ルビーのきりん

ルビーのきりん

2007.03.04
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カテゴリ: こどものこと
 今日は、銀座まで長男と次男を連れて、春休みに行われるスズキメソッドのグランドコンサートの練習へ行ってきました。

 3000人の子どもたちが武道館で一斉に演奏する、というすごいコンサートで、バイオリンはもとよりチェロ、フルート、ピアノも加わって、一体本番はどんな音を聞けるんだろう、と今から楽しみです。
 9時40分に集合、10時から12時45分まで、(巻が進んでいる子はもっと、最後は夜の7時半まで!!)休みなしの練習です。
 演目の曲をとりあえずみんなで一斉に弾くと、素人の耳には「うんうん、上手じゃない」と思うのですが、指導の先生は「一体この音をどうしたらいいんだ~?!」と頭を抱えるんです。
 で、「ここをこういうふうに、こう弾いて」と子供にもわかりやすく(これが先生たちのすごいところです)アドバイスしただけで、2度目の演奏の音がこれまた素人の耳にも数段アップして聞こえるからまたすごい。
 さらにすごいと思うのは、この日は練習なので100人(~200人?)程度だったのですが、この数の子どもたち(下は3歳ぐらいから、小学生程度)が、たった一人の先生の言うことを一斉に大人しく聞いているんです。
 当たり前と言えば当たり前の光景なんですけれど、普段の学校の様子を思い浮かべると、奇跡みたい(我が子がそうしている、というのも含めて(^_^;)。
 いつもは落ち着かない次男も、なんだよやればできるじゃん!と(途中からあまりに人数が増えてほとんど見えなくなってしまいましたが)親のこちらがビックリです。

 いつもは月謝以外にプラスされる高い本部・支部会費にブツブツ言いたくなるけれど、この経験をタダでさせてもらえると思えば、まあトントンかな(セコい?)と納得。
 もう一回、2週間後にも合同練習があり、本番は春休みの3月下旬。
 きっと子どもたちにとって、目には見えないけれどすばらしい経験、財産になってくれると思います。

 いつも思うことですが、子供の習い事って、毎月のことですからかなりの出費ですよね。
 これだけお金をかけて、将来何になるんだろう、と正直時々ふと思ってしまいますが、この4年間を振り返ってみて、習い事が将来の職業に直結することは希かもしれないけれど、何かを続けてやり通した、という達成感と、それにまつわる様々な思い出のために多かれ少なかれお金や送り迎えなどの労力を親は支払っているんだなあと。
 お金の代わりに経験と思い出が残る。そして、経験と思い出は後からお金では買えない。
 これが、親がひもじいスネを削って、子供に習い事をさせる理由なのかな、と改めて思います。 







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最終更新日  2007.03.05 00:03:23
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