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私
:読書動機は忘れたね。
これは「 ケンカ読法
」に反するね。![]()
新刊でないので、図書館からすぐに借りられた。
著者は、 俺たちと同世代
。
「 教科書に墨を塗った世代
」だが、この本では教科書の話は出てこない。
この本の中心は 占領2年後
からの話から始まる。
戦前から敗戦直後の話は、同じ題名の前の本で扱っているという。
450頁を超える大作だね。
同じ世代だから、特に新しい知識はなかった。
図書館のインターネットでの要旨
は次のように書いている。
「 昭和という時代はいつ終ったのか。異国軍隊の進駐と占領で始まった敗戦国日
本の歴史を東京裁判、安保闘争、三島由紀夫事件、天皇崩御を通して克明に描 く
中で、昭和初頭から持続してきた精神の系譜が断絶した瞬間を解き明かす。
前作『昭和精神史』を昭和21年8月で閉めた著者が、戦後を生きた日本人の心の 歴史に迫った渾身の書
」
そして、「 あとがき 」で 昭 和は 三島由紀夫 の自刃(昭和45年)で終わった 、とあるね。
前著については、 図書館の要旨 は次のようになっている。
「敗戦の虚脱から、深い吟味もなく過去を否定しようとつとめてきた日本の戦後 。
しかし大東亜戦争は、本当に一部指導者の狂気の産物と片づけられるのだろう
か。
既成の史観から断罪するのではなく、変革と戦争を必死で生き抜く日本人の
喜び、悲しみ、苦悶に丹念に寄り添いながら、再検証する昭和前史。
毎日出版文化賞受賞の力作」
これを見ると 著者の立場 がわかると思うね。
A氏
: 三島由紀夫
と言えば、今月の「 文藝春秋」
で「 的中した予言50
」を特集しているが、トップは 三島由紀夫の予言
だね。
「 日本はなくなり、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、抜け目がない経済的大国が残るであろう
」
という 予言
だね。
この 予言の解説
を「 楯の会
」初代学生長の 持丸博
氏が書いているが、要するに 戦後憲法と安保条約による戦後日本の姿
を嘆いたものだね。
戦後の平和憲法による偽善(平和ボケ)と自虐史観の呪縛
だね。
三島由紀夫
は 憲法改正を強調
していた。
私
:「文藝春秋」は俺も読んだよ。
持丸氏の解説
は強烈だね。
三島氏が亡くなってから40年経って
、三島氏と同じ名前の 鳩山由紀夫
が首相となった。
これを 持丸
氏は、 三島由紀夫の予言の言葉
を使って、「 キョトキョトした無機的な目、からっぽで内容のない言葉、そして富裕のお坊ちゃま
」としているね。
A氏 :ついで 菅首相 についても厳しいね。
今度は三島由紀夫の予言の言葉を使って「 抜け目のない、ニュートラルな中間色の
衣をまとった」新首相
の登場だとコメントしているね。
菅首
相は、 平成11年の国旗国歌法案に反対票
を投じており、 国歌嫌いで有名
だと
いう。
私
:そう言えば、数日前に朝日新聞の何かの欄で、 外務関係の人が寄稿
していたが、 菅首相はとんでもないことを沖縄で言ったとのことだね
。
その問題をどの新聞もとりあげていないという。
A氏 :なんだったのかね。
私
: 菅首相
は、 沖縄県民の基地負担を減らしたい
といいながら、 戦後のアジアの安全保障は沖縄県民のお陰で保つことが出来た
というような 感謝の言葉
を言ったという。
この 後半の 感謝の言葉
は逆に 沖縄県民感情をかえって逆撫でする
ということで、今までタブーで、 自民党政権時代
では アメリカ関係者の挨拶でも削除してきた内容
だという。
A氏
:軽率、かつ、「からっぽ」だね。
私
:野党時代も「 年金未納三兄弟
」で詰めの甘さを露呈して、 お遍路
さんとなった。
突然の消費税10パーセント増
といい、この人の言葉も「 抜け目だらけ
」の 「からっぽ
」だね。
A氏
:まさに 三島由紀夫の予言
通りかね。
私
: 三島由紀夫の予言
通りでない点もあるね。
まず、「 経済大国
」でなくなりつつあるね。
それに 政治、外交、経済
とも、「 抜け目だらけ
」になってきたね。
代わりに、 中国
が「 経済大国
」になりつつあり、 政治、外交
で「 抜け目がない
」ね。
やはり、「 遠き昭和・・・
」かね。