知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2013.07.18
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類




【送料無料】冬の旅 [ 辻原登 ]
辻原登 氏の小説は、すでに 2006年 大佛次郎賞 の「 花はさくら木 」とその後の「 許されざる者 を読んでいて、この「 冬の旅 」は3作目だね。
350頁 を超える長編だ。

 これは主人公 緒方隆雄 の転落とそれをめぐる人物の物語だね。
 前にこのブログでとりあげた「 東京難民 」と筋が似ているね。
 もっとも「 冬の旅 」の舞台は大阪を中心とする関西だね。

 本では話が前後するので、緒方隆雄の足あとを 年代順 にまとめてみた。

 小説には明確に隆雄の 生年月日 を書いていないが、推定するに 1950年 頃だね。
 一人っ子らしい。
はある大手メーカーの経理マン。
隆雄 中学1年 の時に 女をつくって家出
 以来、行方知らず。
母親 保険の外交員 として働く。
 隆雄は関西の県立高校を出て専門学校に行く。
 しかし、面接まで行くが就職はできなかった。

A氏 :すでに片親では就職には不利だね。

:次にコンピュータの専門学校に行く。
 途中で広報誌作成のコースに変更。
 ところが、アルバイト先の 食堂チェーン店 に気に入られ、ここに 正社員 として就職し、 寮生活 で順調に過ごす。
 しかし、給与は安く、3年で店長補になったが給与は 20万 にならなかった。


  ところが、その頃、変なことで ホモ と誤解され、これが上司、職場に嫌われる。
 退職勧奨され、やむを得ず辞職。
23歳 で失業する。
を出て、 ワンルームマンション を借りた。

A氏 :運が悪いのかね。

ハローワーク に通い、 1993年 新興宗教団体 の広報の仕事にありつく。
 教祖は老人だった。
 3ヶ月後には 正社員 となり給与は 20万 になる。

 入社 2年目 1995年1月17日 阪神淡路大震災 が起きる。
 教団は、救助隊を神戸に派遣する。
隆雄 も加わる。

A氏 :救援に最初に駆けつけたのは 山口組 で、ついで オーム真理教のような宗教団体 だというね。
オーム真理教 はこの2ヶ月後、 地下鉄サリン事件 を起こすね。
陸上自衛隊 は、翌 1月18日 午前6時に救助活動を開始する。

:小説では震災の生々しさを伝えているね。
 この救援活動で、隆雄は 看護師 ゆかり と知り合う。
ゆかり は家族を震災で失う。

 震災後、 ゆかり と偶然、大阪で再会し、それから交際が始まり、やがて 結婚 する。

A氏 :ようやく普通の生活ができるようになったね。

子ども はすぐにつくらないということで、結婚して 1年半 たったとき、妻の ゆかり が自分の持ち物を持って忽然と姿を消す。
 後を追う手がかりも残っていなかった。

 実は まゆみ は震災による借金を返すために高級クラブでコールガールのような存在になっていたんだね。

A氏 :不幸な結婚だったね。

:そんなとき、隆雄の教団に対する架空請求など、 経理の不正 が見つかる。
 彼は 30歳を目前 に解雇される。

A氏 :これは自己責任だね。

:また、 ハローワーク通い となる。

 この後の彼の行動は明日にしよう。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.07.19 17:01:09
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: