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Ryu-chan6708

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2008.02.08
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カテゴリ: 社会問題

:この本をどこの書評で知ったのか記憶がない。
 06年発行だから、激動の政治的なテーマを扱っているものとしては古いね。
郵政改革などのいわゆる小泉内閣が、アメリカの「年次改革要望書」という日本に対する改革要求に屈服 したものだとするものだね。

A氏 :俺は、小泉内閣時代、例の郵政反対のとき、当時自民党議員の 小林興起 氏が、その根拠として盛んにアメリカの「 年次改革要望書 」に屈するものだということを サンデープロジェクト で言っていたのを思い出すね。

:だから、この本のタイトルの「 奪われる日本 」というのは、アメリカに奪われるという意味だね。
  著者は、「あとがき」で、 石原慎太郎 がある本で「 2005年には、日本は米州の一つに併合されることになっている 」という文を引用している。
  そして、その通りに、 2005年 に会社法、 改正独占禁止法、郵政民営化関連法案の3つの重要法案が成立 したという。

A氏 :その意味では3つの法案は「 日本米州化法案 」かね。

:しかし、その後の 安倍政権での郵政反対の議員の復党 、そして 参議議員での自民党の敗北 安倍首相の退陣 などのめまぐるしい変化で、かなり事情が変わってきているね。
  それにアメリカが日本をターゲットにして米州の一つに併合するという見方はちょっと狭いように思うね。
  「 年次改革要望書 」の裏には アメリカの金融資本 帝国主義的な動き があるだろう。
 そのアメリカ経済が サブプライム・ローン問題 でおかしくなっている。
イラク戦争 ネオコンのブッシュ政権 がおかしくなっている。
  そういう変化があるね。

A氏 :「 新地球帝国論 」の見地から日米関係をみるべきだね。
グローバル経済 は、日本だけでなく、拡大している。
  日本は経済大国なのに「 最後の社会主義国家 」といわれるくらい、外部に対して閉鎖的だ。
 「 談合 」などがいい例だね。
  だから、当然、外に対してオープンになるように、 グローバル資本の力で「こじ開けられる 」のは明らかな運命だね。

:隣の 韓国 を見れば明らかだね。
アジア通貨危機 韓国経済 はものすごい貧困を味わい、世界銀行などの要求、すなわち、ある意味でアメリカ資本の要求で国内の市場開放改革を行う。
  結果的に、 韓国は日本より出生率は低く、格差も拡大 した。
 日本は 食糧自給率 が低いというが、 韓国も食料自給率が49パーセント。
それなのに、 アメリカのグローバル戦略 アジア戦略の一環 としての FTA要求 を受けて、農産物の自由貿易を準備して、 農業の再編と農業の危機 を迎えつつあるという。
2007年に協定締結
  その裏面は、 アメリカが世界的な競争力をもつ金融サービス、医薬品、農産物などの産業が韓国市場を席巻する道 に通じているという。

A氏: 韓国は 零細農家 が多いから、この アメリカとの協定で、韓国農業の一部は効率化するが、全体として縮小し、食料自給率はいっそう低下することが予想 されるという。
  「 奪われる日本 」でなく「 奪われる韓国 」だね。

:日本でも FTA による自由貿易交渉がすすんでいるが、農業大国アメリカとのFTAは 農業・農村の縮小と衰退化の道 を進むことになろうという。

A氏 :君の昨日のブログの 羽田・成田両空港の外資規制問題 も「 奪われる日本 」となるかの戦いだね。
 これは 豪州系ファンド 英国系ファンド がからんでいる。

ハンドボール だって、「 オイルマネー支配 」の アジアハンドボール協会 によって ハンドボールの世界選手権参加資格 を「 奪われる韓国 」と「 奪われる日本 」になろうとしている。
  いろいろな面で「 新地球帝国 」の横暴な「 奪う帝国活動 」が盛んになっているね。
  この本の著者はもっとそういう視点で、小泉改革を捉えてほしかったね。
   結局、日本経済は復活したが、格差拡大、日本経営が恥とする ワーキングプアの発生 、多くの規制緩和の失敗、 中流層の崩壊 、「 唯金論 」による 企業モラルの低下 などという結果が出ているね。
民営化も見直し機運 が出ているね。
  こういう嵐の中で危機を叫ぶだけでなく、 諦めないで、包括的で具体的な解決案を示して戦うことが必要 だね。






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Last updated  2008.02.09 17:28:37
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