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Ryu-chan6708

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2010.12.20
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テーマ: ISOについて(477)
カテゴリ: カテゴリ未分類


ISO9001 日本企業 が盛んにとるようになったのは、 1990年代 に入った頃からかね。
  その頃は、 ひどい審査 があって、 審査員という 新人類 が生まれたという話が多かったね。

大手企業J社 90年 の始めのかなり早い時期に ISO9001 を取得したので、見学者が多く、俺もその 視察団 に参加したことがあるが、そこの 品質保証部長 が「 この審査機関には皆さん決して審査を申請してはいけません 」と挨拶をして見学者を驚かした。
  その 審査機関 は当時 審査業界トップのシェア を持っていたね。

A氏 :何か審査員に恨みでもあったのかね。

:実は、この企業はある コンサタント から指導を受けていたんだが、 審査員はそのコンサルタント だったというのだね。
  当時は、そういう けじめの無さ があったようだね。
  もっとも、今でもその 審査機関 のセールスは、 コンサタントと審査はセット で売り込んでいるがね。

A氏 検事と弁護士が同じ ということだね。

J社の審査 では、審査員は 承認のハンコが少し斜めに押してある とかいうような、つまらないことも指摘したらしい。
 それで部長は頭に来たらしいね。

A氏 :俺のいた会社も 1990年代半ば ISO9001 をとっていたが、 書類 はすべて ボールペンでないとダメ だと言われたそうだよ。

:もちろん、そんな必要はないんだが、一時期、 その風評が蔓延 したね。
  実際、俺もある会社でたまたま ボールペンで書いた書類 を見たら、 紙面が何か変
筆圧 で紙があちこち凹んでいるんだね。
  聞いたら、まず、 鉛筆で下書きして 、そして ボールペンでなぞり 鉛筆の文字を消しゴムで消した のだという。
鉛筆の字 は消しゴムで消えたけれど、 鉛筆の筆圧 が残っていたんだね。
  最初からボールペンで書くと、 書き間違いで修正が面倒 だということだ。
  しかし、かえって、 改ざんしたような印象 を与えたね。

A氏 :これも伝聞だが、 必要な記録は2分以内に索引して提出 すべきだというが、本当かね。

:俺も最初は、そんな非常識な話は噂だけで、事実でないと思っていたら、ある大手の 品質保証部 の人が、
  「本当です。
  一人が ストップウオッチ を持って、 記録書類を走って持って来るのを測定 しました」
  と言っていた。
審査の前日 には 練習 し、そして当日、 審査員もストップウオッチ を持ってきたという。

A氏 :運動会のような 審査コメディー だね。

大の大人 が真剣なんだろうね。
大手企業 の場合は、 品質保証部 としては、絶対に ISO9001 をとらないと トップ から怒られるから、 審査員の機嫌を損ねないように卑屈になる。
審査員もそれを見透かして、勝手なことを言う。
  「 この文章を直しなさい。
言うことを聞けば、問題にしませんよ。
  貴方、 ISO9001 をとりたいんでしょう」
  と 審査員にやんわりと脅迫 された 品質保証部長の話 を定年退職後、直接聞いたことがあるよ。

A氏 :審査員ご本人も、 人としての品格 をどんどん失っているのに気がつかないのかね。
  審査員になるからには、 一流大学 を出て、 大企業経験 もあるのではないの?

:そうなんだが、 教育 はあるが、 教養 がないんだろうね。

20年 くらい前かね。
  俺がよく利用していた 地方の小さなビジネスホテル があった。
中年の温和なおやじさんが経営 していた。
  そのおやじさんがある朝、俺が食堂で 朝食 をとっていたら、「 長年、この商売をしているが今までにない新人類が昨夜泊まった 」というんだね。
  よく話を聞くと 近くの会社に来た審査員 なんだね。
部屋の衣紋掛け がすくないの、 タクシーが来るのが遅い のと 偉そうに文句 ばかりだという。
 タクシーは定刻通りにきているのにね。

  すこしは改善されてきているようだが、 企業側 もきちんと対応しないとダメだね。
1980年代に世界を品質で制覇した日本の品質管理 は、 1990年代からは堕落 したね。
  馬鹿なことに 企業中堅幹部が時間を浪費 したものだね。
  もっとも、 品質で世界を制覇したトヨタ ISO9001を嫌っていた ようだがね。
  実は、 日本の品質 は、 品質保証部門の書類遊び でなく、 製造技術や生産技術部門のモノづくりの技術力 が支えていたんだね。






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Last updated  2010.12.20 08:50:28
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