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【送料無料】文明を変えた植物たち
私
: トウモロコシ
は イネ科
の植物だが、同じ イネ科
の イネ
や コムギ
に比較すると 3つの優れた特徴
がある。
第1の特徴
は、デンプンや繊維系の 生産性が高いこと
第2の特徴
は、種の量に対する 収穫量
が、 コムギ
が 5から6倍
、 コメ
は 江戸時代
でも 30から40倍
(現在は 100倍
)に対し、 トウモロコシ
は 800倍
第3の特徴
は、さまざまな気候条件に 適応して生育
していくこと
A氏 :その トウモロコシ に ヨーロッパ人 が出会ったのは、 コロンブス のときだということかね。
私
: コロンブス
は、 カリブの島々
で トウモロコシ
が広く栽培されていることを目撃する。
当時は、 珍しい植物
としか映らなかった。
しかし、楽でないヨーロッパの生活に別れを告げて、 新大陸に移住した者
には トウモロコシ
が重要な植物となった。
トウモロコシ に関連して有名な例として メイフラワー号 に乗って移住した 清教徒の一団 の話がある。
A氏
: 1620年12月26日
に 新大陸
に上陸した 102名
の人々だね。
真冬の移住
だね。
私
:彼らが厳しい冬を乗り越えられたのは、 先住民
が貯蔵していた トウモロコシ
を密かに盗んで越冬用に準備ができていたからであった。
持参した コムギ、オオムギ
では期待するほどの収穫を得られなかった。
先住民
に トウモロコシ
の栽培を学んで、生産していなかったら、その後、数年続いた厳しい冬に耐えられず、全滅したであろうという。
16世紀
には イタリア
か スペイン
のいずれかから、 北アフリカ
に トウモロコシ
が伝わった。
しかし、 西アフリカ方面
では 奴隷貿易
が関係して トウモロコシ
が広がった。
A氏 :日本にはいつ来たのかね。
私
: 天正7年
、 長崎
に伝えられたのが最初だという。
しかし、日本には コメ
があったので主食レベルまで トウモロコシ
は広がらなかった。
ところで、 トウモロコシ
、 コメ
、 コムギ
を 3大穀物
という。
この3つのうち、 タンパク質
の量がすくないのが トウモロコシ
だね。
だから、 トウモロコシ
だけの食事は 蛋白不足
を起こす。
肉
などのおかずが必要だ。
現在、世界で トウモロコシ
の 最大生産国
は アメリカ
で全世界の 40%
を占める。
さらに、その 45%強
が 家畜飼料用
だね。
A氏 :日本は世界で最大の トウモロコシ輸入国 で、 95% 以上を アメリカに依存 しているそうだね。
私
:その 70%強
が 家畜の配合飼料の原料
だね。
それも、 家畜類を密集
させ、 飼料
をふんだんに与え、 短期間
のうちに太らせるというアメリカ式の 大量飼育
だね。
大量飼育
した ニワトリ
は ブロイラー
というね。
ブタ
は英語では pig
だが、 大量飼育したブタ
は hog
というね。
大量飼育
により 肉の供給が増大
した。
そのかげには トウモロコシ
の存在があるね。
トウモロコシ
の存在は、肉を不足させることなく、食卓に供給することを可能にした。
トウモロコシ
のおかげで、今日の 肉食文化
が維持されていると言える。