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ken_wettonさん
araiguma321さん 
歳近くなり、かろうじて専門職での事務所を運営していますが、 65
歳を超えたあたりから、全身の倦怠感を強く感じるようになりました。
いまからこんな調子だと、 70 歳を過ぎたら、きっと絵に描いたようなよぼよぼ爺さんになる …… という未来予想図が見えます。
これはいかん!
というわけで、ちょっと流行りの薬膳 …… ぽいものに手を出した、というのが正直なところです。
ですので、私は薬膳というものの根本をほとんど知りません。
私の教科書は、「薬膳・漢方
食材&食べ合わせ手帳」という本、一冊のみ。
ネットで自分の体質を調べてみたところ、「気虚」「血虚」があてはまるそうです。
血の充実が足りず、体調が悪く、気合も入らない …… という体質でしょうか。
いい加減な私も、少し考えました。
「今後の自分のベースロード電源になるものは、何だろう?」
若いころなら、体調が悪ければ「今日は調子が悪い」で済ませていたでしょう。
でも、この歳になると、そうもいきません。
明日も仕事をし、明後日も動かなければならない。
大げさにいえば、これからの人生は、毎日少しずつ自分を再起動していく作業なのかもしれません。
これからご紹介していく私の料理(と、いえないかもしれませんが)は、自分の体質に合わせた食材を意識して取り入れるとともに、バランスをとるために加えた食材などもご紹介していこうと思います。
全部、変な名前がついています(笑)。
とは言っても、私は専門家でもなんでもありません。
作る料理を、自分なりの感慨に乗せてお話しする。
そんな路線です。
面白くもなんともないかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。
前置きが長くなりました。
第一弾は、
「ボンバー味噌汁」
です。
日本人の朝餉には、昔から味噌汁が登場します。
ところが、よく具をあっさり目にして、お上品に召し上がる方がいらっしゃいます。
なんと、もったいない!
と思うのですよ。
「ボンバー味噌汁」は、 一杯でできるだけ多くの食材をとってしまおう という、実に豪快な発想から生まれました。
目標は 15 品目くらい。
まず味噌。
本来は地元に有名なお店があるのですが、高いので(笑)、マルコメの「麹美人」とかいうやつ。
ダシは、袋に入っているものを破いちゃって、ざーっと入れます。
そして具材。
キャベツ、玉ねぎ、かぼちゃあたりをレギュラーにして、ピーマン、ナス、ゴーヤ、ネギ、ニラ、舞茸、小松菜、にんじん、にんにくなど、あらかじめ切って冷凍していた具材を、これでもか!とぶっこみます。
あらかじめ切って冷凍しておくのがコツ。
これに、きな粉、しょうがパウダーを追加。
薬膳ぽくするため、ナツメとクコも投入。
本末転倒やな(笑)。
その日の気分によって、カレー粉。
最近はハウスのジャワカレーが、うんまい。
あるいは黒酢。
こうして、今日も山盛りのボンバーのできあがりです。
うへー、グロテスクな味噌汁だな、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ところが、これがイケるんです。
多くの具材から醸し出される深いコクがあって、なかなか味わい深い。
薬膳の本によれば、私が意識している「気虚」「血虚」に関連するとされる食材もあります。
たとえば、かぼちゃやにんじんなど。
まあ、私は専門家ではありませんから、そのあたりは本を読みながら、自分の身体と相談しているところです。
そして何より、
鍋にこれでもかと具材を放り込み、火を入れ、味噌を溶いて、山盛りの一杯を作って食べる。
この「作って食う」という儀式そのものが、なんとなく、その日のアゲを担保してくれるような気がするのです。
これから先、年齢とともに、昔のようにはいかないことも増えてくるでしょう。
だからといって、朝からしょんぼりしているのも面白くない。
ならば、自分で一杯作ってしまえ。
それが私の「ボンバー味噌汁」です。
~続く~