗する人たちの多くと通ずる。もちろん、終戦直後の日本人の、慎ましくて晴れやかな顔も魅力的だけど。キャパの最初にして最愛の恋人ゲルダ・タロー(タローはパリで仲良しだった岡本太郎からとったそうな)の写真を初めて見た。キャパを戦場へ引きずり込んで、26歳の若さで戦車にひかれて死んでしまった。力強い表情。キャパは彼女の志に応えるために、戦場を撮りつづけた。そういえば、東京都現代美術館でオノヨーコの「YES」展をやってる。ハシゴを上った天井に書かれていた小さな文字。それが「NO」でもなく「FUCK」でもなく「YES」だったから恋に落ちたんだ。レノンはそう言ってた。自分の価値を知らない男を開花させるのは、いつも強い女だ。価値のない男は知らないけど。それにしても、戦争の報道って何だろう。考えさせられる。誰がキャパを守ったか。開放されて帰国したその足で、NEWS23に出ていたフリージャーナリストの安田さんが、日本での扱いについて聞かれて言葉を詰まらせるのを見て、そう思った。どんどん体験を書いてほしい。妨害に屈せずイラクの見てきたままを、私たちに教えてほしい。それが使命だと思ってくれるなら。ね、郡山くんも。
2004.04.20
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今クールのドラマ、ほぼ出揃いましたね。あとアレか、テレ朝の「電池が切れるまで」。あれ、どうしましょうね。キャストもテーマも気持ち動きにくい。土曜日にやってた「感動ドキュメント」でよしにしときましょうかね。ドラマの紹介って意味なんでしょうが、あれはまずいですよね。テレ朝はよくやるんだけど、いかんよ。題材が深すぎるでしょう。しょせんドラマは現実を超えられないんだから。そういえば日テレの「仔犬のワルツ」も、同じようなつもりで流してた。主演がなっちだし、目だか見えないし、もうすっかり長編ヒューマンドラマのつもりで。それが連ドラだもの。えっ、つづくの?みたいな。なっちかー、モー娘。出てからずっとこの路線。いいけど。野島伸司ってことは、のりピー仕立ての青いウサギ狙いか(あ、違った。これ主題歌か。タイトルなんだっけ?)。もう飽きました。今クールで評価したいのは、女優配置ですね。白石美帆、篠原涼子、酒井若菜も出てたな。いいところにつけてます。もちろん小林聡美、井川遥もよし。こうしてみると、日テレ健闘してるのにな。「光とともに」では。とりあえず主役おぶさりは辞めたってことでしょうかね。松嶋ナナコ産休だし。確かにひどいもんなぁー、反町と長谷川京子なんか。もう見てられないくらいのヘタさ。反町くんって、主役じゃなくなったら、どうなっちゃうんだろう。そもそも何で主役になれるのかな?いきさつがわからない。GTO?みんな気づかないの?いっそ、ナナコが復帰して、アットホームダッドはどうだろう、ご提案として。あと、藤木くんもねー。あんまりキャラが前面に出る役はいけません。押しても引いてもだもんなー。あれはよかったけど、トラウマまみれのパティシエ。しゃべらない役のほうが向いてる。ていうか、しゃべったり、リンちゃんみたいに笑ったりしないでほしい。それにしても、どうしたんだ月9。まあハナから期待してないけど。何もかもちぐはぐ。セリフが死んでる。山手線だと?坂元裕二進歩なし。珍しく娘がダメ出ししてました。長さんばりに「ダメだこりゃ」。いまのところはTBSでしょうか。嫌味なく。北川江吏子もTBSならどうにか。いや、実はギリギリなんですけど、美帆とコウでなんとか。手法はまるっきり同じなんだけどね。「ビューティフルライフ」と。「ホームドラマ」も岡田恵和の誠実な人柄を尊重してる。いしだあゆみ、生きてたし。キャスティングも含め、どれもそこそこていねいにつくられてますね。やっぱり「渡おに」があるときは、何か引き締まるのかな。ドラマのTBSにカツが入る。あ、すみません、「新しい風」は見てません。まだ吉田栄作を再び味わう気力がありません。しかし、言ってはなんですが、身障者ネタ多いですね。そりゃ11回で物語終わらすには、出足から踏み台がいるんでしょうけど、これほど多いとやっぱり…。フツウのドラマが見たいよー。身障者もフツウに出てていいから。けど、普通の人たちの営みを描くには、相応の力量が必要なんでしょうね。ないか。いまのテレビには。NHKの朝ドラ…。だからって竹山洋さんにやってくれって頼むなよ。大河のサルが二人出てる。財津一郎が時折ありがた~いお言葉吐いてナニサマの香り漂う。朝から…。そして、とてつもなく素人なヒロイン。私もそうとうガマン強いほうですけど、今週あたりでリモコンそっと置くかもしれない。
