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私 : 半藤 氏は公開中の 映画「日本のいちばん長い日」の原作者で昭和史家 。
この作品は、 終戦時の軍事クーデター を描いているが、 半藤 氏は「いま 安全保障 を考えるとき、 軍の存在 が 抑止力 になるという『 軍隊による安全 』という視点ばかりが正面に出てきていおり、本来は『 軍隊からの安全 』という視点も必要なはず」だという。
戦後 70 年 もたった今の日本には「 軍隊からの安全 」に関する意識が無いという。
A 氏 : 半藤 氏は「 特攻隊を題材にした『永遠の0』がヒット したが、 特攻を作戦化し命じた立場にありながら戦後ものうのうと生きのびた指揮官たち を私は実際に知っています。
でもそういう 本質的な構造の問題 より、 若い隊員の純真さとか勇気の方に焦点を当てて特攻が語られてしまう 。 歴史が物語になっている と感じました」という。
私
: 物語にしないための「戦争の歴史の語り方
」について、 半藤
氏は「 当時の日本政府
が国民に『 焼夷弾はそれほど恐れるものではない
』というメッセージを出していたのはなぜか、米国はなぜ、 非人道的な無差別空襲という手段
を採ったのか、
空襲を指揮したカーチス・ルメイ氏に日本政府は戦後、なぜ叙勲したのか
。
事件や関係した人々について多角的・総合的に考えること
で、歴史を学習していくことはできると思っています」という。
A 氏 : 安保条約 で国民が法案に相当に反対をしても、 今年4月 、 安倍政権が米国政府との間で約束を交わしてしまった ときから、 安倍首相は関係ないものとして扱う だろうと 予測 していたという。
私 : 漫画家の小林よしのり 氏も同じことを言っていたね。
出来レース だとね。
半藤
氏は 安保法制への批判
も、 現実主義の視点
からしているという。
中東へ自衛隊の精鋭部隊を送ったら日本列島の守りは薄くなる
。
それをカバーするための 軍事費の膨張 は、 経済や財政の現状 に照らして可能なのか、
そういう議論をすべきだという。
原発 についても、 地政学的に海岸線が長い日本 には、もともと 敵からの攻撃を防ぎにくい弱み があるのに、 海岸線に40基以上も原発がある。
それを攻められたらお手上げだ という。
原発再稼動の推進 は、 安全保障の抑止力低下になる とは 皮肉 だね。
半藤 氏はこの先、こんなに 自給自足ができない国 、 借金が1千兆円もある国 が「 大国 」になれるわけがない。
それが 日本の現実 ( 現在地 ) だと 半藤 氏はいう。