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私
宝塚線事故
の 事故調査
で、 JR西日本のトップ層
が、 公正であるべき調査委員会
にちょっかいを出していた事実が次々に明るみに出たね。
A氏
: 国鉄時代からの体質的な問題
かね。
安全を重視する組織体としては致命的な体質
だね。
私 : その報告書を検証するチーム が発足するそうだが、今朝の朝日新聞の社会欄にその チームのメンバーとして参加する 柳田邦男 氏の取材 がのっているね。
A氏 : 柳田氏 は、 情報漏洩問題 について「 日本の事故調査を10年後退させる事態だ 」と指摘したとあるね。
私
:もう、 20年くらい前
になるかね。
柳田
氏は、ある雑誌に「『 誰がやったのだ』からの訣別
」という記事を書いているが、そこに次のように次のようなことが書いてあったのを、俺はいまだにメモしてあるよ。
「 かっての国鉄の職場には『 マルにする
』という 隠語
があった。
小事故は現場で修復して知らん顔
をしてしまう( マル秘にする
)、という意味である。
それを 黙認し、あるいは積極的に隠蔽に加担
する 運転区長や機関区長は人望が厚くなる
。これでは、 全職場に生かすべき『危険要因』の情報が、埋葬されてしまい、どこかで同じような事故が発生
する」
そして、「 誰がやったのだ 」という 発想 から、 科学的・合理的な分析が不十分 になるとしているね。
A氏
: 日勤教育
などはまさにその典型だね。
小事故
を起こすと 日勤教育
と称して、 こらしめの精神教育をするという体質
と底辺でつながっているね。
私
: JR西日本の経営幹部
は 旧国鉄の「マルにする」時代に育った人々
だろうが、身内の保身だけに頭を使い、 顧客や犠牲者に対する思いは皆無
だね。
だから、今回、 宝塚線であれだけの死者を出した事故
でも、人ごとのような姿勢で、「 マルにする」発想
から抜け出ていないね。
いい年をした大の男
が、 いい幹部だと評価されることを期待
して、 常識的に考えるとまことにおかしなことを平気でできる
ということは、 組織というのは時には人間性を破壊
するね。
A氏
:ある意味、 JR西日本の経営幹部も組織の犠牲者
かもしれないね。
怖いね。
私
:今日、 JR西日本の社長や、情報漏洩に直接関係した元のトップ層
が 遺族に対して謝罪会見を
するそうだが、どういう謝罪をするのかね。