美味しいワインと出会う旅

これも大洪水の02です。

まだ多少若い様で酸が暴れています。10年で通常このクラスは落ち着くので後2年ですね。まあ気に入ったので沢山セラーで寝ています。

ジゴンダスと比べると単純なパワー感では負けているのですが、複雑さと余韻では勝っていると思います。

出汁感も出てきています。これから徐々に癒し系のワインに変化して来るでしょう。

ヌフには偉大な作り手は沢山います。良いワインは2万円以上と可愛くない値段ですが、嵌まると抜けられない凄い世界を持っています。 

皆さんの感想です。
１回目
Nose: cherry, Cassis + Vacteria, violette, spicy, menthol. High in acidity, still too young.

白っぽい濁り。おいしい。

色：かすれたビロード、少しオレンジ、コーヒー豆。　香：茎の苦味、少しハーブ　味：苦み、ざらつき？　酸味強め。

赤ワインらしい時間と共に甘いハチミツの様な香り。口の中に広がる濃厚な花の香り。

コク、かつおぶし系、だし系。ワイン好きも、ワイン慣れてない人も美味しいと思えるタイプのワインだと思う。

色は深く濃いガーネット。香りは深い森の下草、腐葉土、甘やかさのある黒果実の香り。タンニンが少し強めだが柔らかく力強い口あたり。濃密で熟した果実味。

ジゴンダスよりも濃い。まだもやがかかっている。インク、山の土、スパイス、分厚い味、酸あり。

同じくベリーの香り。ジゴンダスと比すとインク香は弱いか少しする。同じく濃いグルナッシュのワイン。ただしヌフ・デュ・パプとしては軽い。