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Ryu-chan6708

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2006.12.29
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カテゴリ: 社会問題


A氏
:12月27日の夕刊の論壇時評コラムで政治学者の杉田氏がいじめについて、最近の雑誌に載ったいろいろな意見をまとめて論評しているね。
相対的な思考 だね。
 中味が濃い。
 切り抜きを持って来たよ。

私: なるほど、まず、安易なマスコミの自殺報道は「 群発自殺 」の原因になるとしているね。

A氏 :自殺という事実があったのだから、報道は避けられないが、 自殺の方法とか自殺をロマンチックに報道するとかは避け、同じ悩みを持った人が他の方法で解決した具体例をあげることが望ましいというね

:ただ、「頑張って死ぬな」というのはかえって自殺を煽ることになる。

A氏 :いじめの蔓延について、 その原因は日本人のDNAに染み込んでいるとすら思われる「みんな一緒主義」にこそ背景にあると言う考えもある。
学校では 給食も一緒 掃除も一緒 という 集団行動を強要 され、それからはみ出す者ははじかれる。
こうした協調性の欠如を非難する態度からいじめは生ずるという。

:なるほど、いじめの傍観者、暗黙の加担者が多いのは、今の若者は「 たえず場の空気を読みながら、友人との間に争点をつくらないように心がける 」とあるのが原因とあるね。
 友だちとの対立のない「 優しい関係 」を維持したい人々にとっては、 いじめられっ子の存在は好都合 だという。
国外に敵を設定して国内の格差を隠す大人のナショナリズムにも似ているという。
 村八分
もそうだね。

A氏 :江戸時代にも士農工商の階層を維持するために、さらにその下に部落民を作ったね。

:自殺者の心理には、自殺を悲しむ周囲の人々をメディアで見て、ここに 究極の自己承認 があると誤解してしまうという。
 俺の 11月25日の日記 でふれたように、それは、死はすべての終わりでなく、何か別な世界が始まるという 期待心理 だね。
 死の肯定には、死が無駄でないという説得が必要だからね。

A氏 :俺たちのように小学生時代、 軍国主義 で育った者は、 死の美化カルト が盛んだったね。
天皇陛下のために死ぬのは名誉だという
楠木正成 のように、七度、生まれかわって、国に尽くすという「 七生報国 」を教えられる。

 「 硫黄島の戦い 」などの日本軍の精神主義の背景にそれがあるね。

:昨日、夕方のテレビニュースで、大阪のほうのある中学校で、生徒が「 朝、おはようと言おう 」「 授業の開始とともに自主的に机に座ろう 」などのルールを自主的に決め、 生徒がいじめをなくすように自主的に協力しているという。
しかし、これも先の論理によると、 自主性の美名のもとに「皆一緒カルト」のルールを作って押し付けていると考えられるね。
別ないじめをつくるのではないの?

A氏: 結局、 多様性 を認めないという 絶対思考 との関係があるのかね。
いじめ問題の解決に多様性を認めるという相対思考が必要なのかね。

私: そうかといって、集団として守らないといけない規制ルールがあるね。
他人の自由も尊重するという原則だね。
自由
放縦 はまったく異なるからだ。

 どうもその点が基本的にボタンのつけ違いがあるね。

 だから、 規制はむしろ、生徒の自主性オンリーでなく、大人が中心になって、責任をもって教える問題ではないのかね。
生徒個人が、その規制が嫌なら、多様性を生かして、学校という団体から離れる選択もありえるのだからね。 エジソン の母親はそうやってエジソンを育てた。

A氏 :俺なんか、中学時代、授業中に内職といって国語の時間に英語をやっていたり、小説を読んだりしていたこともあるよ。

:生徒の間にそのくらいのユーモア的な余裕は欲しいね。
 先生が決めたルールの真の意味を侵さない程度の反抗だね。
 思考の多様性、相対性は尊重したいね。

 しかし、それは「優しい関係」と衝突するかもしれないがね。
 結局、日本人のDNAは「和」なのかね。 江戸時代は多様性 があったというのにね。






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Last updated  2006.12.29 07:30:14
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