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Ryu-chan6708

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2012.09.21
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【送料無料】誰も書かなかった世界経済の真実 [ 浜矩子 ]

GATT によって、各国の関税を下げる交渉は、 1947年 から始まるが、大きな多国間交渉は、 1964年から1967年 まで続いた「 ケネディ・ラウンド 」だね。
  アメリカは、日欧の復興が終わった 1960年代 から、貿易黒字が減少しだした。
ドルの基軸通貨 としての不信が始まり、唯一の 金本位制 のアメリカに対して、各国が金との交換を要求するようになった。
 こういう アメリカ経済の変化 に対応して ケネディ大統領 輸出振興 を打ち出し、各国の 関税 50% 引き下げ交渉 に乗り出した。
  「 ケネディ・ラウンド 」の名前はそこからきている。

A氏 :現在の TPP への アメリカ参加 が、 輸出振興による雇用増大 という オバマ大統領 の政策が背景にあるのと似ているね。

:「 ラウンド 」というのは、ボクシングやゴルフの「 ラウンド 」と同じで「 一巡して決着を見る 」という意味だ。
  「 ケネディ・ラウンド 」は参加 62カ国 が原則として「 一括・一律・均等 」に関税を引き下げるという 包括交渉方式 がとられた。
  その成果は 約3万品目 の貿易対象品の平均 35% の関税引き下げとなった。
  この「 一括・一律・均等 」はもめにもめて、狙った 50% 引き下げは 有税品全体の65% にとどまった。
  しかし、それまでの一連の「 ラウンド 」とは貿易金額的に桁違いの 自由化効果 を勝ち取った。

A氏 :ケネディ大統領の偉業だね。

GATT の次の「 ラウンド 」は 1973年 から 1979年 までの「 東京ラウンド 」だ。
  このときに新たに問題になったのは「 非関税障壁 」だね。
  特に日本の「 非関税障壁 」が問題になる。

A氏 :日本の流通過程の複雑さ、品質の厳しさ、国内産業の保護、日本語の書類の煩雑さなどだね。

日本語 そのものが「 非関税障壁 」だという極論も出たという。
  「 東京ラウンド 」では、 農業分野 が本格的な関税引き下げ対象となる。

  その次に 1986年 から 199 4年 までの「 ウルグアイ・ラウンド 」がある。
  ここでは、従来からの 関税・非関税分野 に加えて、 投資・サービス・知的所有権・紛争処理の各分野 が交渉対象に加わった。

A氏 :だんだん、 TPP に近づくね。

:しかし、対象分野の拡大は、 GATT の範囲外となり、 1995年 、「 WTO ・World Trade Organization・世界貿易機関 」の設立ともに、そちらに移行する。

 明日は、 WTO の話に移ろう。






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Last updated  2012.09.21 19:05:16
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