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私 :昨日のブログに書いた企業は、 ISO9001 を 15 年 くらい前にとっている。
最近、 審査料 が安い 審査機関 を変えたといっていた。
審査もまぁまぁのレベルだと言っていた。
A 氏 : ISO9001 はだんだん 日本企業 では取得した企業が増えて、 審査機関 同志の競争が激しくなってきたんだろうね。
たしかに初期の頃は 審査料 は高かったね。
私 : ISO9001 をとると後は規格の改訂がない限り、 維持審査 という軽い審査が、年 1 回か 2 回ある程度だね。
A 氏 :システムは同じだから、 維持審査 は同じことの繰り返しだね。
だんだん、マンネリ化してきて、俺の知人の会社では、審査員とほとんど 世間話 で終わると言っていた。
私 :ところが、 ISO9001 をとっても 少しも品質向上になっていないではないか という批判が以前からあり、 ISO9001 の 効果を疑問視 する声が多くなってきている傾向がある。
これに対して、 審査機関 は もっとしっかり審査をやれ という指示が 元締め機関 からきているらしい。
A 氏 :具体的には 不良品やクレームが減った かだね。
私 :しかし、それは ISO9001 審査員にはムリな役割 だね。審査員は業種別になっているが、分類が粗いので、 専門性が低い 。
ISO9001 は マネジメントの審査 だから、規格の専門知識があるが、 品質を作りこんでいる現場の技術的な内容は詳しくない 。だから、品質向上と言っても個別企業の業務の 技術的なアドバイスはムリ だね。「 もっと紙を増やせ 」という ムダとなるアドバイス になるのが落ちだ。
A 氏 : 昨日のブログ でふれた工場のように、「 ドイツの工作機械に換えたらどうか 」というアドバイスは、よほど審査員が 工作機械に熟知 していないと言えない。
しかし、そういう 品質をおり込んでいる現場技術を向上しない限り、品質は向上しない 。
私 : ISO9001 の限界 を知らないと、 現場軽視 になり、かえって 品質向上を阻害する もとになるという 矛盾 を起こすね。 限界を知ることだね。