2004.04.19
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B型の友達が、期せずして同じようなトラブルに巻き込まれてる。どちらも子どもがらみのことなんだけど、本人たちの親子関係にはまったく支障はなくて、子どもの友達の親というか、そのあたりの話なの。それも、比較的長い間付き合いのある人が相手。思うに、B型はヘンな人を呼び寄せるという傾向があるね。それも自らすすんで招び込むところがある。これはひとえに、「ちょっと面白そうだ」というきわめてB型的な本能的な理由からなんだけど、話が面白い、とか、境遇が面白い、とか、自分にないものがあったりすると、すぐに引っかかる。鼻が利くんですね。それが、どう考えてもヘンな人で、周囲からはまるっきり相手にされないというか、どっちかというと敬遠されるタイプだったりする。(あれ、これは鼻が利くとは言わないか。むしろ利かない?いや、利きすぎてマヒしてる?)その上、妙に責任感がある(自分に)から、誰が嫌ってても最後まで付き合い通そうとする。選んだ自分に忠誠を立てようとする。正直というか、誠実なんだね、自分に。で、最後の最後に痛い目にあって、びっくりする。私はといえば、かなり早いうちから警告しているんですけどね。ほどほどにしとかないと、今に痛い目見るよ。他人からも一緒くたに見られるよ。何より子どもが迷惑するよ…。でもダメなの、これが。みごとに聞く耳もたない。ていうか、聞く耳がない。ま、当たり前なんですけど。子どもが大きくなってくると、いろんなことが起きてくるでしょう。小さい頃は見過ごせたことも、だんだん由々しきことになってくる。なにしろ取り巻く環境は激変するし、影響を受けやすい子どもおよび親は、パニクって、ものすごく攻撃的になったり、ガードを固めたり、あるいはウチにこもったりする。ところが、B型にいたっては、あんまり大勢に影響がないようなの。何があろうと、自分たちの親子関係は、ものすごく太いんですもの。相手方と違って。だから、大打撃ってほどにはならないんだけど、巻き込まれる巻き込まれる。自分たちはイッコも動いてないのに。そおかー、そんなにキツイならぶっち切ればいいじゃん、と言うんだけど、情けない顔しながら、なかなか切れないのは、やっぱり、そういう状況に追い込まれた自分を味わっているフシもある。付き合いが長いというだけじゃない何か。それは彼らにしかわからない。少なくとも、A型やO型が、そういう場合に未練たらしく切れないのとは違う。いやぁー、すばらしきかな、悩めるB型。
2004.04.17
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イラク人質解放。ひとまずよかった。涙ぐんでる高遠さんを見て、ふと思った。戦争って男が始めて、後始末するのはいっつも女だな。拉致されて間もなくの情報で、バグダッドからファルージャ方面へ向かうというとき、かなり危険なので見合わせたらどうかという意見が出たのに、最初に郡山さんが「僕は行く」と言い、今井くんが「僕も行く」と言い、高遠さんは何も言わなかったって話。ものすごく印象に残ってた。行きたくなかったんでしょう、彼女は。だって、イラクの内情を、最もよく知っていたのは彼女だけだったわけだから。だけど、あの場合、状況に引きずられて、同行せざるを得なかった。あの涙は、いろんな意味があるね。ずっと前からイラクにいて、一人で活動していた彼女は、自衛隊が来ることに、ずっと反対していた。そりゃ自分の活動に全責任を持っていたかどうかはわからないけど、少なくとも、彼女の活動によって、ほかの2人も救われたわけでしょう。素行不良だった世間知らずのお嬢さまだろうと、行って、やってた行為が、あんな結果に終わるのは、彼女的にはツライだろうね。あとの2人は論外。だいたい最近の男に自己責任なんか問うほうが土台ムリ。現状把握できるようなら彼女を巻き込んだりしない。ましてや高校を出たばかりの子どもが単身戦場に行くのを止められない親にこそあきれる。きっと「ミルクと麦茶と、キミはどちらを選ぶの?」とか、オムツもとれない頃から聞いてたんだろうな。