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Ryu-chan6708

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2007.01.31
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カテゴリ: 読書感想

私: この小説は2004年から1年くらいの間、「サンディー毎日」に連載した小説だ。
 演劇界をテーマにした小説だね。
 500頁という長編だ。

A氏 :どういう知的興味から読んだの?

:それがよく分からないんだね。
 2、3ヶ月前に、何か、書評を見て読んでみたいと思って、図書館に予約申し込みをしたんだが、すでに百人以上の申し込みがあったので待ちとなったんだね。

 先週、図書館から俺の番が来たというEメールが来たけれど、 時間たっているので、申し込んだ動機を忘れてしまったんだね。

 まぁ、最近、硬い本ばかり読んでいたから、息抜きに読み出した。

A氏 :俺もあまり小説は読まないほうだが、 恩田陸 氏は現代小説の若手男性作家なんかね。

:俺も知らなかったね。
 ウィキペディアによると、今、 40才台で、女性作家 だね。
 「陸」は男名だが、本名は 熊谷奈苗 (くまがい ななえ)だという。
 一昨年、 吉川英治新人賞 を受賞しているね。

A氏 :話は別だが、 最近の男の子供の名前で一番多いのは、「陸」だというね。

:俺の孫も陸だよ。
 とにかく、恩田陸氏のファンもいるようで、有名らしいね。
 この小説は 舞台演劇界 を扱っているせいか、この業界の動きが分かるね。
 こういう世界もあるのかと思って面白かったね。

A氏 :読書は思いがけない世界を知るという面白さがあるね。

:興味あることに、 現代小説なのに、この小説にはIT機器が出てこないことだね。
主人公の脚本家も、道具は原稿用紙、鉛筆、消しゴムだね。
 せいぜい、携帯電話だね。

 会話が多く、生き生きしている。
 EメールなどのIT機器を介したコミュニケーションでなく、まさに フエース・ツー・フエースの密度の高い人間関係 が描かれているね。

 話の展開がうまく一挙に読んでしまったね。

A氏 :ミステリィーものではないんだろう。

:そうではないが、ややSF的な雰囲気があるね。
 とにかく、この本は俺の後、まだ、図書館で数十人の待ちがあるので早く返さないとね。

 まぁ、この知的街道は、「 八月の路上に捨てる 」、「 フルタイムライフ 」、「 泣かない女はいない 」、「 薬指の標本 」の現代若手小説家街道の一つだね。

 こないだ芥川賞を受賞した 青山七恵 氏は、20才台の若い女性らしいね。
 受賞作品の「 ひとり日和 (びより)」のテーマも ニート生活 らしいから、現代の若者の考えを読んでみたいね。







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Last updated  2007.01.31 19:40:19
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