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A氏
朝日新聞
に小さな記事だが、 1月30日
の東京都文京区の遊園地「 東京ドームシティアトラクションズ
」の コースター転落死亡事故
のことが載っていたね。
転落死した倉野さんの写真
が載っていたが、相撲さんのように肥っていて、大きな体を連想させたね。
身長180センチ、体重130kg(新聞によっては100kg
)だったという。
私 :俺はこの事故を最初、TVで知ったとき、 体を抑える安全バー が「 ポカヨケ 」になっていないのかと思ったね。
A氏 :「 ポカヨケ 」とは?
私
: このブログ
でもふれたが、 異常があることをキャッチして、次の動作に移れないようにすることだ
ね。
この場合は、 異常があるとコースターが自動的に発車できない
というようにすることだね。
人で 異常検知
をやると「 人は間違いをする動物
」だから、「 ポカヨケ
」の原則は 機械的、電気的に 異常をキャッチ
させる
ね。
「 ポカヨケ
」システムは、「 安全
」を重視するコースターには、不可欠だね。
それをしていないというのは コースターシステムの設計ミス
だね。
こないだ、 このブログで話題
にした TS
では「 ポカヨケ
」装置の設定は 設計の必須項目
になっているよ。
新聞では、その方面の追求がなくて、 安全バーの確認の記事
ばかりで、全体のマネジメントの記事が、欠落しているね。
顧客への安全提供
はこの企業の 最高の品質
だね。
A氏 :この コースターの システムは ドイツ製 らしいね。
私
: 設計者
に取材してみたいね。
運用がまずかったと逃げられそうだがね。
設計者
に多少、 同情的に解釈
すれば、この安全バーは何らかの事情で、客の体格に合わせて、 8段階調節
できるので、「 ポカヨケ」装置の設計に
コストがかかり、難しかったのかもしれない。
だから、 人の監視で補おうとした設計
だね。
A氏
: 自動車の安全ベルト
の長さは体格の大きい人に対しても余裕を持っているんだろうね。
そして ベル
トをしていないと、 前の表示版に警告マーク
がつくね。
ベルトを金具にカチャッと挿入すると、 自動的に電気的に検知
しているんだね。
ただし、発車できるから、「 ポカヨケ
」まではいっていないみたいだね。
私
:今回、 コースターの発車前
に、 安全バーの確認
を アルバイトの大学生
がしたとか、しないとか、 マニュアル
がどうかとか、新聞ではあまり意味のないことを書いているね。
これは前に ブログ
で説明した、「 教育
」と「 訓練
」の違いの欠落だね。
「 教育
」主義は マニュアル
に関心がいく。
「 訓練
」主義は、企業側の 業務体得訓練
を誰がやっているかに関心がいく。
山本五十六大将
の「 やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ
」
をで「 誰がやってみせたのか
」だね。
その取材がない。
取材するとき「 訓練
」が重要だという意識がないようだ。
このアルバイト女性はこの職場に来てから 半年
だという。
その間、どういう「 訓練
」を受けたのかね。
それが マネジメント的視点
だね。
A氏:
新聞では、ドイツの設計者が書いた 取り扱い説明書
には「 手でバー確認
」とあったが、会社の マニアル
には「 目視で確認
」となっているとある 。
そうなると 「 目視で確認
」
とマネジメント側の 誰が
修正したかだね 。
私:
別な新聞では、最初 、「 手で確認
」
をしていたんだが 、
客が腹をさわられるので嫌がり 、苦情があり、
それで 「 目視で確認
」
に変更したんだという 。
ISO9001
で「4.2.3 文書管理」でマニュアルの承認者、改訂の場合の承認者の明確化という 個人責任がうるさい
のはこの点だね。
それがマネジメントだよ。
A氏:
客の苦情への対応もおかしいね。
お客が腹をさわられるのが嫌という苦情があったなら「 あなたの安全のためにしているのです。理解してください」
というように説明することをマニュアルに追記すべきだね。
そして「訓練」だよ。
間違った顧客対応だね。
私:
かなり前の話だが、ある大手の工場を見学に行ったときのことだ。
工場の 2
階へ行こうとしたら、その会社の案内担当者が俺に 「スリッパをこのかかと付きの下履きに履き替えてください」
というんだね。
俺は 「いいですよ、お手間でしょうから、スリッパで行きます」
と言ったら、その担当者が 「すみません。お年ですから」と
申し訳なさそうに言ったね。
その言い方は、丁寧だが頑とした 強い意志
を感じたね。
要するにスリッパだと階段で転んで怪我をしやすい。
特に高齢者は安全でない。
「老齢だ」と見学者(顧客とも言える)の俺が嫌るかもしれない言葉でしっかり、安全重視を言った担当者に感心したね。
俺はその一言で、 この会社の安全重視の考え
がすみずみまで貫徹していることを知ったね。