「ちゃんと自分の意見を述べなさい」って、大きくなったら親の手に負えない、言い出したら聞かないから、好きなようにやりなさい。オマエはまだ子どもだから、ほかにやることがあるだろうと言えない。小犬の頃から大人扱いして、肝心のしつけをしてないわけ。最初から思ってました。同年代の友達をカンプなきまで論破して、身もフタもないようなヤツだろうなって。そりゃ論も立つ。視野狭いから。いや、ココだけの話。極端な話、いまのイラクへ男は行っちゃいけない。行くなら女だ。むしろ女がやることのほうがいっぱいある。ドカン、バシャンじゃなくて、女性主導の細かな活動に切り替えるべき。いいかげん、やめたら。ブッシュの顔が映るとモノ投げたくなる。モスク攻撃、何それ。しかけるなら、ちっとは勉強しろ。「父を見て男は成長せぬと知り」(万能川柳・下関のにぼし娘さん・秀逸)
2004.04.16
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昼過ぎに出かけようと思ったら、12chで「12人の怒れる男」。久々に見てしまって動けない。やっぱりすごい。一人一人の背景とか何も語ってないのに、これほどまでにキャラクターが際立つなんて、文句なく優れたシナリオと演出。誰でしたっけ、主役はヘンリー・フォンダなんだけど。会話劇。確かに、たたみかけるように検証が成されていって、そんなこたぁ検事も弁護士もわかりそうなもんだろ、と突っ込みたくなるところもあるんだけど、ああ、そうかと思わせる。まるで自分が審判員の一人になったみたいに。実質の情報は何も与えられていないし、第一、審判員そのものがまだ日本にはないわけなんだけどね。とにかく、自分が生まれた頃に、もうこんな映画があったんだと思うと驚異。個人的には「風とともに去りぬ」より。それくらい大きい。「12人の優しき日本人」も、また見たくなりましたね。もひとつ、個人的には、今クールのドラマに篠原涼子ちゃんが2つも出ているのがうれしい。このところちょっと見てなかっただけに(いえ、見てたんですけどね。「ヤンキー」とか、出方が不満だっただけで)。またこれが、まるで違う役なの。いつのまにか子持ちの役が定着しちゃって、独身なのに、今回の2つともそうなんだけど、一つはフツーすぎるほど彼女なら力抜いてもやれる役で、もう一つはものすごく考えなきゃならない自閉症児の母親役。どっちもいいっす。とくに今日の「光とともに…」。難しくて、まだ脚本こなすの精一杯なところもあるけど、そこは彼女、やっていくうちにちゃんと像を築き上げちゃうことでしょう。期待もてる。ほんとキャパ広い。抜群のバランス感覚。楽しみです。
2004.04.14
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ピアノ教師をしている友人に付き合って、ヤマハの楽器店へ。たまに行ってみると、ピアノ曲ってやっぱりブームかなと思う。すごい楽譜の品揃え。クラシック系なんか追いやられてる。そういえば昨日の朝、『題名のない音楽会』でピアノ曲のリクエスト30をやってた。1位は坂本龍一の『エナジー・フロー』でしたね。クラシックも主要なのはあったけど、それほど上位じゃない。でも、いいと思いますよ。ピアノの可能性ってものが、今になって広がってるわけだから。驚いたことに「砂の器」の『宿命』の吹き替えをやったのがハネケンなんですと!そう思ってみると、確かにピアニストの指にしては丸っこかったな、中居くんの指。そのときは気にならなかった。中居くんだし。あれ、ハネケンだったんだ。すごいなー、キャスティング。何よりも、あの腕とあの指の長さで、あれを弾く羽田健太郎。改めて脱帽。プロだけど。
2004.04.12
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このところずっとカツカレーが食べたくて、探し回ってる。いえ、とんかつ屋のじゃないの、うっすいヤツ。今日もマツヤをのぞいたけど、まだやってない。豚丼はあるのに。なんで?ほかのそのテの店でも軒並み「ただいま休止中」。あれ、止まってるの牛じゃなかった?鶏も?なんでカツが…。…いいトシしてカツカレーもないか。でも、どうしても食べたい。こうなったら、大学の学食にでも行こうかな。なかったりして。在学中は週に2回は食べてた。こう見えて仏文科なんですけど、私がカツカレーの盆を持ってると、同じクラスで「それ、なあに?」