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A氏
福田首相の辞任表明は 9月1日
だね。
12日の朝日新聞の夕刊
で、 佐伯京都大学教授
が「 福田首相の唐突な政権放棄・政治の漂流、端的に示す
」という寄稿があるね。
大きな原因に「 衆参のネジレ現象
」をあげていて、 誰が総理になっても無理
だというようなことを書いているね。
私
:それは福田さんが首相になるときに分かっていたことだね。
福田さんが小沢さんと親しいから、首相を引き受けたわけでもない。
「 衆参ネジレ現象
」を解消するために、福田さんが 大連合
を持ち出したわけではない。
むしろ、 真相は小沢さんからの提案
のようだね。
だから、福田さんは「 衆参ネジレ現象
」を甘く見たというしかないね。
A氏
:自分が周囲から持ち上げられて首相になったように、小沢さんも持ち上げてくれると思ったのかね。
この甘い判断はどこからくるのかね。
その追及がないね。
それから、 佐伯教授
は 3
年前に衆院選挙で自民党が大勝
したのは、「 小泉劇場
」が原因。
昨年の参院選で自民党が大敗
したのは、「 消えた年金」という多分に情緒的な反安倍ムードが原因。
いずれも
、 何か情緒的に浮動する世論で政治が漂流
しているという。
要するに「 漂流して選んだ国民が悪い
」というわけかね。
「 衆愚政治
」とか「 ポピュリズム
」とか「 テレポリティクス
」ということかね。
私
:3年前は 郵政民営化
に賛成するよりも「 小泉劇場
」に国民はひかれたのだろう。
規制緩和や構造改革で経済がよくなり、ムダがなくなるから生活もよくなるという期待感
が
あった。
ところが、 小泉政権後半
から、 労働者や地方の格差問題がクローズアップ
してくる。
官僚のムダ
は全然減らない。
小泉改革の負の部分が具体的に出てくる。
それが「 年金不安
」に象徴的にあらわれ、昨年は、自民党は大敗したと思うね。
昨年
は、 郵政民営化とは違って具体的なことで世論は動いた
と思うね。
佐伯教授が言う「 ムード
」ではないと思うがね。
A氏
: 文藝春秋の10月号
は 9月10日の発売
だが、 福田首相辞任をおりこめず
、「福 田と小泉 総理の覚悟が違う
」、「 福田康夫 その虚像と実像
」、「 麻生・福田『政権禅譲の密約』全真相
」と3つの記事があるが、いずれも早期の辞任を予想していないね。
タイミングを逸したね。
月刊誌
の弱点かね。
私 :しかし、福田首相が地位にあまりしがみつくタイプでないことは指摘されていて、突然の辞任は予測できたともいえるね。
A氏
: 今週の週刊朝日
で「 福田・安倍辞任会見徹底分析
」というのがあって、こまかく会見のときの言葉をあげて分析しているね。
そのときの発言をした脳を「 投げ出し脳
」と書いているね。
私
:俺も読んだが、分析する意味があるのかね。
安倍
さんは「 お坊ちゃん
」 育ちで 神経と体が細く、
首相の激務にやられ、 福田
さんは叩き上げ政治家の経験のない 2代目サラリーマン型首相
で、政治のいやらしさに嫌気がさして、「 だだ
」をこねただけだろうね。
読んで損したよ。
佐伯教授
は「 漂流
」を言う前に、そういう 政治家の政治力の低下
をいうべきではないかね。
もっとも、そういう政治家を選んだのも選挙民だと言われればそれまでだけれどもね。
今度の選挙では、しっかりしないといけないね。
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