ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

ロールケーキで幸せ、スイーツ好き

2010年01月14日
XML
県内外の商談会に出品

和歌山市の和菓子製造、販売会社「きたかわ商店」が、和歌山商工会議所、JAわかやまと協力して、県内産のイチジクを使ったロールケーキ「和歌山ロール」を商品化した。同商議所が取り組む「農商工連携」による新商品第1号。今後、業種を超えたビジネスチャンスの広がりが期待される。

菓子会社、県産イチジク使い果肉の食感や香り保つ

農林水産業者と商工業者が協力して新商品やサービスを開発する農商工連携を進める同商議所の呼びかけに、きたかわ商店が「果物王国の和歌山で、青果だけでなく加工品も売り出したい」と応じ、昨年5月、開発に着手。紀の川流域を中心に172ヘクタールの農地で栽培され、全国2位の生産量(1870トン)を誇るイチジクに注目した。

 傷がついたり、サイズが小さかったりして高い値が付かないイチジクを活用するため、当時、JAわかやまが乾燥イチジクとしての加工を始めていた。きたかわ商店は、この乾燥イチジクを仕入れ、お菓子の新商品作りを始めた。半年間、どら焼きやパウンドケーキなどを作りながら試行錯誤を繰り返し、イチジクの水分を保ったまま、柔らかい果肉の食感や香りが生きるロールケーキにたどり着いた。

 完成した和歌山ロールは、きたかわ商店直営の和菓子店「一寸法師」(和歌山市小雑賀)で昨年末から販売されている。長さ16センチ、直径8・5センチで、生クリーム170グラムに80グラムのイチジクが織り交ぜられている。「遠方から和歌山を訪ねた人に持ち帰ってもらいたい」との思いから、冷凍した状態で売っている。室温で2~3時間置けば自然に解凍し、食べられる。

 今後、和歌山ロールは県内外の商談会などに出品される。同商議所は、新たな産品、業者の組み合わせでの事業も計画が進行中という。きたかわ商店の内藤和起社長は「いつか、農商工連携でできた商品だけで『和歌山フェア』を開けるくらい、取り組みが広がれば」と期待している。

読売新聞 より引用

ロールケーキ情報はHomeへ

他の商品を探す場合は楽天市場へ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2010年01月14日 18時35分39秒
コメントを書く
[ロールケーキニュース(2010)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: