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Ryu-chan6708

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2011.10.31
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テーマ: ISOについて(477)
カテゴリ: カテゴリ未分類


A氏 図面 は製造業では代表的な 文書 だが、これについて聞きたいんだ。
図面 には 改訂履歴 が書いてあるが、これで「 最新版 」が分かるね。
  これは、 ISO9001 文書管理 とどのように関係するのかね。

ISO9001 の「 4.2.3 文書管理 」の c)「 文書の変更の識別及び現在有効な版の識別を確実にする 」に対応できるね。

A氏 :「 現在有効な版 」というのはどういう意味かね。

図面 で言うと、現在、現場の生産などで 使われている版 だね。

A氏 :ということは「 最新版 」かね。

:かならずしもそうではないね。
  例えば、 設計部門 では、 改訂B版 になっていても、生産の都合で、現場は 改訂A版 で生産している場合がある。
  「 最新版 」は B版 だが、生産指示は A版 でされていることがあるね。
 だから、この場合、「 現在有効な版 」は A版 だね

A氏 :そういえば、俺のもといた会社では、 改訂した設計図 ができると、添付してある「 設計変更連絡書 」に 適用日 が書いてあり、 設計部門 は、 生産部門 にどんどん発行していたね。
  「 設計変更連絡書 」のなかには、「 旧版の在庫消化次第適用 」と書いてあるのもあったね。
  確かに、「 最新版 」かならずしも「 現在有効な版 」ではなかったね。

:もとの英語は current version で、直訳すると「 現行版 」だね。
  ところが、 ISO9001 初版の 87年版 94年版 では、 日本訳 は「 最新版 」となっていた。
  これで、ちょっともめたようだね。
2000年版 では「 現在の版 」、 2008年版 では「 現在有効な版 」と訳が変わっているね。
英語 は、ずっと 不変 なんだが、 日本訳 では苦労しているようだね。

 改訂版の管理 がうるさいのは、改訂前の古い図面で生産して不良品を作ることがあるからだね。
  だから、当然、現場に改訂前の古い図面はない方がよい。

A氏 :要するに、製造現場ではやたら図面をもたないことだね。
  生産しているものだけあればいいことになるね。

:昔は、現場に大きな 図面棚 があって、そこから図面を出して生産しているケースが多かったが、これは不良品を作るもとになるね。
  この場合、生産指示をする「 作業指示票 」などが、「 B版で作れ 」と 版まで指示 することがポイントだね。

A氏 :生産管理の問題がからむね。
  生産管理部門で設計部門から来た 図面をプール しておいて、「 作業指示票 」に該当する 版の図面 だけを添付すればいいね。

:会社によっては、 技術管理部門 があって、ここで図面をプールしておいて、生産管理部門から「 出図依頼 書」が来ると、図面が発行されるという方法もあるね。

  現場に不要な図面を置かないためには、作業が完了したら、 図面は現場から回収 することになるね。
  これを「 Uターン:ユータン方式 」と言って、機械工場ではよく使われたね。
  中には「 作業指示票 」もなく、図面に納期、数量を書いたものもあるね。
  そこに工程順を書いたハンコを押して「 工程管理票 」と「 現品票 」の代わりにしたものもあったね。
多品種少量の個別生産 に有効な方法だね。

  生産管理部門がからむことにより、「 4.2.3 文書管理 」の d) の「 該当する文書の適切な版が、必要なときに、必要なところで使用可能な状態にする 」ことも効率良くできるね。






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Last updated  2011.10.31 08:36:57
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ユーザーの立場から考えるとちょっと  
ユーザーは往々にして10年以上前の生産品を使用している。
其れに関する問い合わせをすると、心もとない返答が多い。
古いものでわかりません。古いものですので探してみます。
ふるいものですからありません。違う部署にお尋ねください。などです、今問題にしている、最新版管理とは異なる視点ですけれど、現実はこのような事と連係が取れているべきと考えます。よって、ISOは木を見て森を見ずの弊害に陥るのではないかと考えます。 (2011.10.31 12:14:11)

Re:ユーザーの立場から考えるとちょっと(10/31)  
Ryu-chan6708  さん
ライラック7611さん
>ユーザーは往々にして10年以上前の生産品を使用している。
>其れに関する問い合わせをすると、心もとない返答が多い。
>古いものでわかりません。古いものですので探してみます。
>ふるいものですからありません。違う部署にお尋ねください。などです、今問題にしている、最新版管理とは異なる視点ですけれど、現実はこのような事と連係が取れているべきと考えます。よって、ISOは木を見て森を見ずの弊害に陥るのではないかと考えます。
-----
問題が古い製品の補修部品の品切れ問題であれば、ISOの文書管理の問題でなく、補修部品の在庫管理の問題です。メーカーにとってはやっかいで頭の痛い問題ですね。 (2011.10.31 17:49:08)

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