と聞く女もいた。ホントに。でもって、同行の友達が「知らなくていい、○○ちゃんの食べるものじゃありません」と答えてたっけ。どうしてるかな?○○ちゃん、超お嬢様。卒業してすぐ結婚しちゃったけど。彼女は、このご時世を憂いているでしょうか。すっかり葉桜ですね。この春、中学生になった「のんフィクション日記」の著者、のんぺえは、初めての英語の授業について感想を聞かれ「桜の花びらが風に舞って、きれいだった~。あんなによく桜が見える教室、小学校にはなかった」と感動を述べ、「黒板の前に生えてたんかッ」と母ちゃんに怒られてた。荒俣宏さんが書いていたけど、桜って、死者の出入口なんだってね。桜を卒塔婆という人もいるそうな。とすれば、千鳥が淵の花見で、靖国神社側に渡れなかった気持ちも説明がつく。やっぱり千と千尋の世界だったんだ。今年は桜がテーマの歌がやたら多くて、何か暗示的。『散ることを知りながら咲くことをおそれない』けど、井の頭公園の花見はいただけませんね。テレビで見たけど、年齢層が低いから上野の比ではない。バチ当たるぞ、バカ者たち。吉祥寺に住む友達が「ウチに来るなら、桜が散ってからがいい」とため息混じりに言ってた意味がわかった。思わずお見舞いのFAXをしてしまいました。
2004.04.11
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すいぶんとなまけてしまいました。水曜日に久しぶりにタクシー帰りをしてしまいまして、それから頭が真っ白。仕事以外に思考が停止してました。その上、イラクの人質事件なんか起きちゃったもんだから…。ちゃんと帰るつもりだったんだけどな。いや、水曜日の話。仕事の進行についてのマジメな会なので、汐留に個室をとって、そーだ、大江戸線で新宿まで出れば、なんて思ってたのに、話が終わって「今日はとことん」とタクシー代を匂わされて、銀座が呼んでいる~となってしまいました。日本酒は鬼門です。私にはやっぱり。酔鯨、万寿、十四代、そんなもん置いてるからいけないッ。自腹じゃないし。って、スミマセン。しかし、あんな生活、よくつづけてたなー。独身時代。1時台はココ、3時台はココって、目回りながらもしっかり踏襲している。青春時台(代)をたどる旅…。もういいや、しばらくは。反省。「冬のソナタ」。実は初めて見ました。のれませんねー。吹き替えだからか?韓国映画は大好きなのに。ヨンさまかー。わからん。それにしてもセット、ものすごいなー。まるでカキワリ。なんか教育テレビのCGセットを見てるみたい。はに丸くんが出てきそうな。でも、次回あたりからドロドロのニュアンスなので、いちおうつづけます。
2004.04.10
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今日、最も笑ったのは「英語でしゃべらナイト」。なに?ジーン・シモンズ。やらしさムンムン。イイ感じです。釈ちゃんがヘンな英語使うと、本気で面白がってる。パックンとか松本アナとかほかのみんなが大あわてで両手をあわあわ動かして、カメラのジャマしてもおかまいなし。「お持ち帰りはダメ」っていうの、「not bring her home」、知らなかった。11時台のNHKはかなり砕けてるよね。手を抜いてるんだか、力入れてるんだか、なにしろゲストもすごいんだから。KISSとレッド・ツェッペリンだもの。ジミー・ペイジは紳士ですわ。こないだはスピルバーグも出てたし、イライジャ・ウッドがゲームやってたし。みんな、ほかのインタビューじゃ見せたこともない顔してる。異常にリラックスしてる。ギャラ安いはずなのに。いや、安いからか。どんなふうにオリエンするんだろう。番組の内容を。国営放送だって言うんかしら、やっぱり?作り手が楽しんでいるのは確か。3チャンにも近いノリ。同じバラエティでも「ためしてガッテン」とは違う。やっぱり、この時間帯なら、クレームの電話かける人々も寝ちゃうからかな。いずれにせよ、このメンバーでしばらくいてほしい。釈ちゃんも、持ち味出してるもの。局アナよりアメリカ人が仕切っているのもいい。成り行きで絶妙のポジショニングができてる。ほかの番組も見習ってほしい。いくらNHKでもバラエティ色あるやつであんまり移動するのは、やっぱりよくないですよ。もう見切りつけた、「生活ほっとモーニング」。「おはよう日本」だって、いつ、三宅さん替えていいって言った?
