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私 :4つの革命、すなわち、「 利子率革命 」「 貨幣革命」「価格革命」「賃金革命 」のうち、「 利子率革命 」は、今まですでに話題にしてきたね。
A氏
:日本は 1997年9月以降
、 超低金利の人類史上最高記録を更新
しているということだね。
実物投資では利益があがらなくなってきたというわけだね。
私
:日本を先頭に 低金利
は先進国に共通した状況だね。
これを打開するために、編み出されたのが、アメリカの レバレッジ
だね。
無から有の新しい貨幣 100兆ドル
を創出した。
「 擬似貨幣
」の創出だね。
これが「 貨幣革命
」で、株式交換で企業買収できるので、 株も貨幣
となった。
従来の貨幣と意味が大きく違ってきた。
株 価
が ネットバブル
の崩壊で値下がりすると、次いでアメリカは 住宅ローンを証券化
した。
「 価格革命 」は、従来に見られない 基礎的な資源の「非連続な高騰」 だね。
A氏 : 原油価格 は、代表的な例だね。
私 :原油は、 2002年末 までのおよそ 30年間 、第1次オイルショック、第2次オイルショックがあったが、平均値1バレル 21.4ドルを中心 として、 下限13.3ドル から 上限29.2ドル の範囲の中で上下運動を繰り返していた。
ところが、 2003年
になると、供給ショックが起きたわけではないのに、 原油価格
は上限を超え、 2004年7月
には一時、1バレル 147ドル
に達し、現在も 80ドル超。
20ドル
前後の安定した範囲に戻る気配はない。
この原因は、新興国の発展で、 石油を消費してきた先進国 10億人
から 60億人
と 原油需要が拡大
したためだという。
先進国の旧勢力と新興国の力関係が逆転しているので、 旧システムの価値体系
では事態に対応できない。
A氏 :「 価格革命 」は、原油に見られるように、 資源価格の高騰 だね。
私
: 資源価格
が上昇し、 交易条件
が悪化すると、企業はその 利潤の減少分
を 労働分配率
を減らすことで補おうとする。
労使の共存関係
は崩壊し、 GDP
が増えても 労働者の賃金
は下がり続ける。
A氏 :それが「 賃金革命」 か。
私
:日本人の 一人あたり名目賃金
は、 1997年
をピークに以降、 下降局面
に入り、 2010年
で、 10.7%
減。
一方、企業の 営業利益
はその間、 1.5倍増
。
配当金
は 3倍増
になっている。
A氏
:資本と労働の成果として生み出される 付加価値
をすべて資本側に回すというのが「 賃金革命
」の背景にあるね。
「 賃金革命
」とは、 GDO増
に無関係に、 労働者の賃金の持続的な低下
だね。
私 :この二極化の話は、明日、さらに進めていこう。