翔(はばた)く女性を応援する会社を目指します

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2026.09.06
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題名

雨の日だから生まれた「快輪(かいわ)」⁇



―道の駅常総、コロッケキッチンカーで感じたこと―



雨の日には、
雨の日の商いがある

9月6日、日曜日。

12時30分ごろ、私は道の駅常総のコロッケキッチンカーに向かいました。

この日は雨。

時折、かなり強く


私はお帰りになる
お客様に、

「雨が強くなっています。足元に気をつけてお帰りください♪」

と声をかけました。

考えてみれば、この一言は商品を売るための言葉ではありません。

コロッケを買っていただけるかどうかも関係ありません。

ただ、「無事に帰っていただきたい」という気持ちから出てきた言葉です。

私は、こういう何気ない一言も、伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道では大切だと思っています。

晴れの日と雨の日では、お客様の気持ちも行動も違います。

マニュアル通りではなく、その日、その時、その人に合わせて「今、自分に何ができるだろう」と考える。

雨の日には、雨の日の最適解があるのです。






午後になると、群馬県から高校ハンドボールの選抜チームが立ち寄ってくださいました。

茨城県内で練習試合を終え、帰る途中で道の駅常総に寄られたそうです。

監督さん、コーチさん、親御さん、そして女子高校生が15人ほど。

約40分間の休憩でした。

すると女子高校生たちが、年寄りの私を、いじる、いじる(笑)。



そして記念写真の撮影までお手伝いしました。

監督さんから、

「近いうちに茨城県内で本試合があります。また寄らせていただきます」

とうれしい言葉をいただきました。

私はここに、商いの原点があるように感じます。

「売った、買った」で終わるのではなく、

「また会いたい」

「また寄りたい」

と思っていただく。

商品をきっかけに、人と人とのご縁がつながっていくことも立派な商いではないでしょうか。

負けた時こそ「次はカツゾー!」

その後、中学生のサッカーチームもご来場くださいました。

雨の中で試合をして、

「今日は負けちゃったんです」

と話してくれました。

そこで私は、

「それならメンチカツ、コロッケを食べて、次回はカツゾー!」

と声をかけました。

ほんの小さなダジャレです。

しかし、監督さんからお礼を言っていただきました。

勝った時だけがスポーツではありません。

負けた時に、次へ向かう気持ちを持てることも大切です。

コロッケ一個で試合に勝てるわけではありません。

それでも、コロッケ一個と一言の会話で、少しでも笑顔になってもらえるなら、それも私たちにできる「おもてなし」だと思います。

笑い、お客様から教えていただく商い

この日は、30歳代のご夫婦、50歳代のご家族、70歳代のご夫婦など、本当に幅広い世代の方々と談笑しました。

近くの温浴施設から帰る途中に立ち寄られた30歳代半ばくらいのご夫婦とは、特に笑いました。

最後には、

「笑いすぎて、腹が減ってきました。おじさん、もう笑わせないで〜」

と言われました(笑)。

私は思わず、

「笑って、お腹が減って、コロッケを食べる。最高じゃないですか」

そんな気持ちになりました。

さらに、ご夫婦ともに理学療法士をされている4人家族とも出会いました。

千葉県生まれで、現在は埼玉県にお住まいとのこと。

今度は私がお客様から、健康な体づくりについてお知恵を拝借しました。

ここが、私は大切だと思っています。

お店側が一方的に「教える」「売る」「サービスする」のがおもてなしではありません。

時には、お客様から教えていただく。

笑わせるつもりが、こちらが笑わせてもらう。

元気にするつもりが、こちらが元気をいただく。

そこに上下関係はありません。

だから私は「会話」を、あえて「快輪(かいわ)」と考えています。

人と人との心が快く回り、その輪が次の人へつながっていく。

これこそ、私が考える伎芸『ぎげい』型おもてなし商売道です。

売上げも大切です。

利益も出さなければ商売は続きません。

しかし、数字だけを追いかけていたら見えなくなるものがあります。

「また来るね」

「楽しかったよ」

「次は勝つよ」

そんな言葉は、決算書には載りません。

けれど、その積み重ねが、やがてお店の信用やファンづくりにつながっていくのではないでしょうか。

雨が降った9月6日の日曜日。

決して商売に適した天気とは言えなかったかもしれません。

しかし、雨だったからこそ生まれた会話があり、笑顔があり、ご縁がありました。

晴れの日には晴れの日の商いがある。
雨の日には雨の日の商いがある。

その日の「最適解」を、お客様と一緒につくっていく。

やっぱり商いは、面白い。

そう感じさせていただいた、雨の日の道の駅常総でした。

いかがでしょうか?
参考になれば幸いです。


羽富 都史彰





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最終更新日  2026.09.06 20:31:14
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