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【送料無料】減速して生きる
私
:著者の店は スモールメリット
を生かす。
小さな店だから、 掃除機はいらない
。
ほうき、ちりとりの 手掃除
で十分きれいになる。
ヤカン
もいらない。
鍋
でいい。
積み重ね
ができるからだね。
最初、開店祝いにもらった 洗剤
を使っていたが、 手荒れ、ひび割れに悩まされた
。
その後、洗剤を使わず、少し高いが、 長持ちするフキン
に変えた。
長く使えるので、 長期的にはコスト
が下がった。
この店の調理場でたまたま 皿洗いを手伝った人
は、 洗剤のないのに驚いた
という。
著者の「 できることを増やす
」という目標の1つに、 コメと大豆の自給
があった。
2009年
に千葉県で 320平方メートル
の田んぼを借りることができ、 稲
を植えた。
A氏 : 稲作 は大変だろうね。
私
:ところが、 田んぼに冬の間も水を溜めて一切耕さない
という、通称「 冬水たんぼ
」という 栽培方法
があるのだという。
農業機械
も不要だね。
通常の農家と 逆の方法
だね。
冬に水を溜めると、 多くの微生物が繁殖し、農薬や化学肥料がいらない
。
雑草も抑制されるので、 年に2、3回草をとればよい。
野生化した稲
と同じで、太くて強い。
台風が2回きたが、まわりのプロの農家の稲は倒れたが、 著者の田んぼの稲は倒れなかった
という。
コメの味
もおいしい。
A氏 :このブログで前にとりあげた 無農薬、化学肥料無しのリンゴ栽培 の「 奇跡のリンゴ 」の話を思い出すね。
私
:このコメで、 著者の夫婦と子ども1人の1年分のコメが自給
できるようになったという。
そして、 大豆
だね。
これは田の畦で育てた。
1年にたった20日の農作業
で、 コメと大豆が自給
できるようになった。
A氏 :今後、世界経済が荒れて、 日本が超インフレ になってもなんとか自衛できそうだね。
私
:今、日本では、 遊休農地が埼玉県の広さに匹敵
するくらいあるという。
それで 著者夫婦2人の農作業経験
をもとに計算すると、 約2400万人が自給できることになる。
日本の総労働人口
は 約6000万人
。
非正規雇用者
は 約2000万人
。
その他、 ニート
などもいるが、これらの人が、 著者夫婦のように自給を目指しても農地は足りる
ことになるね。
著者は、計算はすこし強引かもしれないが、すくなくても「 希望
」はあるという。
もっとも、 都市化、脳化、浪費社会に毒されて農業を嫌い
、 工場や都市のの派遣労働
のほうがいいという人にはムリだろうがね。
A氏 :しかし、「 閉塞感 」にとらわれないですむね。
私
:ところで著者の店の食材は、 オーガニック
だという。
そしてスーパーなどで買わない。
顔の見える小さな生産者
から買うという。
大企業に金を払うと、何使われているか分からない。
自動販売機
、 コンビニ
、 チェーンの飲食店
、 大型スーパー
、 百貨店
などではできるだけ買わない。
カネの行く先が分からず、 環境破壊や武器生産
のために使われているのかもしれない。
A氏 :顔の見える人に金を払うと 生活費や子どもの教育費 など使い道が大体分かるというわけか。
私
:著者は、 経済成長が不可能及び不必要な時代(下り坂社会の時代)
になったのだから、 経済成熟・経済縮小にそった考え方
に シフトするのが自然
だという。
著者は、 ダウンシフター
として有名になったので、相談に来る人も多く、独立した人もいるという。
今のところ、 失敗例
はないという。
明日は、 時間的余裕、年金、健康保険 などのシステムとの関係にふれよう。