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Ryu-chan6708

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2013.08.30
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【送料無料】永続敗戦論 [ 白井聡 ]

:「 永続敗戦 」を可能とした 最大の原動力 は、 戦後日本経済の成功 だ。

  そして 絶対的な平和主義 憲法 上、規定しながら、 アジアの戦争 朝鮮戦争とベトナム戦争 経済的発展の好機として利用 したね。

:「 絶対平和主義 」は守られるべき価値として機能していたのでなく、それが 実利的に見て便利 だったからだ。

  だから、 米国の世界戦略 に適応する形で、 自衛隊創設 などの 解釈改憲 が進行してきた。

 本来、 対米従属を批判する勢力 は、このような 実利的な平和主義 を精算すべきだった。
 しかし、「 継続敗戦」派の 力が強くてできなかった。

 かくして「 平和主義は戦後日本社会の中心的な価値観として確固したものになった 」という 幻想 は放置され、 批判勢力は思考停止 になった。

思考停止 がもっとも顕著に現れるのは、 核兵器 をめぐる議論だね。

A氏 :日本は「 唯一の被爆国であるーーー 」という繰り返しの言葉からは「 いかなるかたちでも絶対に核兵器に関わらない 」と 直結 する。

:本来ならばこの言葉は 論理的 に見て、 二通りの結論 を導くことができる。
1つは 、「 核兵器は絶対に拒絶する 」というもの。
2つ目は 2度と再び他国から核攻撃されないように進んで核武装する 」というもの。

2つ目 の例は 民族絶滅の危機 ホロコースト )の経験から 核武装したイラエル だ。

白井 氏は、 日本の核武装反対論者 だが、「 唯一の被爆国 --」 から「 核兵器にかかわらない 」と 自動的 に続くことを「 思想の衰弱 」としている。

A氏 :そして、一方でこの感情に乗って「 非核3原則 」をきめながら、「 沖縄核密約 」を米国と取り交わし、 核武装 について 西独に話を持ちかける政権 が出てくるね。
 「 」がない。

:真剣なのは何もない。
 真剣なのは国民をだますことだけだ。
 いや、国民だって進んで騙されていたのかもしれない。

A氏 :この国は、 負け戦 の果てに「 核攻撃を受けた 」のだね。
負け戦 の終わりを「 国体護持 」にこだわり、 ポツダム宣言 受諾を躊躇し、もたもたしている間に 原爆を2発 落とされ、 ソ連の参戦 を招いた。

:その「 国体 」とは何か。

 それは 米国従属国家 として生き延びたことだ。
本土決戦 を回避して、 天皇象徴制 も、 平和憲法 も、 米国の国益の範囲 でなんとか生き延びた。
本土決戦 となり、国民がばらばらになり、自分で自分を守り判断するという機会やそれによる 革命 は訪れなかった。
 「 革命より敗戦がまし 」というのが 戦争終結の決断の本質 だった。

A氏 :「 国体 」とは自主的決意による 革新・革命の絶対的否定 を意味する。

 だから、「 国体護持 」を実現したかたちでの 敗戦 は、 敗北 という外見に反して、 革命が起きそうな事態を天皇制国家の支配層が排除した華々しい勝利 にほかならないというわけか。

白井 氏は 、原発事故の例 をとって、その「 永遠敗戦 からの脱出 を次のように言っているね。

「『 各人が自らの命をかけても守るべきもの 』を真に見出し、それを合理的な思考によって裏付けられた確信へと高めることをやり遂げるならば、 あの怪物的機械(原発) は止まる。

 なぜなら、それはわれわれの 知的及び倫理的な怠惰 燃料 にしているのだから」

 明治からの政治システム も高度な精密機械だが、所詮、 伊藤博文らによる発明品 であるにすぎないというわけだ。

A氏 :しかし、 原発事故 はまだ 除染 だの 汚染水 だのでモタモタしているね。

 「 原子力村 」の 強力な専門家 たちは消えてしまったようだね。
 「 」を感じたのか、逃げたのか。

:この本は 、思考の柔軟性 がないと、吸収できないだろうね。

 この 5回 のブログ・シリーズの初回でふれた 水野和夫 氏の 書評 のように、「 顔面に強烈なパンチを見舞われ、あっけなくマットに仰向けに倒れこむ心境になった 」ということは、氏が 思考の柔軟性 を持っていたからだろうね。








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Last updated  2013.08.30 08:33:19
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