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A氏
:昨日の新聞で スペイン
の総選挙で、 新政権が誕生
したと報じているね。
しかし、 スペイン
にはバブルのつけが重くのしかかり、 失業率も高止まり状態。
景気を冷やしかねない 財政緊縮策と経済成長の両立
に、 新政権
は向き合うことになると報じているね。
私 :市場はその 両立の解決 に疑問を持っているのか、 新政権に冷淡に反応 し、かえって国債の金利は上昇して、 6.6% と危険水域の 7% に近づいている。
A氏
: イタリア
も 同じだったね
。
財政緊縮策と経済成長策の両立
と 政局不安定
を問われている。
私
: アメリカ
も問題をおこしている。
昨日の新聞は アメリカ国債の最格下げの懸念
を報じているね。
政府の 赤字削減策
をめぐる 与野党の協議が決裂
する公算が大きくなったからだね。
共和党
は 増税
に難色。
民主党
は抜本的な 増税策
を主張。
決裂はアメリカの 財政再建
への信認を失う懸念がある。
これも 政局
がからんでいる。
A氏
: アメリカ
も 失業率
は高い。
オバマ大統領
はその解決のために TPP
に熱心だ。
私 :アメリカも 財政再建と経済成長の両立 に悩んでいる。
A氏
:しかも、非ユーロ圏の ハンガリー
が 財政危機
に陥ったと報じている。
国債が危険水域の 7%
を超え、 8%
台をつけているという。
私
:そして、日本も 財政再建
と少子高齢化に伴う 社会保障費の増加
に対応するために 増税問題
がクローズアップしてきたね。
増税を反対する側は 経済成長
が先だという。
ここにも 財政再建と経済成長の両立
がと 政局
がからんでいる。
A氏
:各国とも似たような問題に直面して、未だに先が見えないね。
やはり、世界経済は 浜矩子
氏が言うように 死
を迎えつつあるのだろうか。
そういう世 界経済の混乱
で 資本主義は限界
に来たのだろうかと、今朝の朝日新聞のオピニオン欄では、 志位和夫
共産党委員長
と 宇野重規
東大教授
の「 欧州の財政危機、マスクスの出番だそうですが
」という見出しでのロング対談が載っているね。
しかし、 志位
氏も 経済成長論
を捨て切れないようだね。
私
:この欄で アメリカの金融界の大御所
の ジョージ・マグナス
氏が、現在の世界の危機の本質を知りたければ「 カール・マルクスを読め
」という論評を経済誌に寄稿したのが反響を呼んでいるという。
マルクス
が「 資本論
」で語った言葉で マグナス
氏は次の 2つに注目
しているという。
「 1つの極における富の蓄積は、同時にその対局における貧困の蓄積である
」
「 すべての現実の恐慌の究極の根拠は、一方で大衆の貧困、他方では生産力の無制限の発展を求める衝動にある
」
いつか、テレビで 経済ジャーナリストの 東谷暁 氏が「 マルクスの指摘したことを忠実に実行しているのがアメリカだ 」と皮肉っていたが、まさにその通りだね。
A氏
:そういえば、 韓国の国会
は アメリカとの FTA
の批准問題
で混乱を起こしたね。
これも 政局
がらみだね。
「 生産力の無制限の発展を求める衝動
」の グローバリズム経済
と 国家主権
が対立する ISD条項
がきちんと議論されなかったようだね。
私 :世界は、 グローバル経済 と 民主政治 で 大きく急速な転換期 を迎えつつあるのだろうか。