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2010.05.20
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:「 成長神話の崩壊 」から始まった 知的街道 だね。
  この本は、「 成長神話の崩壊 」のTV番組で出ていた 小幡績 氏を検索して、この本が得られた。
   昨年刊行の本のせいか、図書館で 予約者ゼロ ですぐ借りられた。
経済 教育 雇用・暮らし 宗教 女性 報道 環境 政治 8分野 を担当して執筆した 8人の共著 だね。
  ゴマブックス編集部の企画らしいが、平成の日本の過去と、 現在の 閉塞感からの脱失 を考えようというものだね。

A氏 昭和天皇 が逝去されたのが、 1989年1月7日
1月8日、 昭和から 平成に改元
  早くも翌年から バブル経済崩壊 が始まり出す。
  その後、日本経済は一喜一憂を繰り返すが、 2008年9月の リーマンショック でまた、大きな危機にぶつかるとうことかね。

:8人の人に共通するのは、 閉塞感脱却の効果的な処方箋がない ことだね。
  それほど、現状は、かっての高度成長期と違い、 先が見えない深刻な時代 になったと言える。
 唯一、教育問題を担当して執筆している 和田秀樹 氏が「 義務教育の全寮制 」を提案しているが、これは、実行はなかなか難しいだろうね。

  「 失われた10年 」というのは、 1993年から2002年までの10年間 をいうらしいが、途中の経済回復は本物の回復でなく、今は「 失われた20年 」と言われているね。

  まず、「 経済 」を担当して執筆している 小幡績 氏は、1980年代前半のオイルショックのときに、 高度成長期に作り上げた経済体制モデル から、 新しい経済モデルに転換 しなくてはならなかったのが、転換が大きく遅れているのが 行き詰まりの原因 だという。
遅れの原因 は、バブル崩壊のとき、「 我慢していれば、すべてのものはいつか再び戻るだろう 」と思っていたせいだという。
地価や株価 の下げだけでなく、すべての経済システムは、もとに戻って、うまく回り始めると思っていた。
   だから、 政府の経済政策 は常に「 景気回復 」。
  全力で 財政出動 をして、 公共事業と交付金をばら撒く。
平成の20年間
を振り返ってみると 結局、経済全体として、 新しいシステム は存在していない という。
   著者は「 現在の閉塞した経済情勢を打破する方法はありますか 」という質問を受ける機会が多いという。
  そのときの著者の提言は「 打破するのを諦める 」ことだという。

A氏 水野和夫氏の「動かない」 と似ているね。

:必要なことは、 GDP を押し上げることではなく、 雇用の確保 だという。

A氏 ハコ より ヒト だね。

:問題はその ヒト だね。
 「 教育 」がからむ。
 「 教育 」問題は、 和田秀樹 氏が担当して執筆しているが、 教育の格差が拡大 してきていることを問題にしているね。
 「 団塊の世代 」は大学も少なかったので、学力の競争は激しく、 学力格差はあまりなかった。
すなわち、 エリートと非エリートの学力格差 はあまりなかった。
  それが、その後、 少子化と大学の増加 で、 勉強しない層が拡大 してきた。
  これが 平成の「教育」の大きな特徴 だ。

A氏 :「 名ばかり大学生 」の出現だね。

:だから、 エリートと非エリートの学力格差が拡大 し、 エリートは勉強 し、 努力しない非エリートを見下すようになる。

そういえば、こないで NHKのニュース で、今年、 就職できない大学生が8万人 もいるということで 中学生が議論 していたが、番組の予想では「 社会が悪い 」「 政府が悪い 」という結論が多いと思ったら、「 大学生も努力していない 」という批判が多かったね。
  そして「 そのような大学生 にならないように、 中学、高校のときから努力する 」という発表を中学生がしていたね。

  いずれにせよ、学力格差をなくすには、 子どもが育つ家庭の格差 をなくさないといけない。

A氏 :そこで、 和田秀樹 氏が「 義務教育の全寮制 」を提案しているわけか。

:すぐに実行できないだけに深刻な問題だね。
  明日は、同じ格差問題だが、 雇用の格差 に話題を移そう。






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Last updated  2010.05.20 19:50:48
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教育低調の根源は商業化  
以前から考えていることです。
今回のブログを読み一筆書こうとの衝動に駆られました。
私立大学、高校は全て利益追求の場になっている。助成金を決める政治も学校経営にのみ視点が行っている。塾も予備校も全て利益追求で、教育などというテーマは関係ない。
ここに最大の問題がある。全寮制も良いが、その前に私財投入の私立学校は良いが、助成金等々での私学は一切禁止すべきである。
小生は子供のころは、貧乏人は勉学に励み国立大学を目指すことが一般的であった。それ故国立大学のレベルは高かったと思う。それに学費は私学の10分の1。
その昔私学に行くのは金持ちの師弟、遊びに行く(言い過ぎ)と言う認識が一般的。
今は変に官民格差解消とかで、私学への助成は増やすや、国立の授業料は上げるはで、他都市の国立大学に行くくらいなら地元の私学の方が安上がりと言われるくらいになってきた。大学レベルなどどうでも良くなってきたのである。
少子化、労働力不足に向けて、私学は大幅に削減すべきである。進学率も下げるべきである。今や向学心に目覚めれば通信教育等々いくらでも教育の場がある。こんな意見を教育者、政治家、等々に言ってもらいたい。 (2010.05.21 07:43:35)

Re:教育低調の根源は商業化(05/20)  
Ryu-chan6708  さん
ライラック7611さん
今や向学心に目覚めれば通信教育等々いくらでも教育の場がある。こんな意見を教育者、政治家、等々に言ってもらいたい。
-----
この本で問題にしているのは、向学心が子どもの頃の家庭環境が関係しており、その格差が拡大しているということですね。
 児童虐待という家庭が増えているようですが、この辺の格差問題も解決が必要なようです。 (2010.05.22 09:02:11)

Re[1]:教育低調の根源は商業化(05/20)  
Ryu-chan6708さん
> この本で問題にしているのは、向学心が子どもの頃の家庭環境が関係しており、その格差が拡大しているということですね。
> 児童虐待という家庭が増えているようですが、この辺の格差問題も解決が必要なようです。
-----
これは深刻な問題ですね。
しかしこれとても、あまりにも核家族化が進み過ぎと考えます。
老人の施設を作り。
保育所を増やせ。
これ全て核家族の延長線上です。
豪邸を持ち、資産もたっぷりあり、家政婦さんも存分に雇える鳩山総理には分からない事だと思います。
歴代総理がその親、祖父が総理経験者であることをを考えると日本にも革命に似た政治構造変革の時期が来て良いと考える次第です。 (2010.05.23 07:04:17)

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