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私
: JALの経営難問題
を、今月の 文藝春秋
と Voice
でとりあげているね。
文藝春秋
では「 JALを墜落させた真犯人
」( ノンフィクションライター 森功
氏寄稿)というタイトルだね。
Voice
のほうは、「『 日本航空』問題は氷山の一角
」( 伊藤元
重東大教授寄稿)というタイトルだね。
A氏 :誰が真犯人なのかね。
私
:この寄稿ではある 特定の個人
というようなことではないね。
サブタイトルに「 派閥争いに明け暮れた歴代経営陣が破綻寸前に追い込んだ
」とあるように、 派閥争いの歴史
を詳細に描いているね。
しかし、最終的には、身内の争いに気を使い、 一貫した自助努力をしなかったことが経営危機の根本原因
だという。
A氏
:何度も窮地に陥るたびに、 自民党の運輸族議員や国交省
が手の差し伸べて救ってきた。
狭い国土に百近い空港を建設し、採算を度外視
して飛行機をとばしてきた。
私 : そのもたれ合いの構図 がJALの経営危機として常に浮かび上がっていたが、 誰もメスをいれなかった。
Voice
のほうは、 短い巻頭言
だが、 国交省
は過去の航空行政を独占的に管理してきたので、 長い期間をかけて築き上げてきた仕組みを簡単に変えることには非常に慎重
であるとしており、「 オープンスカイ
」にも「 羽田空港の国際線の利用
」にも腰が重いと書いてあるね。
その仕組みを前原大臣は破壊
したね。
だから、この寄稿はまだ、 前原大臣が、 羽田空港のハブ化
を言い出す前のものだね。
A氏
: 前原大臣
が就任早々、「 JAL再建の有識者会議は自民党政権で作られた仕組みなので、白紙にもどす
」として、新たに「 JAL再生タスクフォース
」を設置したね。
そのもたれ合いの構図に メス
を入れ出したね。
私
:これで、 これまでの国交省のJAL救済の動きは出直し
となったね。
今後、 JAL救済問題
はどうなるだろうか。
この2つの寄稿は、 半ば期待を持って前原大臣の行動を見守っている。
八ッ場ダム 同様、 自民党政権の長年のこびりついた垢 をどのように洗い落とすか、勝負どころだね。