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私:
関西テレビ『あるある』問題の根の深さ
」として「 不安な社会の健康番組
」というメインタイトルで、例の 納豆騒動
をちょっと異なった視点から論じているね。
その視点はサブタイトルの「 自己責任強いる日常が背景に
」とあるように、新自由主義が自己責任を要求する社会的な背景が関係しているというものだね。
A氏 :新自由主義というのは、君の知的街道で言うところの新市場主義だね。
私 :氏は、われわれの社会における 科学的・論理的思考の衰退傾向 とともに、 自己決定・自己責任を強いられ続ける「厳しい日常」 が関係しているのではないかという。
A氏
:そういえば、20年くらい前かね。
アメリカでは、管理職になるには太っていてはダメだと言われていたことがあったね。
ダイエットなど、 自己管理ができない人間に、他人の管理をする資格がないというわけだ。
これは日常生活にとって、 太らないようにという 一種の心理的な強迫 になるね。
私 : 生活習慣病 という言い方も「 あなたの生活態度が悪いから病気になるのだ 」という意味にもとれるというわけだ。
A氏
:先進国は、一方で食品の種類は山のようにあり、 誘惑する飽食の社会
だ。
選択の自由があるが、逆に、 自己責任となると、権威などの「強い他者」に責任を委ねようという逃げの心理になりやすいね。
私:
そこで 「前世」や「オーラ」などの「 オカルト番組
」も根強い人気となる。
「オカルト番組」と「健康番組」は不安心理をカバーするという点で地続きというわけだ。
A氏
: 人は納豆に走るように、人はオカルトにも走る。
知的に疑うわずらわしさから逃れようとする。
私 :筆者は最後に「 当座の問題にレッテルを貼って安心してしまうのではない、真の内省的な知性こそが、今求められている 」と結んでいるね。
しかし、 新市場原理主義
、 悪夢のサイクル
、 国家の堕落
、 成果主義
がここまで関係するとはねぇ。
強い
自己責任の不安があるかぎり、人は孤独となりだまされ続けるのだろうか。
だます人も絶えないだろう。
「不安」という心理が「商品」となって、市場に出て、知的に弱い人はだまされて敗者となるのかね。
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