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私
:本人は、 失敗作
だと思っていたというね。
確かに、 経済学者フリードマンの本からの引用
が多いという 型破りの小説
だね。
格差問題
にも正面から向きあっているね。
だから、ところどころ、 文芸作品
というより、 総合雑誌の記事
を読んでいるような感じはするね。
型破りの小説
だといえば、言えないこともないが、別に違和感はなかったね。
むしろ、最近の芥川賞の受賞作などが限られた世界を扱っている「 上手な小説
」は型にはまっていて「 またか」という失望感
はあったがね。
A氏 :選考委員を代表して講評した作家の 小池真理子 氏は
「 知的快楽を呼び起こす作品で、久々に興奮して読んだ。
エンターテイメント小説の約束事をはずして書いているが、 むしろスタンダードな小説の世界にもどり、
不健全な毒のある世界の見方という小説ならではの楽しみを味わわせてくれた。
大人が読んで考えさせられる小説です
」
と 高く評価
したというね。
白石
氏本人も「作家が時代と向き合わなくなり、 小説の縮小再生産
が進んでいる。
自分の思っているすべてを託した、 小説の幅を広げる試みです
」と言っているね。
私
:俺はブログでも読書感を書いたが、確かに、作者は、 泥沼の社会問題
を広く扱っている。
しかし、、 泥沼から、一歩、引いている感じ
がしたね。
泥沼を
眺めている感じ
かね。
小説は、もっとその渦中にいなくてはならないのではないかと思ったがね。
この本は 図書館
で借りて読んだが、 上下2巻
なので、 下巻は順序待ち
でまだ、読んでいない。
後、 17人待ち
。
予約待ちが 61人
とあるから、 俺の後に44人
ほどいることになる。
山本周五郎賞
をもらったことで、さらに 予約が殺到
するかもね。
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