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私
高度成長
が、何時から始まったかというのは、後から振り返ると、 1955年
くらいではないかね。
1956年の経済白書
は有名な「 もはや戦後でない
」に続いて、
「 われわれはいまや異なった事態に直面しようとしている。
回復を通じての成長は終わった。
今後の成長は近代化によって支えられる
」
とある。
副題
が「 日本経済の成長と近代化
」とあり、ここに「 経済成長
」という言葉がはじめて登場する。
そして、「 経済成長
」は 戦後日本経済を象徴する言葉
になる。
しかし、1955年に 急激に経済
が伸びたわけではない。
その 背景
には、 いろいろな混乱が次第に安定
してきたということがあるね。
A氏
:今、政治の問題になっている「 政権交代選挙
」だが、もし、 民主党
が政権を握れば、 鳩山代表が総理
になるのかね。
彼の祖父の 鳩山一郎
が 総理
になるのは 1955年
だね。
それはまでは保守派もタゴタしていていた。
汚職問題もあり、 指揮権発動
問題が1954年だね。
保守派の分裂が、ようやく 1955年末に収束
し、 自由民主党(自民党)が誕生
する。
これから、今日まで、 自民党政権の長期政権
が続くことになる。
それを孫の 鳩山由紀夫が終止符
をうつことになるのかね。
私
: 社会党
のほうもいろいろな派が統一されて、ここに保守、革新の2大政党の対立時代が生まれ、後に「 55年体制
」と呼ばれね。
1955年は労働運動も転機の年
になるね。
この年、 日本生産性本部
ができ、 生産性向上運動
がはじまる。
生産性向上
とは、 資源、人力、設備を有効的に活用
することだね。
そして、 生産性を向上
して、 コストを下げ
、 市場を拡大し
、 雇用を増大して
、 実質賃金と生活水準の向上を図るという運動
だね。
俺は、これが 高度成長の裏にある支配的な考え だと思うね。
明日は、それについてふれよう。
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