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Ryu-chan6708

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2012.08.01
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【送料無料】世界経済の大潮流 [ 水野和夫 ]

図書館 に予約しておいたのが、順番が来たので入手。
  内容的には購入してもよいのだが、 積読 になりそうなのでやめた。
 そこでブログにポイントを書いておくことにしたよ

 次の 本文の第1行 を見てビックリしたよ。
  「 2009年9月15日 リーマン・ショック によって引き起こされた 金融危機 はまさに『 犬の尻尾が頭を振り回し 』た象徴的事例でした。」で始まる。

A氏 リーマン・ショック 2008年 ではないの?

:そうだよ。
  これは校正ミスで、第1行がこれではね。
  途中にも、 140兆ドル であるべき数字が、 140億ドル となっている校正ミスもあった。

  犬が「 実体経済 」で 60兆ドル 尻尾 が「 金融経済 」で、 160兆ドル だね。
  この 金融危機 でこの世界の 金融資産 20兆ドル 損失したという。

A氏 消えた年金 と同じだね。

:減ったけれど、 2008年12月 段階でまだ、実質 140兆ドル あった。
 「 実体経済 」の2倍以上だ。
  このカネ余りで「 実体経済 」が「 金融経済 」に振り回されることになる。

  この背景には「 利子率革命 」があるという。

A氏 :「 利子率革命 」?

2%以下の超低金利 長期間続く状況 を意味する。
  これが 10年以上 続くと 既存の経済・社会システムが維持できない という点で、「 革命 」的な出来事であるという。

A氏 :もともと、利子が高いのは、 投資した実物経済 が成長するからその リターン 見返り)が多いからだね。
超低金利が続く ということは、 良い投資先 がなくなってきたということだね、

:水野氏は、歴史的に見て、 3度 、「 利子率革命 」があったという。
  最初は、 古代ローマ
  次は、 16世紀初頭のイタリア で近代資本主義国家が生まれる。
  そして3つ目は 1997年以降 の日本を始めとする先進国。

  現在、起きている 21世紀 の「 利子率革命 」は、人類の歴史上3度しか起こらなかった 大きな断層 の1つだという。
  すなわち、 17世紀初頭 の歴史上2番目の「 利子率革命 」もたらした 「資本」「国家」「国民」の3者の利害の一致 を前提とした 民主主義的な資本主義 が、 3度目の地殻変動 で崩壊しつつあるというわけだ。

A氏 :「 利子率革命 」では、投資家が満足するような リターン が得られなくなったということだね。
  投資資本の行き場がなくなったということか。
  しかし、 中国やインド は成長をしているのだから、そこへの 投資は リターン は期待できるのではないかね。

水野氏 の試算では、新興国の近代化には 年間最大 6兆ドル の投資需要があるとしている。
  しかし、現在、すでに リターン を求める 余剰マネー 140兆ドル

  そして、 1865年から1998年 まで、 名目GDP 1% 増えると 雇用者報酬 1% 増えるという関係にあった。
デモクラシー の時代だね。

  それが、 1998年 から、劇的にその関係は変わり、仮に 10兆円 名目GDPが増えても、 その分をすべて企業が持っていってしまう という関係になった。
  賃金はむしろ低下しつつある。
  すなわち、「 資本 」と「 国民」 は分離してきた。

A氏 1998年 というのは、奇妙な年で日本では自殺者が今までの 2万人台 から 3万人台 に一挙に上昇した年だね。

:すでに ターン の期待を失ったマネーはどこへ、どう動いたか。
 なぜ、 グローバル化 格差は拡大 し、 労働者は貧困化 するのか。

 明日は、そのあたりをこの本でさぐってみたいね。






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Last updated  2012.08.01 22:11:33
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