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私
:この本は、最近話題の TPP
をタイム・トラベルで過去・19 30年代
まで遡りながら解説するという変わった方法をとっている。
しかし、読了するとやはりオーソドックスに、歴史の順序にそって解説してもらったほうがわかり易いように思ったね。
A氏 :君は、経済は 浜矩子 、 水野和夫 、 榊原英資 ファンだね。
私
:本と逆の順序でまとめると、まず、トップは 1930年代
だね。
1920年代
頃は アメリカ
は、意外にもきわめて 保護主義的な通商政策
を展開する国だったんだね。
A氏 :今は、 市場原理主義 の中心国で、 自由主義の権化 みたいな国だがね。
私
: 1929年
の恐慌の発生を受けて、 1930年
、 アメリカ
は2万品目の輸入品について一気に平均 50%
近くの 関税引き上げ
が実施された。
当時の通商基準では、想像を絶する 輸入禁止的水準
となった。
極端な保護主義だね。
これは、世界中の 輸出産業
を直撃した。
A氏 :国際的な 貿易量 は減少するね。
私
: 1929年
をピークに減少し、 1932年
は 60%
に減ってしまう。
世界の経済はブロック化して、それぞれ 高関税
を競争のようにかける。
ブロック経済主義
によって、世界経済はズタズタになる。
しかし、その頃から、 アメリカ
は 世界最大の生産国
になっている。
だから、輸出もかなりしており、このブロック経済化は、 アメリカの輸出減
となり自国の損失が大きくなる。
A氏 :極端な 保護主義 は結局、自国経済の損失につながるね。
私
: アメリカ
もこれに気づき、 1934年
、 ルーズベルト大統領
が「 互恵通商協定法
」に署名する。
アメリカの輸出を伸ばせるように、各国に関税引き下げの交渉をはじめる。
同時にアメリカも関税を下げる。
互恵だね。
当時としては、先進的な行動であった。
明日は第2次大戦後の世界の 通商問題 に移ろう。