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私
テレビ朝日
の毎月末の金曜夜による「 朝までテレビ
」を久しぶりに見たよ。
録画しておいたものだがね。
金融危機
という百年に1回という大問題
だけに、それぞれの専門家の意見を集約して知りたかった。
A氏
:俺も見たよ。
これだけの大問題だけに、司会の 田原総一郎
氏も大変だったね。
それに論議が過熱してくると、 専門用語
がポンポン出てくるね。
私:
論議の進め方が、もっと大きく分けたほうがいいと思ったね。
3段階
くらいに分かれるだろうね。
第1段階
は、まず、 実際に経済的にどういう問題が起きているのか
ということだ。
株価の急激な低落
、 円高
、 実体経済への影響
、 庶民生活への影響
だね。
第2段階
は、こうなった 原因
だね。
貪欲な金儲けに走った金融資本
、 それを規制しないで放置した政治
、 その背景にある「小さな政府」の理念
などだね。
原因が明らかでないと、 効果的な対策
が打てない。
第3段階
は、 対策
だね。
対策は2つある
。
当座の緊急対策
と 根本対策
だね。
当座の対策の中心
は 震源地であるアメリカの救済
だね。
A氏 : 日本 は 10年前にバブルで経験 しているから、その経験が生かせるといっているが、どうも違うようだね。
私:
日本は バブル崩壊のときは、世界最大の債権国
だね。
カネは持っていた。
しかし、 アメリカは最大の債務国
だ。
すぐに 税金投入
というわけにいかない。
当座、 国債
を出すにしても、 外国
に買ってもらわないといけない。
日本は買うのかとなる。
この話は、 第3段階
の話なのに、田原氏は、 第1段階や第2段階
で持ち出すので混乱していたね。
A氏 :日本の不良債権解決で 金融機関に投入したカネ は、 ゼロ金利政策で、庶民がもらう金利のカネを投入 したという解説もあったね。
私
:基本的な対策としては、 サルコジ
・フランス大統領
が提唱する「 秩序ある資本主義
」体制が、 国際協調
でできるのかということだね。
タイミングよくアメリカは 大統領選挙
で、 政権交代で大きな変化を期待
できそうだ。
A氏 : 第3段階 では、いろいろ考え方が違う出席者も、大体、基本的な対策としては「 秩序ある資本主義 」という 同じ方向 を向いていたようだね。
私
: 田原総一郎
氏が、「 秩序ある資本主義
」というのは「 社会民主主義
」のことかといっていたが、出席者からは明確な答えはなかったね。
「 小さな政府
」から「 中間的な政府
」になるのかね。
それは、 フリードマンなどの市場原理主義の否定
なのは確かだろうがね。
A氏
:その点が、与党側はあいまいだね。
小泉・竹中路線を否定
することになるからね。
バブル崩壊で 不良債権を解決
したことは功績として認めているがね。
しかし、これも見方を変えれば、 庶民が受け取るべき金利を奪って銀行へ投入
しただけだね。
私: 要するに、 市場原理主義 というのは、 市場に任せれば、市場は神様で、合理的な解決をしてくれるという理念 だね。
A氏
:しかし、 市場原理理念の経済学の落とし穴
は、 それに関わる人間の心理を見落としていることだ
と、 伊藤忠会長の丹羽
氏が指摘していたね。
人間は、必ずしも、全体の経済合理性を考えて行動しない。
放任すれば、貪欲に自分のカネ儲けだけに走る。
市場は、放任すれば、神様でなく、悪魔にもなる。
派遣労働の規制緩和
で グッドウイルの折口会長
のような金持ちができる。
私
:この「 朝までテレビ
」でも ウォール街の投資家のすさまじい貪欲さの発言
があったね。
今度の恐慌は、 1930年代の恐慌
にこりているから、拡大しないだろうというけれど、 人間は放任すれば、過激な行動に移るという本性
にはこりていないようだね。
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