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A氏
中国タクシー業界・ストライキ旋風
とあるね。
中国各地でストライキが拡大
しており、報道されていないものを含めると、 この1ヶ月余りで約20の省と市でタクシー運転手のスト
が起き、さらに、これが 教師や工場労働者のストに波及
しかねないという。
タクシーストライキ
の背景には 1日12時間働いても、手取りはよくて月3千元(約4万円)という 労働条件の悪化
があるという。
ストライキ禁止の独裁政権下の中国
だが、 重慶市
で補助金を出したことから、火がついたという。
重慶市が 柔軟路線
に出た背景には ネット世論がストを支持
したことがあるという。
私
: 規制緩和
によって起きた 日本のタクシーの運転手の労働条件の悪さは
、昨年からだね。
ところが 日本の運転手はストライキをしていないね。
おとなしい。
この違いはどこからくるのだろうね。
A氏
:今日も、新聞は ニッサンが派遣社員をゼロ
にすると報じている。
君は製造業経験者だが、このブログで 製造現場での派遣社員の異常な増加
に驚いていたのが、2年前だね。
それから 格差の知的街道から
市場原理主義の知的街道
と展開したね。
私
:その間、「 ネットカフェ難民
」がクローズアップする。
これが 自己責任問題でなく、政策の問題
だとして、ようやく「 反貧困
」運動が始まり出す。
A氏:「 反貧困」知的街道
のはじまりだね。
公貧社会
、 「反貧困ネットワーク」の集会
、
「反貧困の学校」
、 「子どもの最貧国・日本:学力・心身・社会におよぶ諸影響」
と続いた。
私
:「 反貧困ネットワーク
」 事務局長の 湯浅誠
氏が今年の「 大仏次郎論壇賞
」を受賞したね。
氏は昨日の新聞で 受賞の感想
を書いているが「 反貧困
」を通じた 強烈な政治家、経営者批判
だね。
その追求が論壇賞として認められたのだろうね。
A氏
: 市場原理主義
でやりたいほうだいやってきた アメリカの自動車のビッグスリーの経営者が税金で助けてくれという。
自己責任を叫んだ経営者が、自己責任を全くとらない。
自己責任なんかふっとんでいるね。
アメリカでも 労働者が失業して「変な自己責任」
となっているね。
私: 日本でも 経団連 は「 民だけでは限界がある 」と「 官頼み 」だという。
湯浅氏
は、アメリカスタンダードをグローバルスタンダードと言って、 新自由主義的資本主義を無批判に追随してきた日本の 経営者団体
、
規制改革会議、経済財政諮問会議などの責任
は大きいとして、今回の 不況
は「 人災
」だとしている。
それなのに、 彼らの反省の弁が聞こえてこない
と湯浅氏は怒っているね。
A氏
:しかし、 アメリカのほうは謝っているね。
アメリカのGM社長はあやまっていたし、 グリースパン
も自分のミスを認めていた。
日本にはそういう経営者はゼロだね。
偽装では頭を下げるが、本来の経営責任はとぼけているね。
私
:欧州でも派遣社員はいるが、 賃金単価は
高いそうだ。
本来、企業側が派遣社員を雇うのはリスクがあるときに容易に解雇できるからだから、そのリスク費用が助かる分は、 派遣社員の賃金に上乗せしなくてはならない。
日本は
逆
なんだね。
A氏 :何故だろうね。
私
:背景に 日本独特の格差問題
( 二重構造問題
)として存在していた 大企業と中小企業の格差問題
があるね。
派遣会社は大企業に無理を押し切られる。
「 無理が通れば、道理が引っ込む
」
社会的、経済的な
「 公正
」はないね。
A氏
:「 反貧困
」という言葉は、裏に 格差反対
という意味も含んでいるが、人は誰でも格差はあるね。
それは自然だから、その問題と混乱するので、あえて混同しないように「 反格差
」でなく「 反貧困
」と言っているのだね。
私
: 社会的な冨の分配問題
だね。
分配が「公正」か
という問題だね。
「 反貧困 」は 雇用問題 もからみ、来年の最大の問題になるだろうね。
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