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【送料無料】ナチを欺いた死体
私
:図書館から予約して借りた。
約450頁
の大著だ。
第2次世界大戦 で、 北アフリカ を制した 英米の連合軍 が 1943年7月10日 未明、 ヒトラー が制する ヨーロッパ本土 に対する最初の攻撃として、 イタリアの シチリア島 に上陸した。
A氏 : 北アフリカ を制した 連合軍 が最初に攻めるのは、地理的に近い シチリア島 だろうね。
私
:しかし、上陸作戦というのは、 上陸する方
は消耗しやすいね。
特に相手は イタリア兵
だけでなく ドイツの精鋭部隊
がいる。
ところが、この シチリア島上陸
に加わった連合軍の将兵 16万人
のうち、 15万3千人
以上が、作戦終了まで生き延びた。
成功だった。
成功の背景に イギリスの諜報部門 が立てた「 ミンスミート作戦 」という諜報活動による騙し戦略があったんだね。
A氏 :ヒトラーはまず、 シチリア島 に連合軍が上陸してくると予想しなかったのかね。
私
:もちろん、 ヒトラー
もそう考えて、 シチリア島
に武力を投入していた。
ところが、途中で、兵力を ギリシャに移動
させる。
A氏 :何故だね。
私 :それがこの「 ミンスミート作戦 」による 偽情報の謀略 に ヒトラー がひっかかったからだね。
連合軍
は、 シチリア島
に上陸するとみせて、実は東の ギリシャ
と、西の サルデーニャ島
を攻めるという秘密作戦を立てているという偽情報を作る。
そして、 3カ月くらいかけて手の込んだ方法
で ドイツスパイ網
に流す。
ドイツ情報機関
が騙され、 ヒトラー
も信じてしまう。
そして、兵力を ギリシャ
に移動させる。
A氏 :見事に 偽情報 に引っかかったのだね。
私
:この謀略を考え推進した イギリスの主人公
は後にノンフィクションの「 実在しなかった男
」を発表し、ベストセラーになり、映画にもなった。
しかし、国家機密にふれる点があるので、書いていないところもあった。
それをこの本の著者が調査して、補って、この本を書いたのだね。
今、 欧州 は 経済危機 だと騒いでいるが、 ヨーロッパ諸国 は、かっては対立し、戦うという長い歴史があり、そのためには、ものすごい スパイ合戦 をしあってきた歴史があるね。
島国に育ったわれわれには、この本を読んで、欧米人の普通の庶民がスパイをしているのに、なじめない点があるね。
その点、日本は 欧米の謀略
には弱いのかもしれないね。
スパイ活動にも弱いだろうね。