2004.04.05
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今日は地元の桜まつり見物をしてから、わが家の庭で焼き部(七輪でなんでも焼いて食べる倶楽部)をしようと思ったんだけど、雨で中止。メンバーには悪いけど「味が落ちる」という大義のもとに、大阪で買って冷凍しておいた『天平』のギョウザを焼く。すすめてくれた大阪人の言いつけを守り、ホットプレートの前に張り付いてじっくり。なかなかいい出来。外はパリッと、皮はモチモチ、中はジューシー!きゃあ、うまい!地元の人にもあんまり知られていない店らしいけど。焼いてるソバから食べてく娘が、途中で口から火を噴いた。「から~っ」。中にラー油か何か入っているみたいで、後で辛味がくる。けど、これがあとを引くんですねー。いやあ、いいもの教えてもろた。って、大阪に行かなきゃ食べられないけど。調子にのって、従妹から送ってもらったイカ焼きも焼く。これも香ばしくておいしい。デラパン(??)は電子レンジで。こっちはふっくら。しばし大阪の味を堪能。感動したぁー。披露宴の後日談はまだあって、けっきょく弟が忘れた引き出物は、焼き鳥屋にはなかったらしい(詳細は「めくるめく大阪」参照)。ところが、1週間たって、ホテルから親族宛てに電話がかかってきた。「ひょっとしてお宅さまのものでは…?」。誰が拾ってくれたのやら、ホテルの紙袋の中に、母の名札が。バレないようにと懸命に手配した弟の努力は水の泡。悪事は隠せぬもの。でもまあ、吐きまくった従弟もいたらしいから、ちゃんと深夜バスに乗り込めただけマシと、珍しくおとがめなし。それにしても1週間。大阪の街のどこをどうさまよっていたんだろう。引き出物たち。ここ最近の散歩ソングが「結婚しようよ」で、口ずさむたびに「名曲だな~」と思っていたら、「堂本兄弟」で、久々の拓郎さん登場。元気そうで何より。いい歌じゃないですかッ。歌詞間違えて覚えてたけど。窓を開けてキミが見せるのは笑顔じゃなくてエクボでした。昔はねー、ちょうど帰れコールの頃で、「拓郎は世俗に堕ちた」とかなんとか言われる代表曲だったけど、やっぱどっこい残るね。いい曲は。よし今度は「旅の宿」だ。
2004.04.04
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有機肥料原料初出荷。宅急便用の箱に土壌菌入りのオガクズを満杯にして、ガムテープで止めて、玄関先に出しておく。出かけている間に佐川急便が持っていってくれたらしい。伝票が入ってた。世話なし。生ゴミ処理機を購入して1ヵ月。快調です。ふつうのゴミだけの袋がこんなに軽いと思わなかった。私の場合、うっかり収集車が来るまでに出しそびれることもあるんだけど、生ゴミが入ってないから、持ち越しても安心。ネコやカラスにやられる心配もない。何より、処理機が優れもの。前日の晩に入れた生ゴミが、翌日の昼までにはキレイになくなってる。卵のカラも鶏の骨も玉ネギや大根の皮も。中の土壌菌がかなり優秀なんだと思う。なんか、うれしくなる。ちゃんと食べて、仕事してるなーと思って、用もないのにしみじみ眺めたりする。ときどき、間違えて納豆のカラシ袋の切れッパシが入ったら、しっかり拒否して残してる。生きてるんだねー、彼ら。1か月分育った菌を1箱分取り出したら、また新しいオガクズを2袋分入れて、しっとりするまで水を足して。香ばしいようないい匂い。働いてる間はフタを開けると、ちょうどぬかみそみたいな匂いがする。それも全然イヤな気がしない、自然の匂い。