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A 氏 : 29日の東京株式市場 は、 中国経済の先行きへの不安 から全面安の展開となり、 株価 の終値は1月16日以来、 8カ月半ぶりに1万7000円を割り込んだ ね。
原油価格の低迷 から 世界の投資マネーが株式市場から逃げ出すとの見方 も浮上。
株安に歯止めがかからない状況 が続いているという。
私 : 急落のきっかけ となったのは、 前日に発表された8月の中国の「工業企業利益」という統計 だったという。
前年同月に比べて 大幅に悪化 したことを受け、 欧米株 が総崩れになり、 東京市場 も売り一色になった。
普段は材料視されない統計なのに、 中国経済の先行きに敏感になっている市場 が反応したとみられる。
A 氏 : 中国経済の減速などで経営不振に陥った第一中央汽船 が、 民事再生法の適用を申請 したことも投 資家の不安 につながったようだね。
また、 日立建機
は 29日
、35歳以上と定年後に再雇用した社員を対象に、 早期退職を募集すると発表
した。
中国やロシアなど新興国市場で建設機械
の需要が減り
、 鉱山の生産量が減って鉱山機械も需要が低迷している
ため、社員を減らして 収益構造の改善
を図るためだという。
私 :一方、 原油価格下落の影響 で、世界的に リスク回避の動きが強まっている、との見方 もある。
市場 では、 サウジアラビア通貨庁(中央銀行) が 原油安による財政難 のため、 米国などの運用会社に投資していたお金 を 最大700億ドル(約8兆4000億円)引きあげる指示を出した 、との報道が話題になっており、 グローバルなオイルマネーが、株式市場から逆流していることへの警戒感 が強まっているようだね。
A 氏 :昨夜 、 TV の報道ステーション を見ていたら、 安倍首相の「アベノミクス・セカンドセカンドステージ」に失望した というのも 株価低下の一因 のようなことを言っていたね。
私 : 朝日新聞 は 今日の「耕論」欄で 「 変調する中国経済 」を取り上げ、 3人の専門家 に意見を聞いているね。
中国経済 は現在、 デフレ状態 で、 経済成長のスピード は落ちるし、克服には 3~4年 かかるとみられ、 短期的にはかなり厳しい情勢 だという。
根源的な問題は政治にあり、 金融やエネルギーなど主要分野で独占的な地位を占める国有企業改革の遅れに、象徴的にあらわれている という。
しかし、 長期的には楽観論
だね。
それが当たるかどうか、見極めが難しいところだね。