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June 30, 2024
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☆今月発売されたESOTERIC SACD3種類の中でも、カラヤンとウイーン・フィルの演奏による名盤『ホルスト;組曲《惑星》、グリーグ;組曲《ペール・ギュント》より』が、好評を集め早々取扱店で売れ切れが続出しているもよう。

■ホルストの画期的な作品を「20 世紀の名作」へと引き上げたカラヤン&ウィーン・フィル の記念碑的な名盤。エソテリックならではのこだわりのリマスターが実現。




【収録曲】
グスターヴ・ホルスト
Gustav Holst

組曲《惑星》 作品32
The Planets, Op. 32 - Suite for Large Orchestra
[1] 第1 曲 火星―戦いをもたらす者
Mars, the Bringer of War
[2] 第2 曲 金星―平和をもたらす者
Venus, the Bringer of Peace
[3] 第3 曲 水星―翼のある使者
Mercury, the Winged Messenger
[4] 第4 曲 木星―喜びをもたらす者
Jupiter, the Bringer of Jollity
[5] 第5 曲 土星―老いをもたらす者
Saturn, the Bringer of Old Age
[6] 第6 曲 天王星―魔術師
Uranus, the Magician
[7] 第7 曲 海王星―神秘なる者
Neptune, the Mystic

エドヴァルド・グリーグ
Edvard Grieg

劇音楽《ペール・ギュント》から
Music from Peer Gynt Suite No. 1 & 2
[8] 第1 曲 朝(第1 組曲 作品46 の1)
Morning Mood (Suite No. 1, Op. 46-1)
[9] 第2 曲 オーセの死(第1 組曲 作品46 の2)
Aase's Death (Suite No. 1, Op. 46-2)
[10] 第3 曲 アニトラの踊り(第1 組曲 作品46 の3)
Anitra's Dance (Suite No. 1, Op. 46-3)
[11] 第4 曲 山の魔王の宮殿にて(第1 組曲 作品46 の4)
In the Hall of the Mountain King (Suite No. 1, Op. 46-4)
[12] 第5 曲 イングリッドの嘆き(第2 組曲 作品55 の1)
The Abduction (Ingrid's Lament) (Suite No. 2, Op. 55-1)
[13] 第6 曲 ソルヴェイグの歌(第2 組曲 作品55 の4)
Solveig's Song (Suite No. 2, Op. 55-4)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Wiener Philharmoniker
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
Conducted by Herbert von Karajan

[録音] 1961 年9 月5 日~22 日、ウィーン、ゾフィエンザール
[初出] 1-7: SXL 2305 (1962 年) / 8-13: SXL 2308 (1962 年)
[日本盤初出] 1-7: SLC1180 (1962 年10 月) / 8-13: SLC1185 (1962 年11 月)

[オリジナル・レコーディング]
[レコーディング・プロデューサー]ジョン・カルショウ
[バランス・エンジニア]ゴードン・パリー&ジェームズ・ブラウン

[Super Audio CD プロデューサー] 大間知基彰(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD アソシエイト・プロデューサー] 吉田穣(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスタリング・エンジニア] 東野真哉(エソテリック・マスタリング・センター)
[Super Audio CD リマスター] 2024 年3 月 エソテリック・マスタリング・センター、「Esoteric Mastering」システム

[解説] 浅里公三 矢澤孝樹
[企画・販売] ティアック株式会社
[企画・協力] 東京電化株式会社

■発売日:2024年6月15日
■品番:ESSD-90291
■仕様:Super Audio CD ハイブリッド
■JAN:4907034225453
■レーベル:DECCA
■音源提供: ユニバーサルミュージック合同会社
■ジャンル: 管弦楽曲
■DSD Mastering / Super Audio CD 層: 2 チャンネル・ステレオ
■美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ使用

■密度の濃いサウンドを理想的な形で収録
 セッションはステレオ時代のデッカの常駐ホールだったウィーンのゾフィエンザールで行われ、ゴードン・パリーとジェームズ・ブラウンがエンジニアを担当し、収録にはデッカ自社製の18 チャンネルのミキシング・コンソール、ノイマン社製の3 種類のマイク(KM53、KM56、M50)が使われています。

1826 年に建てられ、当時のバイエルン王マキシミリアン1 世の娘でハプスブルク家のフランツ・カールに嫁いだゾフィー妃にちなんで名づけられたこのホールは、19世紀後半には舞踏会場として使われ、ヨハン・シュトラウス2世も演奏したことで知られた歴史的建造物でしたが、20 世紀中盤、ステレオ録音の開始とともに、デッカによって録音会場として使われるようになりました。

残響が多い本拠地ムジークフェラインに比べて、天井が高く、響きが少なく、細部の音まで明晰に収録できる環境はデッカのレコーディング・ポリシーに最適で、このホルストもウィーン・フィルの貴族的で高雅な響きが生々しく捉えられており、デッカによる最上の録音のお手本のような仕上がりになっています。

弦のコル・レーニョによる不気味な5 拍子の響きの上でひそやかに始まる第1 曲「火星」の、冒頭から金管と打楽器が加わってクライマックスに至る約3 分間の緊張感、ウィンナ・ホルンの美しい独奏に導かれ、木管楽器の魅惑がクローズアップされてゆく「金星」、分厚い響きに耳を奪われ、レガート気味の弦が音楽を決して無機的に響かせない名曲「木星」、躍動感のある行進が圧倒的な「土星」など、ホルストが書き込んだ、多数の打楽器を含む巨大な4 管編成のオーケストレーションの妙を余すところなく開示させていく鮮やかさはカラヤンならでは。

そして最後の「海王星」の後半では、遠くから響くように指定された虚空に消えてゆく女声合唱のリフレインが実に効果的な空間性をもってステレオのパースペクティヴの中に再現されており、音響効果に並々ならぬこだわりを持っていたカルショウならではミキシングが実現しています。

CD 化されたのはデジタル初期の1987 年でLP 時代からデッカ録音を日本でライセンス販売してきたキング・レコードからの発売でした。
1996 年には海外で新たにリマスターされ、DECCA THE CLASSIC SOUND のシリーズの1 枚に加わり、2012 年にはSuper Audio CD シングルレイヤーでも発売され、その後SHM-CD やMQA-CD などの様々なパッケージソフトでも再発売されるなど、カタログの要として位置づけられていたことが判ります。

今回は初のSuper Audio CD ハイブリッド化となります。
これまで同様、使用するマスターの選定から、最終的なDSD マスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業をおこないました。
特にDSDマスタリングにあたっては、「Esoteric Mastering」を使用。 入念に調整されたESOTERIC の最高級機材Master Sound Discrete DAC とMaster Sound Discrete Clock を投入。
またMEXCEL ケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を伸びやかなサウンドでデ ィスク化することができました。






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Last updated  June 30, 2024 07:29:56 AM
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