ラム酒 インプレ【今日もラムを飲んでます】

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2019.09.23
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カテゴリ: ブランデー
【ヘネシーVSOPプリビレッジ】

ヘネシーVSOP・プリビレッジ。
​​​ラムじゃなくてブランデー/コニャックです。

みなさんご存じのように、ラムはサトウキビから、ブランデーはブドウから作られる蒸留酒です。

​ちなみに、ブランデーの中でもコニャック地方製造のもの(他にもアレコレ規定はあるようですが)をコニャックというようです。​

今回、このコニャック、ヘネシーVSOPプリビレッジをいただいたので、飲んでみます。

色は濃い目で、香りはやはりラムとは違うものの、濃厚なブドウ感溢れるいい香りです。
飲んでみると、しっかりしたコクのある甘さが感じられます。

以前いただいたブランデー、カミュはもっとドライな感じでしたが、このヘネシーはどっしりした濃厚な印象です。
​​せっかくなので、カミュVSOPも出してきて飲み比べてみました。​​

このカミュVSOPはかなり古いものだと思います。
現行品とはボトル形状もラベルも全然違います。
が、いただき物なので文句はありません。

​やはりカミュはヘネシーよりドライですが、一方香りや風味にフルーティーな豊かさがより感じられます。​
​ヘネシーの方がコク深くてマイルド、フルボディな感じですが、カミュは風味の複雑さ、華やかさが顕著です。​

甘さの程度はヘネシーの方が強いと感じましたが、甘さの質的な違いもあるように感じました。
​​ヘネシーの甘さは丸くて太く、カミュの甘さはシャープでブライトな感じで、エレキギターがお好きな方ならわかると思いますが、ヘネシーはレスポール、カミュはストラトキャスターの音色に例えることができると思います。​

基本、僕はラム好きなので、ラム贔屓であることは間違いないのですが、ヘネシーもカミュも素晴らしく美味しいと思います。
製法が同じだというフランス系アグリコールラムとは全く似ていなくて、アグリコールラム特有の青臭い雑草風味は、少なくとも今回のブランデーには感じられず、素直に美味しいと思えました。

蒸留酒の中でも、ウイスキー、ウォッカなどよりも、ラムとブランデーは味わい的に近いものを今回感じました。
​​原材料が甘いものの蒸留酒だからかもしれませんね。​​

​​​​​コニャックは規定によって、VSOPの最低熟成年数が5年、XOは10年と決まっていますが、実際の平均熟成年数はVSOPが5~10年、XOで20~25年くらいであることが多いらしいです。
​​​​​​というのも、他の蒸留酒同様に、ブランデーも味の均一化のために色んな年数の原酒をブレンドしているので、VSOPと表記があっても最低5年物が入っているというだけで、実際には色んな熟成年数のブランデーで構成されているようです。
それによって生じる実際の平均熟成年数の大幅な差は、価格に反映されていることが多いらしく、​​​​だから例えば同じVSOPでも、ブランドによって価格は非常にマチマチ、とのことです。​


我らのラムは最低熟成年数とかの規定がなく、極端なものだと最高熟成年数が表記されていることもあるようですが、僕としては全然OKです。
​3年でも30年でも、加糖していようがしていまいが、美味しくて価格に見合ってれば別にいいと思っています。​

【僕の評価】5段階中 ​​​​​5​​​​ ​​​​​​





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最終更新日  2019.10.06 10:52:59
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