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A氏
雇用の悪化
だが、 失業率
は、8月に少しよくなったという報道があったね。
ところが、 実数では失業者数は増加
しているという。
私 : 8月の雇用 はお中元などの 季節的な要因 があるので、統計では 季節的な修正の指数 があって、そのための 統計上の上昇 らしいね。
A氏
:今朝の新聞を見たら、今まで、産業界が誇っていた「 日本は省エネ世界一
」も統計の取り方によっては、おかしいんだね。
「 日本は世界トップレベルの低炭素社会だ
」というのは GDP(国内総生産)当たりの二酸化炭素排出量
を示したもので、これによると確かに日本はダントツでトップだね。
私
:ところが、日本は他国に比較すると物価水準が高い。
GDP
が大きくなる。
「 物量
」ではないね。
そこで、「 物価水準
」を反映させた「 購買力平価
」で GDP当たりの排出量を計算
すると、より実態に近くなる。
日本でも、 内閣府の政策統括官室
で「 購買力平価方式
」で計算していて、 報告書
を出しているという。
これによると 04年
では、 英国やフランス、イタリアよりも劣っている
という。
まったく、様相が違ってくる。
A氏 :かって、 麻生首相 が「 すでに日本のエネルギー効率は世界一の水準にある 」と言っていたが、実態に合わせた見方をすれば ウソ になるね。
私: だから、この 報告書 では、「 日本は先進国に負けないように一層の努力が必要だ 」と指摘しているという。
A氏
: 鳩山首相の25パーセント低減目標
は「 乾いたぞうきんを絞る」ようなものだという反発
は、その 指摘の無視
だね。
「 ぞうきん
」は、 他の先進国に比較すると、まだ、濡れている
んだね。
私
:それにしても、 重要な統計数字には要注意
だね。
その計算方法も理解して読み取ることが必要
だね。
そうしないと 間違った判断で行動
することになるね。