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私 : 長野県軽井沢町 で スキーツアーの大型バス に乗った 14人が死亡した事故 では、 バス会社のルーズな管理体質が今回の事故の根本 にひそんでいるようだね。
A 氏 :まず、「 運行指示書 」だね。
バス会社が詳細な行程を運転手に示す 「 運行指示書 」には、 途中の経路が全く記載されず、出発地と到着地しか書かれていなかった という。
指示書 は、休憩のタイミングや安全なルートなどを検討してバス会社が作成し、 運転手の交代地点なども示して安全運行につなげる目的 がある。
今回とは 別のツアーの指示書 でも、 途中経路が記載されていないものが複数あった という。
私 : 出発時や到着時に運行管理者が運転手に声かけで安全確認する「点呼」の記録簿 では、今回の ツアーの運行終了時に行うべき点呼を実施したとする虚偽の記載があった ことが判明した。
今回のバスの 運転手の健康チェック は 社長の担当 だったが「 遅刻し、運転手が先に行った」と釈明 したが、法律ではバス会社の 運行管理者など が出発前の運転手に対面し 、病気や過労の有無を尋ねる健康チェックやアルコール検査などの点呼をするように義務付けている 。
A 氏 :今回は点呼を怠っていたにもかかわらず、 点呼を終えたことを示す社長の判子を別の社員が事前に押していたという。
例の 横浜の傾斜マンションで問題になった 「偽杭打ちデータ」 と同じだね。
今回の事故の2人の運転手の健康チェック は 出発前日 に 所長 が行い、「 健康チェックを実施し、現地に到着した 」とする記録をつけていた。
到着どころか、途中、大惨事を起こした のにね。
同様の事例は過去に複数回あり 、 社長 は「 心の緩みがあるかもしれない 」と 土下座 したというが、「 心の緩み 」でなく 確信犯 だね。
私 :監査で 運転手の乗務記録 などを調べたところ、 複数の運転手が国が定めた勤務時間の上限を超えていた という。
事故の運転手2人は直近の健康診断を受診しておらず 、 乗務記録と乗員台帳の記載漏れや、健康診断記録の保管の不備も見つかった という。
事故を起こした時の運転手 は、 1年前入社 で この碓氷峠の道路 はなれておらず ツアーのロングボディの大型バスの運転 は初めてのようだった。
事故は起こるべくして起きた