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私
:この本は読んでいない。
JRの電車
に乗って 壁の広告
をボンヤリ見ていたら、 この本の広告
が目に入ったからだ。
成功の秘訣、人の生き方
が書いてあると、 京セラ創業者の 稲盛和夫
氏の推薦
の短いフレーズが載っている。
ベストセラー52万部
とある。
A氏 :アメリカの本によくある 成功のハウツー ものかね。
私
:「 原因と結果の関係
」は、宗教では 仏教の 因果応報
があるね。
因果律
だね。
稲盛氏の推薦
は、 仏教に関心がある人
だから、そのせいかと思ったがね。
同時に、 イスラム教徒が因果律を信じていない
という 内藤正典氏の「イスラムの怒り」
思い出した。
イスラム教徒
が運転する自動車に同乗すると事故を起こすのではないかと、その運転の乱暴さに驚くという。
しかし、彼らには「 乱暴な運転
」と「 事故
」という間に 因果関係
がないと思っているわけだね。
すべては「 神の思し召し
」というわけだ。
A氏 :「 原因 」と「 結果 」が結びついていないということかね。
私
:この「 原因と結果の法則」という本
が 52万部
も売れているという広告が気になって、家に帰ってから、インターネットでアマゾンを検索してみたら、驚いたね。
ジェームズ・アレンの原書は1902年の発行
だとのこと。
日本訳が大きく遅れていた
わけだね。
自己啓発書の古典的存在
で、同じく自己啓発の書を出している後の デール・カーネギー
や アール・ナイチンゲール
などに大きな影響を与えたという。
A氏 :ある意味で 自己責任の本 だね。
私
: ジェームズ・アレンの名言
が ウィキペディア
にいくつか載っている。
2、3ピックアップしてみよう。
自己責任原理主義の原点
がわかるね。
『心は、 創造の達人
です。
そして、私たちは 心であり、思いという道具
をもちいて自分の人生を形づくり、そのなかで、さまざまな喜びを、また悲しみを、みずから生み出しています。
私たちは心の中で考えたとおりの人間になります。
私たちをとりまく環境
は、 真の私たち自身を映し出す鏡
にほかなりません』
『人間を目標に向かわせる パワー
は、「 自分はそれを達成できる」という信念
から生まれます。
疑いや恐れは、その信念にとって 最大の敵
です。』
『自分の心をしっかりと管理し、人格の向上に努めている人たちは、「 環境は思いから生まれるものである
」ということを 熟知
しています。』
A氏
:現実がままならないのは、すべて「 悪しき思い
」によるもので、環境のせいではなく、 結果としての成功も失敗も、その原因は必ず人間の心の奥底にある支配的な思いにある
というわけだね。
私
:アレンから影響を受け、20年ほど前に亡くなった 自己啓発者
の アール・ナイチンゲールの名言集
(別のインターネット)からもいくつかピックアップしてみよう。
『 価値ある事業
は、ささやかな、人知れぬ出発、地道な労苦、向上を目指す無言の、地道な苦闘といった風土のうちで、 真に発展し、開花する
。』
『誰もが一つは 得意分野
を持っているものだ。
この世界には 三十万以上の職業
があるといわれているが、その全てが自分に合わないなどということはないのである。』
『すべてのものごとには、 それにつぎこんだ努力にほぼ等しい成果
があるものだ。』