高すぎるの、マルチ商法だの、ネットではいろいろ風評が流れているようだけど、使ってみて実感する。食べたあとの生ゴミは、本当はゴミじゃない。ちゃんときれいに分解されるものなの。わざわざ行政に持っていかせて、税金かけて燃やさなくてもいい。その上、もしこれが本当に何年か後、有機農業の振興に役に立つなら、こんなにありがたいことない。少なくとも私は、この頑丈なハコがウチの勝手口にあるのがうれしいので、決して高い買物とは思わない。支持しますよ、このシステムを。何より、処理機のほうが
2004.04.03
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人気連載『のんフィクション日記』の著者、のんちゃんは、今年ぶじに小学校を卒業し、もうすぐ中学の入学式を控えてワクワクです。といっても、新入生の顔ぶれは、小学校のときとほぼ同じ。新鮮味にはちと欠けますが。中学入学にあたって、彼は迷わず、お兄ちゃんの着ていた制服をもらうことにしました。その理由は「着れるから」。体格から比較すると、おそらく二学期が始まる頃には、もう小さすぎて着られなくなるでしょう。彼にしてみれば、そのほんのわずかな間にも、敬愛するお兄ちゃんの制服に袖を通せるというのは、何よりも輝かしい幸せなのです。おおかたの子どもは「お古」を嫌がります。彼のように、お兄ちゃんと年が5歳も離れている子は、そう多くはいませんが、自分だけの制服を新調したい彼らは、期待を込めて「のんぺえはどうするの?」と聞きます。そのたびに、のんはキッパリと「あ、僕は、お兄ちゃんのをもらえる(!)ことになったから」と答え、相手をガッカリさせます。しかし、その答えが、あまりにもうれしく誇らしげなため、いつしか新中一年生の間には、妙な傾向が見られるようになりました。兄弟のいる子は、お古を着ることに文句を言うどころか、「僕もお兄ちゃんのを着るんだ!」と喜ぶようになり、むしろ、やむなく制服をつくる子のほうがしょんぼりするのです。そればかりでなく、兄弟のいない子までが「いいなあ」と羨ましがる始末。現代にあっては、実に不思議な光景です。なんともすばらしい影響力です。さて、『のんフィクション日記』は、さかのぼって、小学4年生の4月分をUPします。中学に入ると、著者多忙のため、おそらく休筆となるでしょう。新シリーズが生まれないのは残念なことですが、その代わり、中学の野球部で、日誌を書くそうなので、それを楽しみに待つつもりです。ひきつづき、ご愛読ください。
2004.04.02
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千鳥が淵の夜桜は、空が低くって、不思議な感じ。もちろん、お濠端に座り込んで宴会なんかしない。みんな、どこかでほろ酔いになって、ただ歩くだけ。通りの向こうの靖国神社は、かなりにぎわっているふう。道をはさんだだけなのに、なんだか遠くて、渡る気にもならない。ふと「千と千尋の神隠し」を思い出した。そのくらいかけ離れた世界。気心の知れた友達と、たっぷりと時間をかけて、おいしいイタリアンを食べて、駅までのほんの少しの道のりを堪能する。こんな機会を、あと何度ぐらい味わえるかな。たわいない話題で交わした言葉の一つ一つも、お互いへの思いやりに満ちていて、たぶんそれが、ずっと後まで宝物になる。もう若い頃のように、大げさにはしゃいだりする必要もないね。
2004.04.01
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